■スポンサードリンク
巨人たちの星
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
巨人たちの星の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 21~40 2/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前から知ってはいたが、星を継ぐ者を読んで引き込まれこの度、 アマゾンでシリーズ全部買って読んでみた。 発売が古いものの今でも十分通用する設定、内容とおもいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確かに『星を継ぐもの』と『ガニメデの優しい巨人』を読んでの本作は、違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。ハッキリ言えば、陰謀うず巻くミリタリーSF、といったテイストの方が強いですね。 ただ、ここでガニメアンの中から悪いヤツらが出てきてもさらに戸惑うでしょうし、むしろ人間(育った環境に差があれ)という括りの中において話を決着させたのは潔いと思います。 また、ジェブレン人の結末は、何とも皮肉めいた因果なものとなりますが、ここでこのように話を持ってくるのは、読者にあれこれ考えさせる作りと言えるでしょう。広大な宇宙の中で行方不明になったり、あるいは船に乗っていた人物達がみな死んでしまうような話では、むしろ物語に深みが生まれないように感じます。 ただ一つ不満を挙げるとすれば、本書のクライマックスと言える部分において、ハント博士と(ツンデレ)ダンチェッカー先生の活躍があまり無かった点でです。もっと、ガルース(シャピアロン号)との一致協力な感じを読んでみたかったのですがね。 それはともかくとしても、前二作を受けての本作は、正しく「サプライズ」と呼べる内容と言って良いでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」に続くシリーズ3作目である。 遠い昔、ガニメアン(異星人)たちは、太陽系から巨人たちの星「ジャイアンツ・スター(ジャイスター)」に移住する。時空を超えて地球に漂着したガルースたち(ガニメアン)は、シャピアロン号に乗ってジャイスターに向かう(「ガニメデの優しい巨人」)。 本巻では、地球はずっとどこかから監視されていたことが判明する。この監視システムにより、遠方のガニメアン(テューリアン:ジャイスターに住むガニメアン)たちは地球人が極度に好戦的であると誤解しているらしい。ヴィクター・ハントらは、テューリアンたちとのコンタクトに成功。テューリアン世界の代表であるカラザーたちとのバーチャルリアリティ的な交信により、カラザーらは監視報告と実態が大きく異なっていることを認識する。テューリアンたちを欺いた存在がいる。ガルースらも、テューリアンたちと無事に接触する。 監視組織は、ガニメアンではなく、地球人と同人種であることが状況証拠から明らかになる。ガニメアンは2500万年前にミネルヴァからテューリアンに移住したが、そのとき霊長類まで進化していたヒト科生物を連れて行った。その子孫たちはガニメアン(テューリアン)と共存しているらしい。この監視報告をしていたのがヒト科生物から進化したジュヴレニーズ(ジュヴレン人)とよばれる異星人。 遠い昔、ルナリアンの一部に特に優れた資質を有する人種ランビアンが現われる。ランビアンの専制に残余のセリアンは対抗し、ミネルヴァで大戦争が発生。見るに見かねたガニメアンたちは、元凶のランビアンをテューリアンに連れて行き、セリアンは地球に渡る。このときから、ガニメアンは見守りのために地球を監視している。この役目を後にジュヴレン人(ランビアンの末裔)が受け継ぐ。 テューリアンはその後、科学技術を発展させ、不老不死を達成するが、それにより創造性が失われ、諦観的・達観的な人種になる。 ジュヴレン人たちは自分たちが元・ランビアンであり、地球人が元・セリアンであることを忘れていない。ジュヴレン人はガニメアンたちの技術を吸収する。一方、地球に渡ったセリアンたちは進化をやり直す羽目に陥る。ジュヴレン人は、ジュヴェックスというコンピュータ・システムを使った瞬間移動技術を手に入れる。ジュヴレン人は古代地球に魔術や迷信、神秘思想を広め、地球人の発達を遅らせた・・・。しかし、19世紀になると抑えきれなくなる。そこで今度はむしろ技術発達を促し、自滅させようと方針転換するが上手くいかず。またまた方針転換して地球に軍縮の機運を醸成し、その一方、テューリアンたちには地球の危険性について虚偽の監視報告を行う。この監視報告に騙されて、テューリアンたちは地球を封じるシステムを検討しているところだった。 冷酷なジュヴレン人たちは、密かに軍備を拡大し、銀河支配を狙っている。しかし、テューリアンと地球人、シャピアロン号の邂逅により、この企みが白日の下にさらされる。ジュヴレンは予定より早い戦争開始を決断。