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連続殺人鬼 カエル男
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連続殺人鬼 カエル男の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全125件 61~80 4/7ページ
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| トリック自体はよくあるパターンかもしれないが、それなりに楽しめた。 中盤の暴動シーンは、ちょっと飽きる。 | ||||
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| 単なるサイコ小説かと思いきや、深淵なテーマを扱った重いストーリー。 物語の序中盤で語られる全体の根幹に関わる重要な件(くだり)で 明らかなミスリードがあります。 〇〇〇が×××であることを示唆する一文。 これは改稿か削除でしょう。 おかげでこの部分が、どんでん返しを十八番(おはこ)とする作者による 謎かけのひとつかと最後まで引っ掛かり、読了後に納得できませんでした。 だから星マイナス1。 でも、物語への吸引力は凄い。 ベテラン刑事を除き、誰一人として登場人物に自身を重ね合わせたくない 稀有な小説。 | ||||
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| 吊るされる、潰される、解体される。 連続猟奇殺人に添えられた稚拙な平仮名ばかりのメッセージが、アンバランスな恐怖を呼ぶ。 ベテラン警部・渡瀬と新人・小手川のコンビが事件を追う。 博学で懐の深い「嫌われ者」渡瀬と情熱が先走る小手川のコンビが魅力的だ。 読みやすさと牽引力はズバ抜けている。寝不足でも途中でやめられない。 高く評価したいのは、パニックになった被害者候補たちが暴動を起こすところ。 何人も人が死ぬミステリを読むたびに、「よく殺されるまでじっとしてるよなあ」と思っていたので、大いに納得した。 これが当然だ。動物だって殺されかかったら必死になるぞ。 普通にサイコミステリとしても高品質だが、終盤で真相が二転三転する。あまりに逆転技が豪快すぎて、不自然な気がしなくもない。 ハードボイルド顔負けのアクションが連発する。どんな小説家よりも、望月三起也のアクションを思わせる。 夢中で読み終えたが、プロットや真相は過去の有名作に似ていなくもない。 が、キャラの立て方やユニークな素材(音楽療法とか)は作者独自のものであるし、ここまで面白ければ最高点しかあり得ない。 | ||||
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| コミカルな表紙絵の一方、重たいテーマを軸としたどっしりとした内容。叙述によるトリックも含め、(一部冗長な箇所を除いて)テンポよく進んで行く展開にハラハラさせられます。他の作品も是非読んでみたいです。 | ||||
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| 口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった! 警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?正体とは?警察は犯人をとめることができるのか? 以上、そんな内容の『岬洋介シリーズ』『御子柴弁護士シリーズ』が素晴らしい中山七里さんの、デビュー作品『さよならドビュッシー(岬洋介シリーズ1巻き)』と同時にこのミス大賞Wエントリーされた作品。 『岬洋介シリーズ』に惚れて本屋で探している時から今作品は見掛けていたものの、表紙絵のカエル男の稚拙過ぎるイラスト(子供向けの可愛いカエル着ぐるみの犯人が包丁を持っている)から、『絶対に面白くなさそう……』というイメージが固定されて未読でしたが、 来週続編が発売されると知り、続編が出る位なら中山さんの自信作なのかも?と思い、読んでみました。 そしたら、予想を遥かに上回るクオリティに驚愕! イラストとは異なり、着ぐるみなんて着ない犯人は恐ろし過ぎる猟奇殺人を繰り返し、町中がとんでもない事になり、警察や刑事すら大ダメージを負う空前絶後のサイコパニックサスペンス作品でした! 刑事物でここまで恐怖を描いた作品はないように感じた程、犯人の邪悪振りが凄まじいし、 読みながら真相への謎の1つは解いていたのに、物語の展開に魅了され過ぎて推理を発展させる間もなく、犯人にビックリさせられました! ミステリーとして見れば、パニックシーンや格闘シーンが長すぎるという意見も理解は出切るものの、 個人的には犯罪と関わった際の恐怖を体感させる作品の方が優れていると、実際に犯罪と関わってから思うようになったので、僕には全てのシーンが必須の神作品でしたし、 同じような猟奇サイコサスペンス作品としては漫画から映画化された『ミュージアム』があり、漫画版は好きでしたが、 同じカエル男猟奇サイコサスペンス作品として、今作品は『ミュージアム』を遥かに超えてるなと思いました! 残虐シーンもあるので読む人を選ぶ作品ではありますが、音楽の深淵を体感させてくれる『岬洋介シリーズ』贖罪の深淵を描いた『御子柴弁護士シリーズ』に加えて、超1級のサイコパニックサスペンスも描く中山さんの作品の幅の広さには、改めて感服するばかりです! サイコサスペンスで恐怖を楽しみたい時に是非オススメですし、続編も凄く楽しみです(^-^*)/ | ||||
