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(短編集)
長い廊下がある家
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長い廊下がある家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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4つの作品が収められた短編集です。 「長い廊下がある家」東西に同じ形をした家があり、その2軒を結ぶ地下通路で殺人が起きます。なかなか凝った設定でパズラー好みの作品だと思います。古典的とも言えるトリックですが、なかなか楽しめました。 「雪と金婚式」安らぎを感じさせるミステリと言ったらおかしな言い方かもしれませんが、クリスマスが近い中、雪が降る景色の中でどこかほのぼのとした雰囲気があります。金婚式を迎えた夫婦のしみじみとした感じがとてもよかったです。有栖川氏のエッセイには時々奥様の話が出てきますが、もしかして有栖川ご夫妻もこんな感じなのかもと思ってしまいました。 「天空の眼」雲の形が恨めしげな表情で自分を見下ろしている人の顔に見えてしまい、なんとなくいやな気分でいると、その後、運の悪いことが次々起こったという相談を受けたアリス。心理ミステリかと思いましたが、最後は思わぬ展開。おもしろかったです。 「ロジカル・デスゲーム」ロシアンルーレット・テーマ。火村が犯人にだまされてゲームに誘い込まれてしまいます。緊迫感がすごく最後まで引き込まれました。 ということで、はずれなしの短編集でした。おすすめです。 | ||||
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舞台もオカルト的な要素もよかったんだけど、種明かしが今一つ。 | ||||
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単行本(2010年)→新書(2012年)→文庫(2013年)。 火村シリーズの短編集。 「長い廊下がある家」「雪と金婚式」「天空の眼」「ロジカル・デスゲーム」の4篇が収められている。 いずれも不可能犯罪であったり、怪奇趣味にあふれていたり、サイコキラーっぽいひとが出てきたりと、設定としては非常に楽しいものになっている。火村たち登場人物の魅力もある。 ただ、ミステリとしてはちょっと……。小ネタを無理矢理展開させた感じだ。 | ||||
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出版数が多い作家さんなので 次に読む物に迷いますが、 火村教授・アリスのコンビ物の中で 未読の方にお勧めしたい一冊。 表題作はシチュエーションにドキドキし、 他3作も、いったいどんな決着をつけるのか 結末まで楽しめました。 コンビの片方がメインに出てこない作品が1つずつ あり、各々のプライベートも見え隠れします。 変化球にとんだ面白い作品集です。 | ||||
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読者でも考えればある程度の推理は可能なのが嬉しい(本格ミステリーですしね) さくさく読める分量の短編4作なので移動時間のお供でも家事の合間でもすぐ読めます 火村とアリスの掛け合いを見るのも楽しいです | ||||
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火村先生の魅力がいっぱいつまった一冊です。 いつも通り素晴らしい推理でわくわくしました! | ||||
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読み始めたらグイグイ引き込まれました。 どんな作品も飽きさせない展開になってます。 | ||||
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作家アリスシリーズ(=火村准教授シリーズ)の短編集。表題作ほか、全4作を収録している。 このシリーズは、大阪府警からの依頼を受けて動く話が多いのだが、今回は京都やら兵庫やら、ものによっては警察がほとんど絡まないという意味で異色作も。シリーズとして幅が広がっているともいうが、読者としてはパターン化された様式美みたいなものも期待しているところもあって、悩ましい。 さて本作のメインイベントは巻末収録の「ロジカル・デスゲーム」だろう。おそらく、この「トリック」をものがたりにするにあたって、こういう荒唐無稽な設定にしかなりえなかったのだと思われるが、現実的にはなかなかトンデモナイ話だ。最終的に火村の採った方法というのも、これがまた・・・。ここで述べられる確率のネタ、実は知りませんでしたが、説明されるとさらにわかりにくいという、なかなかヘビーな話になっているのだ。 | ||||
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安心して読める本格推理の中編モノです。どれも大変凝ってて読み応えがあります。表題作「長い廊下がある家」は考えれば読者にもトリックが看破できる良い作品です。 | ||||
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有栖川氏の短編4編を収録。3編は本格もので最後の1編だけが論理ゲームもの。本格ものも小技の効いたストーリー展開で引き込まれるし、論理ゲームも分量は他のより少なめだが、緊張感のある設定で読ませる。 短編集としては非常に充実した作品と言える。 | ||||