テューリアンには勇気も覇気もないし、地球人には技術がない、と判断。 ここでダンチェッカーは、監視システムを逆手にとり、地球軍がジュヴレンを総攻撃するという情報を流すことを提案。地球は実は軍備をバッチリ整えていて、地球同盟が成立し、準備が整いきっていないジュヴレンを急襲するという偽情報を流すとジュヴレン人は動揺。勝機なしと判断したジュヴレン人の指導者たちは宇宙船で超空間に逃げ込む。彼らは5万年を遡り、ミネルヴァを破壊に導いたルナリアン戦争の200年前に登場する。彼らこそ「優れた資質」を有するランビアンであり、ここで因果の輪が閉じる。彼らがミネルヴァを破滅に導く戦争の原因であった。 本巻になるとさすがに予定調和な感じもあるのだが、最後はタイムパラドクスによって説明しきるという、なんだかドラえもん的な結末だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
好きな作品でシリーズで購入しています。思ったときに購入できるのがいいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星を継ぐもの、ガニメデの優しい巨人と、続けて一気に読みました。このシリーズは誰も殺さないのがいいですよね。いろいろ矛盾はあるけど、まあ、SFとしてはあたりまえだし面白い本だと思います。本書の時代背景を思うともはや古典?でしょうが、軽く読めていいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SF小説の大家ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」に続く3作目であり締め括り。 全く別の種族とのやり取り、その中で見出す人間の強さを感じることの出来るとても興奮する小説です。 もちろん1作目と2作目を読んでいるので、どうしても比べてしまう…。 そしてやはり「星を継ぐもの」の読後感には負けてしまいます。 しかし、それでも読み物として楽しめるし、「星を継ぐもの」を読んだのであれば是非とも読むべき本だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全2作とはがらりと方向性が変わってSFエンタメ巨編になっているけれど、それでも何光年分も広げに広げた大風呂敷をきれいに畳んだのはアッパレ。すべての謎が解き明かされ、星の継承者たちをめぐる物語の輪が閉じる。3部作のフィナーレとしては文句なし。名探偵ダンチェッカーの健在ぶりと、ブローヒリオのキレ芸が楽しい。「だから攻撃開始まで12時間って言いました」 「聞いてネエよ!!」 「言いました。記録にもあります」ってジェヴェックスとのやりとりなんかはコントみたいだったぞ。さあ、次はコミック版だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品内で繰り広げられる議論についつい没頭して読み進めてします作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現在、読んでいる最中です。 一気に読んでしまうのがもったいないくらいです。 逆に期待を裏切るストーリー展開は、読んでいて飽きません。 「星を継ぐもの」を読んで、JPホーガン大人買いしてしまいました。 次が読みたい!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物が多く、関係性を理解するのが大変だった。最後の展開は見事だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやあ、映画にしたらさぞかしおもしろいだろうなあと思いながら読み、ぐいぐい引き込まれました。 久しぶりに先へ先へと読み進めたくなる良書でした。 SFは興味ありませんが、本三部作は素晴らしいの一言です。 ガメニアンやチューリア人、ジュブレン人との対比を通して、 作者の地球人への温かいメッセージのようなものを感じました。 今有る諍いなんて小さい小さい、地球人は素晴らしいから、きっと 明るい未来が待っているよ、と。 ラストはもっと感動的にしてくるのかと思ってましたが、あっさりしてた所が 読者に媚びず、好感持ちました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作「星を継ぐもの」の疑問点や不足を説明するための続編。前作ほどのインパクトはない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
20数年ぶりに電子書籍で再読しました。現代のSF物に比べたら、単純だったかもしれないが、ロマンと率直さを素直に楽しむことができました。古く良き時代を懐かしむ気持ちにさせてくれるシリーズです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