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| 連続猟奇殺人鬼の正体を刑事である主人公が突き止めるというストーリー。叙述ものです。 オーソドックスな内容ですが終盤でどんでん返しが待っており、それが中々盛り上がります。 ただ、本書は障害者による犯罪、刑法第39条、犯罪者の更生といった重めの要素が 犯行のトリックと大きく関係しており、それらは物語を盛り上げる上では大いに寄与しているのですが、 あくまでも盛り上げる要素でしかなく、それらの要素を扱ったことへのフォローは最後まで皆無です。 まるで、犯罪者はいつまでも犯罪者、更生なんて無意味なのさ、とでも言われているような終わり方です。 そのため、犯人の凄惨な犯行手口と相まって読後感はよくありません。 実直な主人公の人柄に多少元気づけられるという程度でしょうか。 ラストに少しでも希望を持たせるような要素が入っていれば、読後感はかなり変わったと思います。 あと、中盤の暴動シーンは唐突で大げさ過ぎる気がしました(笑) | ||||
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| 途中冗長で退屈な部分はあるが、終盤はどんでん返しの連続でページをめくる手が止まらなかった。またカエル男というタイトルも刷り込みかとは思ったが、うまくその一歩先をいってくれていた。奇想天外なトリックではないが、普通に楽しめる作品である。 | ||||
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| 著者は第8回このミス大賞で「さよならドビュッシー」とこれを最終選考に同時に残すという偉業を成し遂げた。選評にある通り、両極端に分かれて2次選考で片方を落とすのが困難と言っていいくらい拮抗したできだからだ。 出版されたのは「さよならドビュッシー」の方だが、こちらも最終選考に残っただけある。過去作品を熟読したうえでリスペクトし、最後の最後まで読者を(良い意味で)裏切る作品だった。 | ||||
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| まず一言言いたい。この本のタイトルと表紙のイラストに騙されてはいけない!なんとなくチープで、コミカルな印象を受けますが、そんなことは全くなく、とんでもなく深い闇が待っています。そして、過去私が読んできた小説の中でも、ダントツに面白かったです。 どんでん返しモノが好きな人にはオススメです。 | ||||
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| いやー面白い。 まさかの展開にどんどん読み進められる。 久しぶりに本を読んだが、面白かった。 | ||||
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| 個人的に大好きなストーリーです。 自分の中で猟奇殺人をミステリーの発端にしたのは江戸川乱歩。 江戸川乱歩の作品を和風にして血縁や因習に絡めてより土着的にドロドロさせた感があるのが横溝正史。 この強烈な二大作家が一番最初のミステリーの入り口だった為にその後に赤川次郎なんかを見てもストーリーの面白さは感じても心に残るモヤッとしたモノは何とも感じなかった。 時が経ち、色々と色めき立たない年齢になって気付いたのは、原初である横溝正史作品は好き。 貴志祐介さんの『黒い家』『悪の教典』のようなサイコパスを題材にした作品が好き。 あまりにも有名なエド・ゲインやゾディアックといった実際にいたサイコキラー、シリアルキラーと言われる殺人鬼が起こした事件に興味あり。 そして、ここ最近で読んだ志賀晃さんの『スマホを落としただけなのに』と今作の現代の何気ない日常の中で普通の人に混じって何食わぬ顔で生活している狂気……ある意味のサイコキラーなのかも知れない。 今作は吊るす、潰す、解剖する、焼くといったかなり具体的にエグい描写の猟奇殺人があり、その捜査の中で浮かび上がる警察、マスコミ、加害者、被害者、容疑者等の人間関係と、平静には何でもない世間の人の中にある狂気……全てが緻密に計算されていて、ミステリーにありがちな物語を読み進める段階で“コイツが怪しい、コイツが犯人じゃないか?”