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寝台特急「北陸」殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
寝台特急「北陸」殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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学生時代に仲がよかった女三人。うち一人が失踪、残る二人がその行方を追う。 また、三人がともに想いを寄せていた男が他殺される。 読んでいくうちに、犯人が自然とわかってしまうのでは?と思った作品。 推理力が非常に乏しい私でもうすうす気づきました。(だって登場人物が少ないんですもん) 犯人探しを楽しむよりも、人間の変わりよう、社会の厳しさなどをテーマにした作品なのかも。 作者も今でこそ作家を生業としているが、若いころは苦労も多かったんだろうなぁ、、。 締めくくりが良かった。警部、あんたいい人だよ! | ||||
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この小説は推理小説としては非常に良くできたストーリーだと思う。 しかしながら、殺人事件として見た場合、その時の当人達の感情や心理状況といったものが伝わってこない。只単に殺人という言葉だけで済まされている。 どんなに優秀なストーリーと言えども、人間の心理を描き切れていない小説は価値がない。別な言い方をすればテーマに欠けているとも言える。 推理小説家と呼ばれている人達は沢山いるが、殆どが二流三流である。ストーリーだけにしか拘っていないのだ。そういう作品を評価する側にも問題があると思う。 この小説に出てくる若い女性の人物描写はとてもいいと思う。それだけに上に述べたようなことが描かれていないのが残念だ。 それに彼女達の社会人になってからの変化が急激過ぎる点は不可解に思う。特に、最後に真犯人として浮かんでくる女性の行動には無理がある。こんなに早い心境の変化ならば、尚更心理状況をもっと如実に描くべきであろう。 登場人物(特に3人の女性)の個性が上手く描かれている作品だけに、別な形での物語として登場して貰いたいと願う。 | ||||
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