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心理検死官ジョー・ベケット



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【この小説が収録されている参考書籍】
心理検死官ジョー・ベケット (集英社文庫)

心理検死官ジョー・ベケットの評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

安手のハードボルイド物という印象

「心理検死官」と言うのは警察から依頼され死亡事件の原因を探求する精神科医の事。本作は、その「心理検死官」であるヒロインの謎の事件解明の過程を追った物。だが、題名に欺かれた感がある。

題名からは知的スリルを中心にした作品という印象を受けたが、実際は安手のハードボルイド物と言った方が相応しい。当然、ヒロインが分析と推理によって心理的に犯人を追い詰める物と期待したが、実際には私立探偵よろしく事件そのものにドップリ浸かってしまう。警察官でもないのに自ら捜査するのはオカシイだろう。登場人物達はお約束通りに"へらず口"を叩くし、地の文には人工的かつ的外れな比喩が散りばめられている。読んでいてウンザリした。事件そのものにも謎が無いし、知的スリルどころか通常の意味でのスリル・サスペンスも感じられない。

精神科医であるヒロイン自身が過去のトラウマを背負っていると言う設定も型通りで新鮮味が無い。作者の狙いがサッパリ理解出来ない作品で正直ガッカリした。

心理検死官ジョー・ベケット (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:心理検死官ジョー・ベケット (集英社文庫)より
4087606155

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