ブロッサム
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ニューヨークの裏世界から地方に行ったバークは、いつものゲリラ戦法とはまた違う捜査方法で、連続射殺犯の汚名を着せられたムショ仲間の息子(実の息子ではない)を救うために真犯人を追っかけます。経験則をもとにプロファイリング手法で容疑者を絞って浮上した犯人は、いつもとは違い強烈なキャラクターは持たない、言ってみれば誰が犯人でも良かった感じでした。この小説のテーマは、固い家族愛と少年の成長なので。。 ちょっと正統派ハードボイルドっぽいところも見せますが、やっぱり女性登場人物とバークの絡みは外せないという作法上のこだわりか、知性派として登場したブロッサムをバークの前では娼婦のように振る舞わせる強引かつ不自然なキャラクター転換はかなり興ざめ。かつてのミッキー・スピレインがこうだったから、ヴァクスはスピレインの現代版?それなら単純で漫画みたいなマイク・ハマーのほうが読んでてノレそうな。 | ||||
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アウトロー探偵バークシリーズ第5作。刑務所で一緒だった男の息子が、連続射殺犯の容疑をかけられ親子で逃走。妻からの依頼でインディアナに飛ぶ。今回はホームグラウンドのN.Y.を離れてのバーク。いつものファミリーはあまり登場しないが、「兄弟」以上のムショ仲間との絆の描き方は、作者の十八番とするところ。やはりこのシリーズは良いですね。読み始めた途端に引き込まれてしまいます。バークシリーズの根底にはいつもブルースが流れている。哀しくて切ない。 | ||||
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バークのもとに昔、刑務所で一緒だった男の妻が訪ねてきた。現在堅気に戻った彼は、彼女のいとこの息子がカップル連続狙撃犯の容疑をかけられたため、甥共々逃亡中だという。「兄弟」の危機に、バークはホームグラウンドのN.Yを離れ、インディアナの片田舎へ向かう。そこでブロッサムという名の女と出会い、成り行きで彼女と手を組むことになるが。 本書の読み所は、N.Yから遠く離れ単身で田舎町に乗り込んだバークが、ほとんど仲間たちの援助を得る事無く、単身で事件の真犯人を探さなくてはならないというシチュエーションである。また、ここの物語で表される「兄弟」とは、血縁関係のない、あくまで相互の信頼だけで結ばれている強い絆の関係のことだ。「兄弟」の求めやその身に危機が迫るときには、駆け付け力になる。そんな単純だが力強い絆を羨ましく思った。 また、今回タイトル・ロールに名前を冠したブロッサムは、それまでの過去の悲劇的な体験に人生を狂わされた女性とは全くタイプの異なる、知的且つ勇気のある、銃の扱いにも長ける様な女性だ。ともすれば先走りそうになる彼女を、何とか自分のペースにおこうと苦慮するバークの姿がいつになくコミカル。 | ||||
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バークのもとに昔、刑務所で一緒だった男の妻が訪ねてきた。現在堅気に戻った彼は、彼女のいとこの息子がカップル連続狙撃犯の容疑をかけられたため、甥共々逃亡中だという。「兄弟」の危機に、バークはホームグラウンドのN.Yを離れ、インディアナの片田舎へ向かう。そこでブロッサムという名の女と出会い、成り行きで彼女と手を組むことになるが。 本書の読み所は、N.Yから遠く離れ単身で田舎町に乗り込んだバークが、ほとんど仲間たちの援助を得る事無く、単身で事件の真犯人を探さなくてはならないというシチュエーションである。また、ここの物語で表される「兄弟」とは、血縁関係のない、あくまで相互の信頼だけで結ばれている強い絆の関係のことだ。「兄弟」の求めやその身に危機が迫るときには、駆け付け力になる。そんな単純だが力強い絆を羨ましく思った。 また、今回タイトル・ロールに名前を冠したブロッサムは、それまでの過去の悲劇的な体験に人生を狂わされた女性とは全くタイプの異なる、知的且つ勇気のある、銃の扱いにも長ける様な女性だ。ともすれば先走りそうになる彼女を、何とか自分のペースにおこうと苦慮するバークの姿がいつになくコミカル。 | ||||
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