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(短編集)
光る鶴
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光る鶴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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他のレビューにある通り、島荘の「秋好事件」のまんま縮小版みたいな表題作。構成や被害者のキャラクター、現場の模様や付近の橋、そっから見える山・・とか、全部一緒。吉敷が出てきて、都合よく冤罪証拠を見つけ出すというのがオリジナルで、秋好読んでれば、コッチは読む価値は無い。秋好が分厚くて読むのがメンドイとか、ノンフィクションは好かんとかいう人にとってはいいかもしれない。 吉敷の肖像は堅すぎ。この刑事がまじめな男ってのは、もう十分知ってる。なのに、またまたクソくらいに真面目一徹な学生時代を描かれても、読んでて面白くない。 最中がまあ、こん中では一番読めたほう。「灰の迷宮」で活躍した鹿児島県警のデカなんだが、そのキャラクターがなかなか好印象で、そんな彼が主役をする短編ってことで、これは価値がある。まあ事件自体はなんてことないし、吉敷が端から手がけてれば1/3程度のページ数で終わったことだろう。そこが県警と警視庁の能力の違いとでも言いたかったのだろうか? | ||||
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<光る鶴> 解説を読む限り、秋好事件にそって書かれているようです。その分地味。 再審請求事件のための冤罪の証拠をいかに探すかというストーリー。 もっと吉敷の近況を描写して欲しかった。謎解き部分は正直言って読み流しました。 「天に昇った男」にかなり似てます。そちらの方が面白い。 <吉敷竹史、十八歳の肖像> 吉敷の学生時代。いかにして吉敷は警察官を志したか。 学生運動のさなか大学時代を過ごしていたようです。学生運動に対する吉敷の考えに方は共感しましたが、話として面白いかというと・・・ <電車最中> 「灰の迷宮」に登場した留井十兵衛刑事が主人公。吉敷は情報提供して最後に一緒に飲むだけです。 事件自体は地味でトリックもありません。地道な捜査が実るという感じ。 ラストの居酒屋での吉敷と留井の会話がなんかいい。これで☆2つから3つにしました。 | ||||
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