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一年でいちばん暗い夕暮れに
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一年でいちばん暗い夕暮れにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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読んでいくうちに、どんどんひきこまれていく内容です! | ||||
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クーンツも昔は読み漁りましたが、パターンが同じなのでしばらく読んでいませんでした。 しかし、オッド・トーマスシリーズを読み始めてから、また彼の小説を読んでみたくなりました。 幽霊が見えてしまう主人公オッド・トーマスの苦悩の物語はお薦めです。 既刊は「オッド・トーマスの霊感」、「オッド・トーマスの受難」、「オッド・トーマスの救済」です。 それはさておき、この本ですが、ゴールデン・レトリーバーが主人公なのです! しかし残念ながら「ウォッチャーズ」を超えることは出来ませんでしたね。 高値で売れる犬が量産されていて、売れ残りは廃棄(!)されている現状をある程度知ることが出来たのが収穫ではありますが、物語自体は平凡。 そして残虐シーンが少なからずあるのもちょっと…。 | ||||
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長年のファンですし、オッドトーマスシリーズなんかはすごく面白いです。 でもこれは「え?」って感じでした。 後半の謎解き部分と言いますかクライマックスがバッタバタです。 なんでそうなるの?なんでそれわかるの? え?え?ってままで終わります。 強引なハッピーエンド。 作者が大好きなゴールデンレトリバーの話を書きたかっただけって感じ。 ダウン症の子も他の作品にも出てきたキャラとかぶってます。 知能指数は低いけど善良で心豊か、という。 | ||||
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愛犬がおられる方は特に楽しめる作品かもしれません。「ウォッチャーズ」がスーパーワンちゃんが登場するどきどきハラハラのエンターテイメント小説であるのに対し、本作はほのぼのとした静かな感動あふれる物語です。派手な展開はそれほどありません。登場するワンちゃんは、ウォッチャーズと同じくゴールデン・レトリーバーです。不思議な能力を秘めており話の中で重要な役割を示すのですが、それに焦点があてられたというよりは、犬と人とのかかわりやつながりについて深く掘り下げて綴ったクーンツの思いや願いがこめられた作品といえるでしょう。そういう意味で、エンターテイメント色の強いこれまでの作品とは違った印象を受けます。この作品実は、2007年クーンツの愛犬(もちろんゴールデン)が亡くなった年に書かれたようです。作家の瀬名秀明は、このころからクーンツの作風は変化したと言っています。愛犬を亡くした悲しみや愛情が込められた作品であるというのは読んだ後に知ったのですが、読んでいる途中、亡くなった自分の愛犬のことを思いだし涙すること度々。このエピソードを知って、なるほどと思ったわけです。全体のストーリーは忘れるかもしれませんが、ハッとさせられた忘れがたい表現がいくつかありました。その部分だけでも何度も読み返し感動しました。 | ||||
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古くからのクーンツファンですが、最近富みにワープロに向かっていて感覚に従ってタイプしているような文章が多く、読みづらいなあと思いつつ読んでいます。おそらくプロットを組み立ててワープロを打っていると段々型ににはまったまま書きあげるような感覚を覚えるんでしょうか?そのため、ある言葉やイメージから頭を使わずにむしろ指先にまかせるような書き方をしているのではないかなと思ったりします。もっとストレートに書いて欲しいし、もっと明快に書いて欲しいなあと最近のクーンツを読む度に思います。余分な装飾的なフレーズを省くともっとシャープになるようにも思います。どこまでも文学作家ではないんだし・・・時を忘れさせてくれるような作品、B級的な作品の天才でいいんじゃないかと思います。 | ||||
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ウォッチャーズを期待して読んだら裏切られるでしょう。あの作品のような完璧さはなく、ラストが破綻しています。ラストに向かっていくまでの、人物の作りこみや背景の描き方はすばらしいだけに、ラストのご都合主義的な破綻は落差があり過ぎます。伏線を張ってはいますが、ウォッチャーズのようなSF仕立てであれば、その世界に入って納得もできるでしょうが、とてもとても・・・ | ||||
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犬への深い愛を示す人は、きっと犬からも深く愛されるのでしょう。これは1匹のゴールデン・レトリーバーによる奇跡の物語です。ドッグ・レスキューとして犬を救護するエイミーは心に傷を負っており、そのエイミーを愛するブライアンにも悩みがありました。また、二人のあずかり知らないところで、邪な企みが進行していきます。一体これから先彼らはどのように関わっていくのか、何もかも見通しているような不思議な目を持つレトリーバーは二人の魂を救えるのか、ドキドキしながらもページをめくる手が止まりませんでした。この作品では、クーンツの新たな一面を見たような気がします。「解説」によると、クーンツはレトリーバーを家族の一員としていたことがあり、まさにその死に立ち合った年に書かれたのが本書だとのこと。犬への慈愛に満ちた眼差しと熱き思いを伝える言葉が溢れんばかりです。私は猫派ですが、動物を愛するすべての人に読んでほしい、癒しのミステリーです。 | ||||
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