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中短編が計4つ。それぞれ趣向が異なり、いずれも面白く読めたが、おしまいの「ロジカル・デスゲーム」以外はやや迫力不足。他のレビュアーも書いておられる通り、有栖川有栖はやはり長編だ、と思わされた。☆3つ以上の水準にはあるとは思うが。 | ||||
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火村とアリスの短編が4本納められている本作。 作家アリスシリーズの一番の魅力は、火村とアリスのかけあいの妙にあると思っています。 クールでロジカルな火村と、完璧なワトスン役のアリス。(ノックスの十戒言うところの『ワトスン』です。) この二人が時に熱く、時に脱線しながらやりとりをしていく中で、やがて真実に近づいて行く。 これが作家アリスシリーズの醍醐味ではないでしょうか。 しかし、短編ではこれが十分に発揮されていないように思えます。 紙篇の都合でそこまで行き着いていない、行き着けないという印象がぬぐえません。 やはりこの二人は長編で実力を発揮するようです。 とはいえ、「ロジカル・デス・ゲーム」はパズル系作品で、秀逸だと思いました。 「スイス時計の謎」を彷彿とさせます。 | ||||
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火村とアリスの短編が4本納められている本作。 作家アリスシリーズの一番の魅力は、火村とアリスのかけあいの妙にあると思っています。 クールでロジカルな火村と、完璧なワトスン役のアリス。(ノックスの十戒言うところの『ワトスン』です。) この二人が時に熱く、時に脱線しながらやりとりをしていく中で、やがて真実に近づいて行く。 これが作家アリスシリーズの醍醐味ではないでしょうか。 しかし、短編ではこれが十分に発揮されていないように思えます。 紙篇の都合でそこまで行き着いていない、行き着けないという印象がぬぐえません。 やはりこの二人は長編で実力を発揮するようです。 とはいえ、「ロジカル・デス・ゲーム」はパズル系作品で、秀逸だと思いました。 「スイス時計の謎」を彷彿とさせます。 | ||||
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久しぶりの新刊だ、と思って手にとりました。 良くも悪くも、安心して読める作家さんですね。 短編集がここ最近多い気がするのは気のせいなのでしょうか?長編が読みたいですね。 さらり、と読めるお話ばかり。 それほどの重さも、ドラマ性もありませんが。 | ||||
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久しぶりの新刊だ、と思って手にとりました。 良くも悪くも、安心して読める作家さんですね。 短編集がここ最近多い気がするのは気のせいなのでしょうか?長編が読みたいですね。 さらり、と読めるお話ばかり。 それほどの重さも、ドラマ性もありませんが。 | ||||
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この作者の作品はどれもプロらしい水準の出来です。はずれがありません。 私は長編よりもこの作品のような短編・中編のほうが好きです。とても切れ味がいいと思います。 | ||||
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この作者の作品はどれもプロらしい水準の出来です。はずれがありません。私は長編よりもこの作品のような短編・中編のほうが好きです。とても切れ味がいいと思います。 | ||||
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火村&アリスシリーズの短編集。 ちょっと毛色の違う作品もちりばめられ、 そういう意味では楽しめたかな。 例えば、アリスしか出てこない章があったり、 逆に火村だけが出てくる章があったり、 と、少し今までと違う雰囲気の話がありました。 相変らずの切れ味で、 結末まで鮮やかにひっくり返す。 ある意味パズルの回答編のような気もして、 謎解きのおもしろさはあれど、 ドラマの深みがない。 やはりこのシリーズでは、 やはり長編が読みたい。 | ||||
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火村&アリスシリーズの短編集。 ちょっと毛色の違う作品もちりばめられ、 そういう意味では楽しめたかな。 例えば、アリスしか出てこない章があったり、 逆に火村だけが出てくる章があったり、 と、少し今までと違う雰囲気の話がありました。 相変らずの切れ味で、 結末まで鮮やかにひっくり返す。 ある意味パズルの回答編のような気もして、 謎解きのおもしろさはあれど、 ドラマの深みがない。 やはりこのシリーズでは、 やはり長編が読みたい。 | ||||
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久しぶりに有栖川有栖の新作を読みました。が、やはり短編のせいか物足りなく感じました。 幽霊が出るという伏線が必要とも思えないし、読み進めるうちのワクワク感が全くありませんでした。 とにかく火村の推理頼みという印象。深さがない分、最後は飽きてしまいました。 以前の月光ゲームや孤島パズルのような、長編本格推理が読みたいと思います。 | ||||
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