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ブルー・ベル
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ブルー・ベルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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悪徳探偵バークシリーズ第三作。ベルというストリッパーの手引きにより、少女売春婦だけ襲う一味を片付けてくれという依頼を受ける。暗黒街を探り始めるバークは、一味の仲間と思われる、空手使いの殺人鬼と凄絶な死闘を繰り広げる事となる。今作もバークと家族同様の個性的な暗黒街の仲間達がバークをサポート。また暗い過去を持つベルとの哀しすぎる愛のストーリーも織り込まれ、600頁弱の大作ですが、期待を裏切らない面白さで一気に読ませてくれました。 | ||||
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少女売春婦だけを襲う、謎のヴァンを始末してほしいという依頼の仲介者としてバークの前に現れたのは、ストリッパーのベルだった。 シリーズ代表作と言われる本書。 バークの前に現れる女性は、皆重く暗い過去を持っている。それは、このシリーズのテーマである幼児虐待にも触れてくるものなのだが、ベルの過去は他のどの女性の物よりヘビィだ、と言わざるを得ないだろう。 まともな両親からのまともな愛情を注がれて育つ事のなかった彼女は、「愛する事」「愛される事」に人一倍飢えていたのではないだろうか。バークへ寄せる熱い想い。決して邪魔にはならない、けれどそばにいたい。愛しい欲しい。そんな彼女の気持ちは、バークの「なんであれ執着はしない。いつも身軽でいる」という過去の!失敗から学んだ経験に基づく教訓すら曲げてしまう。 だから、ああ。このあまりにも切ないラストシーンがあるからこそ、本書は名作と言える。 | ||||
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