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そして粛清の扉を



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【この小説が収録されている参考書籍】
そして粛清の扉を

そして粛清の扉をの評価: 3.75/5点 レビュー 60件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(1pt)

説明不足

全体的に説明不足でただ淡々と教師である主人公にモブが殺されていく。
そもそもこれだけ登場人物がいるのにたったこれだけのページ数で描ききれるはずもない。
生徒が29人登場するが、いずれも掘り下げが甘く、識別記号として姓名の与えられたモブにしかなっていない。
サイコパスでもない主人公が生徒を皆殺しにするストーリーであれば、その契機となるような各生徒から受けた酷い仕打ちを掘り下げて描写するなどして殺害対象の生徒へのヘイトが向くようにし、少しでも主人公に感情移入できるようになっているべきだと思う。
しかも主人公の娘を殺した犯人は担当クラスにおらず、いよいよなぜこのような殺戮に至る必然性があるかがわからなくなる。
さらにごく普通の中年女が拳銃での狙撃やサバイバルナイフでの近接格闘などをそつなくこなしているのは違和感しかない。おかげで途中からFPSのプレイ動画を見ているような錯覚に囚われる。これだけ戦闘をこなせるのだったらハリウッド映画のように単身で犯人に立ち向かった方が良かったのではないか。
また、クラスで最初に生徒が殺されたとき、なぜ他の生徒らが主人公に群がって反撃しなかったのかも腑に落ちない。「ごくせん」顔負けの不良揃いでしかも主人公にナメた態度をとっている生徒ばかりなのに、咄嗟に団結して反撃に出なかったのは謎である。
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No.11:
(1pt)

とにかく薄っぺらい

文庫になったばかりの頃に読みました。とにかく設定に現実感がなさ過ぎる。また、悪役の生徒達があまりにステロタイプすぎて、深みがない。ラストにしてもカタルシスはない。なぜ、こんな薄っぺらい話が賞を取ったのか、今だに不思議でなりません。
多少ネタバレになりますが、主人公の中年女性教師の戦闘力が高すぎる。平々凡々に暮らしてきた平均的な日本女性が、たかだか数ヶ月の訓練であそこまでになるのは現実味がなさ過ぎ。元々の設定や展開が非現実的な大ボラなんだから、こういう細かなところこそ現実的にきちんと詰めるべきだった。
もう一つ、人を殺した経験がない人間が初めて人を殺す時、そこにはなにがしかの葛藤があると思うんだけど、そういう描写もない。全体的に薄くて、不快感しかない作品でした。
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No.10:
(1pt)

リアリティ不足

こういう話なんだから詳細な所でリアリティが欲しい。例えばヒロインのオバサンの戦闘技術ですが殺人技術を教えるのが○○○というのは? 実際に実戦経験者や元特殊部隊出身者が戦闘技術を教える学校が海外にあるのだから、ヒロインは海外でこの手の学校で殺人技術習得した設定にし
て○○○は協力者の「ポジション」に置くべき。また殺す対象の生徒にしろ「こいつ口だけで結局は何もできない中二廟じゃない?」という生徒もいて、本人告白前から殺す対象になっているのは変。だいたい、そういう生徒を教え導くのが先生の役目だろうに、自分の責任放棄して自分の子が被害者になったから殺すというのは? 正直読んで不快しか残らなかった。
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No.9:
(1pt)

全く感情移入ができない

殺されて当然のような奴らばかりで、そいつらが殺されていくっていう所に唯一の爽快感を感じただけ
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No.8:
(1pt)

デビュー作、という感じ

「てのひらに爆弾を」の著者のデビュー作。「てのひらに~」がとても面白く、続編をずっと待っているのに出版されないので本作を読んでみた。
暴走族のせいで一人娘を亡くした高校の女性中年教師が、卒業式の前日、担当クラス全員を人質に立てこもり、躊躇いなくどんどん殺していく物語。
動きが鈍く誰からも軽く見られていた教師・亜矢子が、たった半年の訓練で悪党揃いの生徒たちを屈服させ、警察の特殊部隊さえ翻弄し計画を推し進めていく・・のだが、これが結果ありきでどうも入り込めない。警察が、何という用意周到な犯人だ!クレバーだ!とか何とか騒いでいる台詞で、あぁはいそういう設定なんですね・・という感じ。生徒を殺す際も、予め調べ上げていた彼らの悪行を読み上げ、今後の社会のための「緊急措置」であると言って殺害するのだが、全員が全員シャレにならない犯罪で現実感がなく、また置いてけぼり。
要求した身代金の使い道が判明したときだけ面白かった。終盤、最後に生き残った人質の生徒との関係、半年の特訓に関して種明かし(?)が為される。こういうときは読み返して前の記述を確認したくなるものだが、そういう気も一切起きず。
デビュー作ってこんなものですかね。「てのひらに爆弾を」は本当に面白かった。
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No.7:
(2pt)

