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終着駅(ターミナル)殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
終着駅(ターミナル)殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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話の筋は面白いです。スマホもインターネットもない時代の話ですが、面白かった。刑事の推理ってこうあるべきと思いました。 推理小説の分野のclassicでしょう。 | ||||
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高校を卒業し無事に大学へ入学して時間的に余裕ができた私が初めて読んだ推理小説が、西村京太郎の終着駅(ターミナル)殺人事件です。この本をきっかけに私は西村京太郎のトラベルミステリーシリーズ、そして数多くの推理小説の虜になりました。 高校の同級生の男女7人がちょっとした手違い・誤解から次々と殺されていくストーリーです。時刻表のみではわからない、実際に列車に乗ってみて初めてわかるトリックを見抜いてアリバイを崩し、不可能犯罪を立証していくというストーリ展開こそが西村京太郎のトラベルミステリーの醍醐味です。 西村京太郎の推理小説の最大の特徴は読みやすさとトリックのわかりやすさにあります。ミステリー初心者であっても十分に楽しめるシリーズであることは確かです。国鉄民営化前の作品ですが、今なお色褪せない名作と思います。 | ||||
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ストーリー展開は、興味をそそり大変よかった。鉄道ミステリーとして読みごたえがあった。難点は、少し殺人動機が弱かった点です。 | ||||
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満足しています | ||||
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おもしろい | ||||
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十津川警部シリーズの定番鉄道ミステリ。7年ぶりに再会した同窓生の男女。上野から故郷青森に向かう途中で、連続殺人が発生するというもの。 地方から東京へ出てきた人たちの関係性が、不可能犯罪の謎解きを絡めて上手く描かれている。地方出身者が上野駅に抱くイメージはとても共感できる。自分の就活の頃を思い出し、せつなくなってしまったよ。 亀井刑事(カメさん)と彼の同級生とのサイドストーリが事件と関わりをもってくるあたり、流石に読ませてくれる。 時刻表が複雑怪奇に絡み合うのは苦手だが、本作品は分かりやすかった。【推協賞】 | ||||
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十津川警部シリーズの定番鉄道ミステリ。7年ぶりに再会した同窓生の男女。上野から故郷青森に向かう途中で、連続殺人が発生するというもの。 地方から東京へ出てきた人たちの関係性が、不可能犯罪の謎解きを絡めて上手く描かれている。地方出身者が上野駅に抱くイメージはとても共感できる。自分の就活の頃を思い出し、せつなくなってしまったよ。 亀井刑事(カメさん)と彼の同級生とのサイドストーリが事件と関わりをもってくるあたり、流石に読ませてくれる。 時刻表が複雑怪奇に絡み合うのは苦手だが、本作品は分かりやすかった。【推協賞】 | ||||
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青森の同じ高校出身の、男女七人の若者が青森に帰郷する時、彼らのうちの一人が、上野駅構内のトイレで殺されるのをかわきりに、次々と殺されていく連続殺人事件もの。容疑者は七人の中にいるのだが、誰だか終盤まではっきりしない。なぜなら殺人の動機がなかなかわからないからだ。動機の解明の他にも、お約束のアリバイトリックや密室トリックもある。最後の最後に、犯人の動機がわかるのだが、ちょっとだけ作者の黒いユーモアが窺えて笑ってしまった。 | ||||
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推理小説に慣れた人が読めばすぐにわかるトリックだったのかもしれないが、私は分からなかった(I overtaxed my brain, but I still did not get it)。一気読みをし、読んだ後、そっかーと思った。この感覚が得られる本に出会って感謝。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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先週の1月5日の土曜ワイドを見た後で興味を持ち、この原作を手に入れました。 テレビとはストーリー設定や殺しの動機が違いますが、こちらもそれに負けない位に夢中になれました。 あと、この作品に限りませんが、本文に警部たちの名前が出て来る度にテレビの役者陣の顔が浮かびますね。何度目かのリメークだったそうですが、今回は高田順次さんが亀さん役でした | ||||
