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終着駅(ターミナル)殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
終着駅(ターミナル)殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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十津川警部と亀井刑事のコンビで難事件を解決 安定的な内容です。 | ||||
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午後のサスペンス 十津川警部シリーズ23 終着駅殺人事件。の原作でした概ね原作に即して いたが、読書だけではなかなか伏線も登場人物も多くて自分に理解できたか疑問。 レヴューアー自身が昭和53年に青森へ出張したとき上野から夜行寝台で行ったことを懐かしく 思い出しながら、亀井刑事の心境が理解できました。 連続殺人事件の動機が過去に姉が自殺したこと、その原因が、いたずらであった。 旅行案内の同窓へ手紙が間違った相手に投函していたことが、犯人の怒り爆発に起爆剤と なっていた。TVドラマとの違いは原作では駅で犯人が電車に乗り込むときに戸津川警部が足を狙った 銃弾が運悪く犯人の胸に命中、TVでは犯人がナイフをもって友人を脅迫していた・・・・が逮捕。 | ||||
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赤い帆船・七人の証人とまとめて読んだ本。 本作品の終着駅殺人事件で氏は一躍有名になった。で、まだ列車シリーズのネタが切れていない頃で話がスイスイ進む 赤い帆船・七人の証人と同時期の作品の為、最後の最後まで犯人と犯行のトリックが分からず飽きたりしない。 オススメ | ||||
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西村京太郎といえば、火曜サスペンスのイメージが強い。実際、トリックもアリバイもへったくれもなく、なんか偶然であった人間を直感で犯人と断定して追いつめる、っていうだるい小説が多い。しかし、初期のころはそうでもなかったんですよ。サリドマイド傷害をあつかった『天使の傷痕』、聞こえないひとをあつかった『四つの終止符』、アイヌ問題をあつかった『殺人者はオーロラを見た』など、ちゃんと内容もあるし、しかも謎解きらしい謎解きがあるのもあったんです(謎のレベルが高いわけじゃないけど・・)この『ターミナル』は、それなりに意味ある仕事をしていた西村が、量産型テレビサスペンスへと転向していく直前の作品で、少なくともこの作品に関しては謎解きがあります。それから、山村美沙と共に、彼は「火サスの帝王」となるわけですが、彼らによる「ミステリの関心を持つ層の掘り起こし」がなければ、いまの日本ミステリの隆盛はなかったんだと僕は考えます。乱歩賞を取っても本が売れなかった時代から、「ミステリがあたれば儲かる、だから才能のあるひとがミステリを書く、ゆえにレベルの高い読者も増える」という時代へとかえる、縁の下の力持ちになってくれた西村さんに感謝しましょう。 | ||||
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西村京太郎といえば、火曜サスペンスのイメージが強い。実際、トリックもアリバイもへったくれもなく、なんか偶然であった人間を直感で犯人と断定して追いつめる、っていうだるい小説が多い。しかし、初期のころはそうでもなかったんですよ。サリドマイド傷害をあつかった『天使の傷痕』、聞こえないひとをあつかった『四つの終止符』、アイヌ問題をあつかった『殺人者はオーロラを見た』など、ちゃんと内容もあるし、しかも謎解きらしい謎解きがあるのもあったんです(謎のレベルが高いわけじゃないけど・・)この『ターミナル』は、それなりに意味ある仕事をしていた西村が、量産型テレビサスペンスへと転向していく直前の作品で、少なくともこの作品に関しては謎解きがあります。それから、山村美沙と共に、彼は「火サスの帝王」となるわけですが、彼らによる「ミステリの関心を持つ層の掘り起こし」がなければ、いまの日本ミステリの隆盛はなかったんだと僕は考えます。乱歩賞を取っても本が売れなかった時代から、「ミステリがあたれば儲かる、だから才能のあるひとがミステリを書く、ゆえにレベルの高い読者も増える」という時代へとかえる、縁の下の力持ちになってくれた西村さんに感謝しましょう。 | ||||
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