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13時間前の未来
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13時間前の未来の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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私は普通に面白かったです。 評価を下げているのはタイムトラベルに対して強い固定概念を抱いている人だけです。 私は今の主流である量子論他タイムスリップ系の知識はあまりありませんが、よくわからないファンタジーアイテムでタイムスリップしているあたり、この本にがちがちのSF考察を期待して読むのは読者がおかしいのです。 この本の良い所 ・お話全体としての緊迫感と勢いがこの本の魅力的 悪い点は名前のせいで本格SF小説を期待されるところでしょうか? 実際のこの小説の成分としては、アクション>SFで、更にはロマンス小説の香りすらしました。 | ||||
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なんでこんなに面白いのに絶版なのでしょう。 タイムワープものですが、推理小説との融合が凄い。 | ||||
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上巻読んだら止められない。次のタイムワープが待ち遠しくて一気に最後まで読んでしまいました。 | ||||
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タイム・トラベルものではあるのですが、設定がユニークです。 妻を殺され、しかもその犯人として尋問を受けると言う、これ以上ない不幸な立場に置かれた主人公が、「金の懐中時計」を手にすることによって、過去に遡って、事件を解決してゆきます。 しかも、それは2時間前に戻って1時間過ごし、又2時間前へと言う具合です。 その度に、事件の真相に迫ってゆくのですが、協力してくれた他の人が死んでしまったり、妻が別の形で死んだりと、なかなか上手くゆきません。 そして、最後は・・・。 章立ても、第12章から始まるというところに、先ず驚かされます。 事件の真相に迫ってゆくと共に、主人公の行動がいろんな人に影響を与えてしまいます。 おそらく、作者がこの作品を書いたのも、そこが言いたかったのではないかと思います。 来年、映画が公開されるそうですが、確かに、映画にしたくなるよなサスペンスフルな作品で、スピード感があり、一気に読み上げたくなる作品です。 | ||||
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なぜ、こんなに評価が低いのか理解に苦しむ。個人的にはページをめくるのがもどかしいほど、面白かったのだが。 確かにコアなSFファンから見たらツッコミどころ満載だし、もうちょっと簡単に事態を収拾できるのでは??と思わないこともない。しかしながら、著者のストーリーテラーぶりはたいしたもの。ストーリー構成は波乱に満ちていて、構成も破綻していない。誰もやったことのない設定でまとめきったのは、まさに職人芸。これはSFではなく、あくまでもファンタジーなのだ。 まあ、同じような分野の「リプレイ」に比べたら、確かに格落ちであるが、読んで損はない。この手のお話が好きな方にはお薦めである。 | ||||
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妻を殺された主人公が過去にさかのぼって妻を救おうとする。小説好きなら絶対に見逃せない舞台設定だろう。大いに期待し、大いに裏切られた。 謎解きを期待していたのだが、謎解き、少なくともロジカルな謎解きは一切ない。安っぽいアクション小説に終始している。 第一タイムトラベルもののセオリーをまったく無視していることが気に入らない。タイムトラベルのしくみがいい加減なことや、主人公が過去をいじることの影響にまったく触れられていないのはまあ許すとして(許せないか)、時間をさかのぼるごとに何度も過去をいじって、最後の結果だけが未来に影響するというのは虫がよすぎる。それに過去に戻ったときにもうひとりの自分がいないのはどうしたことか? 残された時間が少ないのに、主人公が余裕をかましているシーンが多いのも気になる。もっと言えば、妻を救うための行動自身も不可解なものが多すぎる。 B級でもおこがましい、C級作品だ。 | ||||
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変った題名だが、時間遡行というSF的趣向を採り入れたサスペンスである。冒頭は"第12章"で、警察の取調室で主人公が妻殺しの容疑で検挙寸前の所から始まる。そこに謎の人物が現われ、主人公に「妻の命を助けるチャンスがある」と告げる。そして、章の終りで主人公は2時間前にタイムスリップし、次の章で1時間過ぎると再度その2時間前にタイムスリップするという具合に、各章の冒頭で1時間づつ時間を遡り、そのリミットが12時間という趣向。タイムスリップした世界で主人公以外の人間は通常の行動を採っている。通常のタイムリミット物を時間的に逆向きに映すためにSFの力を借りたという形。 そして、第9章で主人公は生前の妻と会うが、作者がタイムパラドックスの問題を完全に無視している事が改めて分かる。主人公の言動が妻の命を救ったとしても、飽くまでパラレルワールド中の異世界での話で、冒頭の世界での主人公の嫌疑が晴れる訳でもなければ、妻の命が救われる訳でもない。そして結局、妻はこの世界でも殺害され、この段階で本作の趣向は霧散してしまい、物語の求心力は殆ど無くなったと言って良い。更に過去にタイムスリップして妻を未然に救ったとしても、パラレルワールド中の複数の異世界において妻は既に殺されている訳だから。後は通常の犯人・動機探しである。これがまた凡庸な展開で読み進めるのに苦労した。章に跨る同じ記述の繰り返しには特に閉口した。何より、主人公がタイムスリップした世界の中で遭遇した事象を、以前(未来)の章(世界)で覚えていないという事実が主人公の行動の無意味さを露呈している。結末もご都合主義に過ぎて、呆然とさせられる。 パラレルワールドという問題を扱うには作者の意識・手法が拙劣過ぎると感じた。我が筒井を是非見習って欲しいとも思った。まさに"趣向倒れ"の一作と言って良いだろう。 | ||||
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突然最愛の妻が惨殺され、容疑者として取り調べを受ける主人公。凶器や証拠が容疑を裏付け、 追いつめられていく状況の中で現れた謎の男。直前の12時間を1時間ずつ遡り、過去を変える ことができると渡された懐中時計。 この本は12章から始まって1章まで戻り、最後の13章が13時間前の状況で確定された現在になります。 過去に戻れば事態が改善されすぐにハッピーエンドになりそうですが、行動した事でさらに複雑化 して現状が悪化。同じ日に起こる飛行機の墜落事故も絡んで、一つ良くすると別の悲劇が起き タイムリミットが迫る、ノンストップサスペンスです。 タイムトラベルに謎解きにアクション、連続ドラマか映画になったら面白そうと思ったら、2012年 映画化決定との事でまたそれも楽しみです。 | ||||
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