和訳は、本作の方が前作の優しい巨人より出来が良い。読み易いのが良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
迅速で丁寧な送付でした。程度も予想以上によく購入して良かったです。本書はすでにかなり以前に読了していますが、3部作(4部作ともいわれる)が非常に面白く、やがて再読しようと思っていたものです。そう思いながら書架を眺めていて本書が紛失していることに気が付き、とり急ぎ注文したものです。ホーガンの代表作で巨人シリーズ3部作(4部作)は欠かせないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一冊の本としては文句なしに面白かった。特に中盤以降は、どうなることかと、ハラハラしながら、一気に読んだ。ただ、この面白さは、SF本来の面白さというよりも権謀作術、政治的かけひき、の面白さで、第一作の純粋で壮大なセンス・オブ・ワンダーとは別方向に行ってしまったと思う。言ってしまえば、”通俗的”になったという感じで、それ故のストーリーが面白い反面、発想の豊かさは減じていて、残念な感じもする。 地球人、テューリン、ガニメアン、シヴェレンといった各グループの駆け引きは面白い。各文化の違い、互いに影響し合って変化していっている描写も面白い。ただし、ストーリーが陰謀論になってしまって、勧善懲悪的になってしまったのは残念でもある。 第一作も第二作も素晴らしかった。個人的にはこの第三作も面白くて好きだ。ただ、上記のような点は、やっぱり残念でもある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台が地球上に戻って、国家間のだしぬきあいとか、小さくなっちゃったなー と思いきや なるほどね、これが地球人の特長だっていうことか! 法律家の長広舌に大笑い。これって、場面が先にあって、それに合った人物像を考えた時に法律家が一番スムーズだと思って人物の仕事を決めたんじゃないかなー。 生物学者との抗論も楽しい。 ロマンス? エコロジーって言葉が出てきて驚いてしまった。 日本だとちょっと特殊な意味合いが付加されてるから。 でも普通の英単語なんだよね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやぁ、面白かった。政治社会向けの話に傾いたと言うレビューアの意見もありますが、正直、第1作の冒頭にちょこっとあったきりの、戦闘を念頭に置いた緊張感が、本作で初めて出てくると言っていいでしょう。 非常に面白かったですが、前二作を読むことが必須と思いますので、仕方なく☆は4つにしました。 何せ、「優しい巨人」をめぐる連作だから、本質的に戦争やバイオレンスはあり得ない。 それが、今回の作品では、まさに地球と全宇宙の未来を掛けた闘いになるのだから、これはもう面白くないわけがない。 但し、何せ、くどいですが「優しい巨人」が中心の物語だから、戦争も戦闘も普通ではない。 でもご安心を、なんと言っても脇を固めるのが戦争、戦闘好きの地球人だからね! いやぁ、壮大で、サイエンティフィックで実に面白かった…けど、万人向けではないかな。 かなり混乱する部分があるような気もします。でも、登場人物たちも混乱しているから、ま、いい、てな感じですね。 だだだだっ、と読み進み、しばし壮大な宇宙のオデュッセイに浸りましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやぁ、面白かった。政治社会向けの話に傾いたと言うレビューアの意見もありますが、正直、第1作の冒頭にちょこっとあったきりの、戦闘を念頭に置いた緊張感が、本作で初めて出てくると言っていいでしょう。 非常に面白かったですが、前二作を読むことが必須と思いますので、仕方なく☆は4つにしました。 何せ、「優しい巨人」をめぐる連作だから、本質的に戦争やバイオレンスはあり得ない。 それが、今回の作品では、まさに地球と全宇宙の未来を掛けた闘いになるのだから、これはもう面白くないわけがない。 但し、何せ、くどいですが「優しい巨人」が中心の物語だから、戦争も戦闘も普通ではない。 でもご安心を、なんと言っても脇を固めるのが戦争、戦闘好きの地球人だからね! いやぁ、壮大で、サイエンティフィックで実に面白かった…けど、万人向けではないかな。 かなり混乱する部分があるような気もします。でも、登場人物たちも混乱しているから、ま、いい、てな感じですね。 だだだだっ、と読み進み、しばし壮大な宇宙のオデュッセイに浸りましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
知らなければ何でもないけれども、知ってしまうと・・・・・・ 宇宙人との出会いは昔からという考えは理解できるけれども。 ヴァーチャルな世界だな。 刊行当時はロシアが復活するなんて想像もできなかっただろうしね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!