は漏れなく出てくるものの、淡々と単純に解りかけては一筋縄では解けない感じのもどかしい感じが一定のテンションで終わり間際まで続きます。 しかも、人間関係の輪は驚くほど単純なのに予想どおりには進まず、『あ、やっぱり…』と思った展開になっても解消されないモヤモヤが残り、モヤモヤは意外な形に発展し、モヤモヤが消えたあたりでそのスッキリ感を覆す展開……更に……と終わらない悪意が終わらない悪夢のように因果応報という輪を作り続けていくあたりに何とも言えない嫌な感じを残しつつ、ハッピーエンドとは言い切れない結末を迎える。 連想したのは横溝正史作品にある猟奇殺人をより生々しくリアルにした殺人、まあ、警察やマスコミの部分はさて置き、何の関係も無い市民が不安により暴徒と化すシーンは永井豪の名作『デビルマン』の悪魔狩り〜破滅に向かう人間その物を見ている気分だし、物語中で最大の関心を占めるカエル男には貴志祐介作品のサイコパスをより発展させたような…強烈なのになんとも言えない利己的でより純粋な悪意を感じ……まるで、幼少期から親しんできた猟奇、暴力、狂気、残虐性、異常性……全てを兼ね備えている名作だと思います。 出来れば忠実な描写で実写映画化して欲しい気もします。 | ||||
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| これでもかという感じの展開ですが、中山ワールドの人物にとても感情移入しやすく読みやすいです。 | ||||
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| アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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| さよならドビュッシーより著者を知り、岬シリーズのファンになった私が、ここにきて本書を読んでみようと手に取りました。 岬シリーズのような誰にでも読みやすい感じでは決してないです。描写がエグい。3ページ程ですが、性描写は読み飛ばしました。 被害者の殺害されている描写がかなり詳細で、グロテスクなので、映像化されると大変でしょうね… 格闘シーンがくどいと仰られている方も多々いらっしゃいますが、私は楽しめました。喧嘩描写や戦闘シーンが好きな方はそんなに気にならないのではないでしょうか。 最後の1文まで読者を楽しませ、ゾクゾクさせてくれる作品でした。 結構サイコでどんでん返し多め、登場人物も現実味はありませんがキャラがたっていてよかったので、読んで損はないと思います。 | ||||
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| 最後の最後、一気に読んでしまいました。 続きが気になってどんどん読んでしまう。引き込まれてしまう。 裏の裏をかかれて本当に鳥肌が立ちました。 そして、39条について深く考えさせられる作品でもあります。 古手川さんが色んな意味で強すぎてびっくりしました。普通だったら死んでるわ…と思いながら読み続けました(笑) 人間なんて深層心理で何を考えてるかなんて本人にしか分からない。みんな心の中にどす黒い物を抱えている。それが偶然か、他者によって表に出るのかは分からない。 映画化して欲しいな… | ||||
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| 面白かったです。 漢字の使い方や、格闘描写のくせがすごいですが その辺は飛ばし読みしても問題無いです。 どんでん返しの鮮やかさが良かったです。 | ||||
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| 途中までいろいろ分かっているような気になって読んでいたのですが、闇の深さが尋常では無かったです。 予想外の展開。そして「因果応報」の結末へ…人間は怖い、恐ろしいと思いました。 最後の2ページ。それが本当の恐怖です。 | ||||
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| 良かったです。汚れはありましたが、申請されていたので納得しました。 | ||||
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| 不気味感が良い。そして刑事2人の考え方がタメになる。話も単純ではなく二転三転してうまいと思った。面白い | ||||
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| 梱包状態良く 説明の状態で受け取ることができました 有難う御座います | ||||
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