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長い家の殺人
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長い家の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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俯瞰図があるので一瞬でトリックを想像できてしまうのだが、まさかそんな幼稚で運頼みの無理な答えではないだろうと序盤に排除するのだが、結局それが落ちというガッカリ感に襲われる | ||||
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トリックは、多分、建物の図を見ればすぐに分かると思う。 それから、中谷美紀の某ドラマを見ていた人も。私がそうでした。 わかったうえで読むというのも結構辛いですが、展開が退屈なのも難。 あっちいったり、こっちいったり、随分動き回る語り部ですが、結局さしたる収穫もない。 そして最後に探偵が登場すると、ものの100ページで解決。 要するに中編小説としてまとめられる内容だということです。 それを長編として肉付けすると、まあ随分と退屈な展開が続くわけで。 | ||||
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島田荘司「ミステリー史上に残ってしかるべき大胆なアイデア、ミステリーの原点」 ...これは全くの贔屓の引き倒しで、的外れにも程があります トリックも背景も本当に習作程度の出来で、よくもこれでプロ作家としてデビュー させたものだと呆れるばかりです この信濃探偵シリーズはどれもこれもレベルが低いのですが、その後の作者の活躍は みなさんご存じ?の通りで、まさに大化けしましたね、島田さんの奇跡の眼力に脱帽 です 本来は★1つが妥当ですが、若気の至りの作品ということでサービスして★2つにいた します | ||||
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ほんの数ページ読んだだけでトリックがわかってしまうという 皆さんの指摘通りなんですが、とにかく読んでて辛い。 こっちはとっくにトリックがわかっているのにずーっと見当違いの 序盤の探偵役の推理を読まされて・・・・ふぅ・・・・・ | ||||
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トリックは、途中で分かってしまいました。部屋番号がαやβの時点で、ミステリーを読み慣れた人であればピンとくるのではないでしょうか? ですが、自分が最も気になったのは、登場人物の言葉使いや展開の不自然さでした。類型的な推理小説そのままという感じで、登場人物に全くリアリティが感じられない。実際にこんな奴はいないだろう、と言いたくなります。 この作品には、素人が良いトリックを思い付いたから、とりあえず本格推理を書いてみよう。という感じで、トリックだけを中心に書き進め、他の部分を完全にないがしろにしてしまったという印象を受けました。いくらデビュー作と言っても、こんなに稚拙な作品で良いのでしょうか。 | ||||
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5人組音楽グループの合宿で起きた失踪、殺人事件。 冒頭から音楽の表現が多く書かれていて、作者の感性を感じさせました。 しかしその他の場面描写は弱く、最低限の情報のみで構成されているように思えます。 そのため散りばめられているヒントがとてもわかりやすく、浮いて見えました。 トリックに関しても、大胆ではありますが現実性に欠けるというのが印象です。 キャラクターの証言も、読後に読み返してみると何故そうなる?と首をかしげるものもあり、 全体的に作者の希望的観測で出来ているような、もやもやしたものが残りました。 そして漫画のような帰国子女丸出しの、独善的な探偵役がとにかく鼻につく。これが一番読んでいて辛かったです。 とはいえデビュー作と考えれば、荒削りも魅力でしょうか。 巻末の作者と島田荘司氏とのなれ初めは一見の価値あり。 | ||||
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これでデビューできたのは幸運だったなあ。 「トリックを思いついたので使ってみたくて書きました」という典型的な作品だと思う。とても「葉桜・・・」と同じ作者だとは思えない。 一番ひっかかるのが、だれもこんなトリックを使って犯罪を行おうとはしないだろう、と思われることだ。だって、冷静に状況を考えてみたら、偶然犯罪が露見する確立が高いもの。もちろん多少の偶然があったから登場人物の推理が可能になるわけだけど、もっと決定的に、ばれる可能性があるじゃないか、と思った。 探偵役が唐突に現れて、一人でばんばん推理していって、それまでストーリーテラーだった人物も、読者も置いてけぼり。 登場人物の会話も言葉遣いも、気色悪い。特に女性のキャラにはあまり好感が持てない。 ずいぶん糞みそに書いたけど、このデビュー作から今の作品に至るまで、随分成長されたと思います。歌野晶午はこの本が初めて、という人、この作品だけで評価しないでくださいね。 | ||||
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作者のデビュー作。本作のアイデアを持って島田荘司氏を訪ねた所、一発でトリックを見破られて泣きながら帰ったと言うエピソードがある程拙劣な作品。 それはそうだろう。冒頭であれだけ執拗に部屋番号の事を説明すれば誰でも気付くアイデアである。こんな作品でも、新本格がブームだった頃は刊行されたのだ。 その後、本格ミステリは諦めて別の方向に走ったのは正解だと思うが、そちらでもマトモなものは書いていないようだ。作者の力量不足を如実に示した低劣な作品。 | ||||
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出版社の内容紹介によると『コロンブスの卵にも比すべきトリック』ってことでしたが… さて、一体どんなトリックが仕掛けてあるのか? 期待を込めて本書を手に取った …… う〜〜ん…このトリックどっかで見たことあるぞ(汗) コロンブスの卵にも比すべきトリックって随分、おおげさな書かれ方のわりに見覚えのあるトリック…残念!! まあ歌詞に隠された暗号は良い方じゃないすか? …とはいっても話としては悪くないので、デビュー作としては無難な一歩だと思います | ||||
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私にとって推理小説読む上でハウダニット(トリック)は二の次なんですが(読ませる文で、ホワイダニットが納得できればそれで良し的なところあり)、ここまで簡単に分ってしまうのもなんだかなーと思います。 まあ、「え!?こんなすぐ分っちゃうもの?間違えてる?」という思いがあって、謎解きはそれなりに楽しく読めましたが。 それにしてもハウダニットものを読む時感じることが多いのですが、どうしてこう推理小説の会話文はステレオタイプのが多いんでしょうか。実際にこんな会話してる人間いますか、この世の中?聞いたことないんですけど・・・。 非常に、非常にストレスの多い1冊でした。 あるいは、デビュー作ということで、これ以降どんどん面白い作品を出されているのかもしれませんが、どうにも次の作品に手を出すことができず・・・。 歌野晶午初見の方にはお薦めしません。ファンになった後、「そうか、デビュー当初はこんなの書いてたのね」の方が幸せな気がします。・・・あくまで、個人的な感想ですが。 | ||||
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