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そして粛清の扉を
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そして粛清の扉をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 41~60 3/3ページ
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最近読んだ小説の中で一番おもしろかった! | ||||
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「皆さん、明日の卒業式には、果たして何人が出席できるでしょうか・・・、それは、これからの24時間で決まります」女性教師がこの言葉を述べて以降、教室内には粛清の嵐が吹き荒れます。始めはスローテンポな展開でしたが、ナイフ・拳銃・地雷!等で完全武装された惨殺の内容は怒涛で、途中で読み止るのは無理でした。単に猟奇的な内容ではなく、悲劇的な伏線もあり、怖いだけの小説ではありません。バトルロワイヤル的な側面はありますが、テーマも異なります。文庫の値段で、まるで映画を観ているような緊迫感もあり、あっという間に読めて楽しめたので、この評価。星5つでもよかったかな。 | ||||
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これは面白い!!内容的にエグイのかと思ったら???もっと深い内容で、ハラハラドキドキしました。すごい小説です。はじめてホラーサスペンス読んだけど、ほんとにすごい!!読んでよかったです。 | ||||
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頭の中で用意に場面が想像出来る。本を読みながら映画を見ている様な気分だった。読んだのは3年くらい前だけれど、まだ内容を覚えているくらい衝撃的だった。とにかく描写が巧いと思った。 | ||||
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以前から気にはなっていたので、図書館で借りて読みました。冒頭の悲劇の導入部はまずまず、でもそれからはちょっと展開に粗さが目立つように思いました。一介の女性教師があれだけの銃器を手に入れ、戦闘能力を(とくにナイフによる接近戦なんて・・・)身につけるには相当の期間を要するはずだし、バックがついてないと無理ですよね。ホラーサスペンス大賞受賞作ということで原稿枚数に制限があったのかもしれないけれど、ここまでに至る動機、少年犯罪被害者側のやり場のない怒り、悲しみ、理不尽さを含めて、もう少しその細かいところを書きこめばよりおもしろい作品になったと思います。 | ||||
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久しぶりに一気に惹きこまれました、タイトルが良いです、内容も現代社会事情を反映していてリアリティを感じました、最早、犯罪被害者になるのは他人事ではない昨今の世の中、本書を読んで親の子に対する愛の深さがどれほど深いものか感じました、被害者心理の心情である、死をもって償うべしの思いが深く胸に迫ってきた近年久方ぶりの名作です | ||||
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第1回ホラーサスペンス大賞受賞作品、という事で期待したのですが、正直言って期待外れでした。ストーリーがスムーズに進むのは良かったのですが、そのせいで人物やその他の設定の描写が中途半端になっている気がします。弦間との繋がりや、亜矢子や事件を起すまでの経過、その他の人物の過去等を詳しく書いて欲しかったです。また、素人の女性が幾ら訓練したからといってあそこまで銃を駆使する事ができるとは思えず、物語には全くのめり込めませんでした。長くても良いので、もっとリアリティがあり、細かい描写をして欲しかったです。残念。 | ||||
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第1回ホラーサスペンス大賞受賞作品、という事で期待したのですが、正直言って期待外れでした。ストーリーがスムーズに進むのは良かったのですが、そのせいで人物やその他の設定の描写が中途半端になっている気がします。弦間との繋がりや、亜矢子や事件を起すまでの経過、その他の人物の過去等を詳しく書いて欲しかったです。また、素人の女性が幾ら訓練したからといってあそこまで銃を駆使する事ができるとは思えず、物語には全くのめり込めませんでした。長くても良いので、もっとリアリティがあり、細かい描写をして欲しかったです。残念。 | ||||
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荒廃したある高校の卒業式の前日、一つのクラス29名が武装した担任の女教師によってジャックされる。次々にピストルとサバイバルナイフによって死んでゆく生徒たち・・。加害者の要求はなんなのか?遠巻きに見守るしかない刑事達・・集ってくるマスコミ・・。彼女の要求は生徒一人につき2000万円の身代金、総額5億8000万円とレンジローバーを一台、勝算は・・?果たして彼女の本当の目的は・・?これは出色の出来だと思います。一気に読ませてくれる文章、息をも付かせぬ展開は見事!読んでみ始めはちょっと「バトルロワイヤル」を思い起こしましたが・・「バトルロイヤル」が友情を、描いているとすれば、この作品は家族の愛と悲しみが・・それに、人の痛みの分からない子供たち、自分勝手な親たちの醜さ・・今の社会が描かれていると思いました。私が、主人公と同じ立場だったら・・?この先の人生を、愛と目標を失ったまま生きていく事と、彼女のようにボーダーを越えてしまって行動する事・・。もちろん超えてしまうと言う事は、十分に自分勝手な論理なのですが・・。やむにやまれず・・って、物凄く理解できる。でも・・私はきっと超えられないんだろうな?いろいろな事を考えさせてくれて、それでいて次回作を暗示したような終わり方もGoodでした。 | ||||
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とにかくスリル万点。内容的にはかなり危険で、決して映像化されることは無いでしょうが、ここまでやるのか・・・。と思います。容赦のない内容で、感情移入するどころではないほど展開がスピーディーです。最後の最後にまたまたやられたという終わり方をします。続編はないのでしょうか? | ||||
