夜明け前の死
- FBI (155)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ハリウッドで映画化すれば絶対受けそうな、ド派手なアクションのエンタメ作品。物語の始まりから終わりまでが24時間ほどに凝縮されており、息つく暇も無いほどのスピード感が味わえる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ある朝、地方検事の主人公が目覚めると驚く様な事が続け様に起こり・・・というお話。 この著者に関しては事前に予備知識が全くなく、版元の見識の高さと書名を見て面白そうだと思って購入したのですが、最初はジャケや題名から勝手にクライム・ノヴェルかハードボイルドかと思って読んでみたら、そういう部分もありますが、基本的には巻き込まれ方のサスペンスで、どんどん読む内に西洋風伝奇小説であることが判明し、その後も意表を突く場面が続き、最後は・・・という展開に驚くと同時に呆れる様な読後感をもった次第です。 カバーの著者紹介に依ると、著者はスリルのある事が好きだそうで、そういう志向が作品にも反映されているみたいです。この展開のさせ方はなかなか凄いと思います。普通の作家だったらこういう所でこういう展開にはしないという方向に話が進む所が多かったので。もしかしたらですが、著者はトレヴェニアンの名作「シブミ」を意識したのではないかとも思いましたが、筋違いかも。 兎に角、本書を読むに当たっては何の予備知識もなくいきなり読んだ方が楽しめるかもしれません。それぐらい錯綜する展開に翻弄される楽しさを味わえるので。私が読んでいない著者の他の作品も同じ様な予測不能の物なのでしょうか。今から読むのが楽しみです。 かなりごった煮な感じの伝奇スリラーの秀作。機会があったらご一読を。 | ||||
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