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日本推理作家協会賞受賞作品 「そして誰もいなくなった」と同様、 集まった人が一人づつ殺されて行く。 最後に残ったのが犯人だ。 殺害の理由は,最後まで予測できない。 伏線は少しづつ。 日本推理作家協会賞作品の中では、 読みやすい方かもしれない。 | ||||
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トラベル・ミステリーを量産し続けている西村京太郎は、その多作ぶりゆえ、熱心なミステリー・ファンからは評価されていない状況があるのは分かるような気がします。 とは言え、彼が書き残している全ての作品を同様に扱うのはどうかと思い、日本推理作家協会賞を受賞した1981年刊の『終着駅殺人事件』を久しぶりに再読しました。 上野駅の描写が丁寧です。東北から東京に出てきた人たちにとって、上野駅は特別の感情を抱くターミナルであることが、亀さんを始め文中で繰り返し語られます。それも相当熱い思いを込めて。 最後まで読了されれば様々な感想を持たれると思いますが、後の彼の作品との大きな違いは文字が詰まっていることです。作者の語りたいことがかなり細かく述べられた結果なのですが、それだけ真剣に作品を生み出した成果だと評価しています。ゴツゴツした箇所は、後の西村京太郎の薄味の語りとは相当違っていました。それゆえ、行間から作者のメッセージが届くような感覚を受けました。 ミステリーに対して真摯な気持ちで臨んでいるのが読者にダイレクトに伝わる作品だったと思います。豊かな才能があり、作家としての強い思いがあっただけに、これ以降、量産作家の道を選んだことに戸惑いを禁じ得ません。 ネタバレになることもあり、トリックも含めて何も書くことは出来ません。それこそ読んでのお楽しみでしょう。食わず嫌いほどもったいないことはありませんので。 | ||||
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トラベル・ミステリーを量産し続けている西村京太郎は、その多作ぶりゆえ、熱心なミステリー・ファンからは評価されていない状況があるのは分かるような気がします。 とは言え、彼が書き残している全ての作品を同様に扱うのはどうかと思い、日本推理作家協会賞を受賞した1981年刊の『終着駅殺人事件』を久しぶりに再読しました。 上野駅の描写が丁寧です。東北から東京に出てきた人たちにとって、上野駅は特別の感情を抱くターミナルであることが、亀さんを始め文中で繰り返し語られます。それも相当熱い思いを込めて。 最後まで読了されれば様々な感想を持たれると思いますが、後の彼の作品との大きな違いは文字が詰まっていることです。作者の語りたいことがかなり細かく述べられた結果なのですが、それだけ真剣に作品を生み出した成果だと評価しています。ゴツゴツした箇所は、後の西村京太郎の薄味の語りとは相当違っていました。それゆえ、行間から作者のメッセージが届くような感覚を受けました。 ミステリーに対して真摯な気持ちで臨んでいるのが読者にダイレクトに伝わる作品だったと思います。豊かな才能があり、作家としての強い思いがあっただけに、これ以降、量産作家の道を選んだことに戸惑いを禁じ得ません。 ネタバレになることもあり、トリックも含めて何も書くことは出来ません。それこそ読んでのお楽しみでしょう。食わず嫌いほどもったいないことはありませんので。 | ||||
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高校時代の仲良し七人組の帰郷旅行がある人物たちにとっては殺人の旅になる川島を殺した水戸〜結城〜仙台のトリックはこじつけっぽい部分もあるが(真夜中の水戸駅と仙台駅での不自然な乗降は)そのほかはリアルさがありなによりストーリーが面白かった最後の手紙は…「宮本がせめて片岡物産とか入れてりゃ町田も勘違いせずすんだのに」と思ったがそれをしてたらこの名作は生まれなかったか(笑)森下と松木紀子の描写が尻切れトンボだったので星四つにさせてもらった | ||||
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西村京太郎と言うと、 私の中では特定のイメイジが出来上がってしまっている。 読みやすい。 会話が多い。 タイトルには列車の名前が付くが、 車内風景は少ないなど。 だが、本書を読んで感心させられた。 旅情を誘いながら、 犯人像に的確に近づいてゆく筆力に、 『さすが!!』と思わざるを得なかった。 登場人物らの心情が明確になってゆくに連れて、 哀しさと虚しさが増幅してゆき、 最後にあっと驚くのである。 7年間もの間暖めてきた友情は、 意外な形で終了し、 田舎から東京に出て来て変貌する人間の軸のなさを、 改めて痛感するのである。 宮本の大馬鹿野郎と叫びたい。 | ||||
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西洋と日本のミステリーを上手く融合し、それに西村京太郎独特の鉄道トリックを上手くスパイスした推理小説でした。 久しぶりに故郷に帰る7人の旧友たちが次々に殺されていくという展開なので自ずと段々犯人がわかって来ます。 しかし、その動機や殺人のトリックが終盤まで明らかにされないので300ページ以上の長編ですが興味深く読めました。 | ||||
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