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とにかく中途半端に終わらなかったところが良い。 皆がおっしゃってるよう、娘の死がさほど、恨みを持つほど残酷じゃない。作者も、もっと書き込みたかったところでは? 本編では現実的に見て、まずリーダーは先に、残酷にやりますね。精神的に他の生徒を圧迫するために。あと、どんな生徒よりも腕っ節の強い人間ならいざ知らず、弾倉交換の空白は作らない、2丁用意します。一丁の拳銃に、作品上の重みをつけるためでしょうが、など、用意周到、頭脳明晰の先生にしては、・・・・でも、着想が今の世に不満を持つ人々を捕らえ、最高に胸のすく小説でした。 | ||||
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テンポ良く物語は展開して、なかなか楽しませてくれます。しかし、人物一人一人のキャラクターが薄い。登場人物の中で一人として、人物像を頭で描ける人間がいなかった。そこが残念だ。 法治国家において、カタルシスというものは幻想でしかない。復習というかたちで、悲劇を浄化するには、まず、自らの人権を放棄する。つまり、自分の命とひきかえに、復習を達成するのだ。それにはものすごい覚悟が必要だ。主人公にはそれがあった。この本のテーマは非常にデリケートで、難しい問題だと思う。 | ||||
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この本に対する感想を書くために、インターネットの検索エンジンを利用した。いやあ、ありますねえ、あちこちに。本の内容紹介程度のものから、感想、書評らしきものだけでも数十くらい。「バトルロワイアル」ほどではないにしろ、反響は凄いといっていい。確かに読ませる。スピード感があってぐんぐん引き付けるものがある。文章力はもうプロなみであろう。しかしこの小説の欠点は、人物が浮かび上がってこないこと。とくに、私のように共感できる人物を探すものにとっては、それが辛い。主人公の近藤先生の人物像もはっきりしない。娘をバイク事故で殺された、その復讐というのはわかるが、それと行動をダイレクトにつなげる部分が希薄。感情がないような殺人シーンもそれに拍車をかける。かといって生徒のひとり進太郎もよくわからない。暴走族の仮にもリーダーなのだから、冷静なのはわかるが、結局反撃もできないまま終わる。「こいつ何だったんだ?狂言まわしか?」となる。警察側のリーダーである弦間にも不可思議な部分がつきまとう。最後のほうで、その理由も出てくることは出てくるけれど、何か御都合主義的な感想を抱いた。バトロワのほうが、主人公以外でも、三村とか幸枝とか共感できる人物が描かれていた。そういう部分でも支持されるのではなかろうか。この作品は、その意味で点数がやや落ちるのはやむを得ない。仕掛けが多くてエンタテインメントとしては楽しめただけに残念。 | ||||
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このストーリーを300ページ内に描ききるのはチョット苦しいですね。南総里見八犬伝とはいかなくても上下巻位に分けて登場人物毎に読ませて頂きたいです。しかし短い分のスピーディーな展開には息を呑みました。 | ||||
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この本は女性教師が生徒を人質にして教室に立てこもり殺していく話だが、この本が面白い理由の1つに生徒たちが殺されていく理由にあると思う。その理由は現代の社会にある犯罪の数々です。例えこの女性教師が生徒を殺していても、その教師の殺人は正しい判断なのでは?とそういう疑問まで感じてしまう。誰が悪くて誰が善いのか、そして最後まで予想もつかない展開!この本は全ての日本の人に見てもらいたい作品です。きっと本を読めば日本の問題を再確認できると思います。そして実際にこの事件が起きてしまうのでは?という疑問もわくでしょう。 | ||||
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卒業式の前日全員が出席、生徒たちが次々と罪名と共に殺されていく。そこには、用意されたシナリオのなかで時間が過ぎていく。言われるがままの警察、マスコミ。情報が女教師の手の中にあり、親たちの心配なのか安心なのかの心の動き、最終目的は、ひとりの人間としての自分の愚かさと憎しみだけを感じる。先生も、人として生ている環境がもっと人間としての優しさが与えられていれば。 | ||||
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やはり、どうしても、バトルロワイヤルと。比較してしまいましたが。私個人としては、バトルロワイヤルより、この本のほうが納得できた気がします。無茶な話だと。思う一方で、今の社会情勢に合っているような感じをうけました。 | ||||
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びっくりしました!なんとなく閃きで買ったのですが、もう面白くて!内容はすごく過激です。しかしたくさん我々が考えなくてはならないテーマを含んでいます。とにかく一読して損はないです。さぁ、注文!! | ||||
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ストーリー設定は現在社会の問題を取り上げているし、息をつかせない展開なのであっという間に読み上げてしまいます。手段はなんであれ、社会悪に一人で立ち向かう主人公には小気味よさを感じます。しかし、若干その設定に無理があるし、ストーリーも詰め込みすぎかなと思います。面白い着眼点ですから、もっと細部まで書かれてあったらいいなと思います。。 | ||||
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久々に一冊の本を一晩で読み切った。 「・・・聞いたことのない賞だな。」第1回ホラーサスペンス大賞を受賞したとあるこの本。この類の受賞作品で当たりに出会うのはごくまれなのだが、帯に紹介された話の展開に惹かれ購入したその晩、一気に読み切ってしまった。女性教師が教室に立てこもり、生徒を次々と殺していくという内容は、あまりにも過激で問題作としてとらえられることもあるかもしれない。でも、小説という架空の世界で十分その面白さを堪能できるだけの文章力を、この作家は持っていると思う。「バトルロワイヤル」と比較される向きもあろうが、違った面白さを味わえること請け合いである。絶対に楽しめる、と断言できる。 | ||||
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