■スポンサードリンク


殺人プログラミング



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
殺人プログラミング (光文社文庫―海外シリーズ)

殺人プログラミングの評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

ご都合主義のサスペンス・アクション劇

閾下知覚を利用したマインドコントロールで人々を支配しようと
目論む米・国務省の研究員ソールズベリーとパートナー達。
ブラック・リヴァーという小さな町が彼らの実験場に選ばれ、
そこに休暇目的で主人公とその子供達が来ることにより、戦慄の
サスペンス・ストーリーが始まる。

敵はマインドコントロールを駆使しているわけで、どうやって立ち
向かうかがストーリーの盛り上がりに繋がる重要な点と思うが、
いかんせん“ご都合主義”が目立つため、切迫感が伝わってこない。
主人公達の危機管理能力が高くて、スルスルとピンチを回避し、
敵側の意図も難なく見抜いてしまうため、脱力感すら感じる。

物語の終盤はほぼアクション劇なので、「マインドコントロール
がいかに恐ろしいか」というテーマはもはや薄まっており、ラスト
の主人公によるモノローグを読むと、「銃社会アメリカ/殺人の
正当性」を裏テーマにしているのか?と勘繰ってしまった。

殺人プログラミング (光文社文庫―海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:殺人プログラミング (光文社文庫―海外シリーズ)より
4334760244

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!