そして誰もいなくなったの高校版(笑)

クリスティに謝って欲しいかな(笑) 下らない。作者にセンスが感じられない。とりあえず、こういうのは殺人鬼をもっと魅力的に書かないと。読後感は悪くないので★1個プラスして★2
東野圭吾が好きな人はたぶん楽しめると思う。
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No.6:
(1pt)

再発防止策を考える(生徒はトロ過ぎ)

バトルロワイヤル(映画)
バージニア工科大学31人虐殺事件
そして、この小説。
これらに共通する落ち度は、
「ケンカを売られた時の被害者アクションが遅すぎる」
バトロワなら、「殺し合いを」と言った時点で
バージニア大虐殺なら犯人がマシンガンを構えた時点で
この小説なら先生が殺害発言を言い出した時点で
音で全員を気絶させる手榴弾を教室のどこにでも投げれば、耳栓をしている者を
除いて、全員が気絶する。逃げ出す時間ならいくらでも作れる。
 快楽殺人犯(と言っていいでしょう)にまともに勝負するのが無理なら、
確実に逃げる方法を用意しておくのが、肝要かと思いました。
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No.5:
(2pt)

微妙

未成年であることを盾にのさばる悪者をどんどん殺していく爽快感が唯一の長所か。作品の根底にある問いかけはどこかで聞いたことがあるようなもので新鮮味に欠け、安っぽい青年漫画を読んでる気分がしました。陳腐さを補うはずの文章力はごくごく平凡なもので、惹かれるものをさっぱり感じませんでした。
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No.4:
(1pt)

うむ

肩に力が入りすぎているのか、なかなか文章に乗れない。「何気に」など幼い表現が目立つわりに、「未だ」「乍ら」「矢張り」「何時迄」などは漢字が使われ、その落差に目がくらむ。こういう表現が気になって作品に没頭できないのは、いけないのかもしれないが。
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No.3:
(2pt)

着眼点はおもしろいと思いますが

以前から気にはなっていたので、図書館で借りて読みました。冒頭の悲劇の導入部はまずまず、でもそれからはちょっと展開に粗さが目立つように思いました。一介の女性教師があれだけの銃器を手に入れ、戦闘能力を(とくにナイフによる接近戦なんて・・・)身につけるには相当の期間を要するはずだし、バックがついてないと無理ですよね。ホラーサスペンス大賞受賞作ということで原稿枚数に制限があったのかもしれないけれど、ここまでに至る動機、少年犯罪被害者側のやり場のない怒り、悲しみ、理不尽さを含めて、もう少しその細かいところを書きこめばよりおもしろい作品になったと思います。
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No.2:
(2pt)

期待外れ

第1回ホラーサスペンス大賞受賞作品、という事で期待したのですが、正直言って期待外れでした。ストーリーがスムーズに進むのは良かったのですが、そのせいで人物やその他の設定の描写が中途半端になっている気がします。弦間との繋がりや、亜矢子や事件を起すまでの経過、その他の人物の過去等を詳しく書いて欲しかったです。また、素人の女性が幾ら訓練したからといってあそこまで銃を駆使する事ができるとは思えず、物語には全くのめり込めませんでした。長くても良いので、もっとリアリティがあり、細かい描写をして欲しかったです。残念。
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No.1:
(2pt)

残念

第1回ホラーサスペンス大賞受賞作品、という事で期待したのですが、正直言って期待外れでした。ストーリーがスムーズに進むのは良かったのですが、そのせいで人物やその他の設定の描写が中途半端になっている気がします。弦間との繋がりや、亜矢子や事件を起すまでの経過、その他の人物の過去等を詳しく書いて欲しかったです。また、素人の女性が幾ら訓練したからといってあそこまで銃を駆使する事ができるとは思えず、物語には全くのめり込めませんでした。長くても良いので、もっとリアリティがあり、細かい描写をして欲しかったです。残念。
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