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隻眼の少女
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隻眼の少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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まず表紙が大人向け推理ミステリーとしては、 やや邪道というか。 これが少年探偵団シリーズなら別に、 エンタメ性重視でむしろお約束な感じでいいんですけど。 (あと野崎先生のアムリタシリーズとか) あと、最後に明かされる、 あ、核心的なネタバレはしてないので大丈夫なはずです、 ある事柄を思うに、 別に、この方向性で、こういう仕掛けなら、 表紙で強調されてるヒロインの服装や、身体的特徴は、 別に、他の服装や身体的特徴で代替可能では、 という思いが抜けず、 余計、ハッタリ先行な印象。 ヒロインが時代がかった服装してるミステリ、 という点では、イタコ千歳シリーズのが、 まだ必然性感じられました。 (ヒロインの生業やイベント内容的に) 本作隻眼の少女は、 作者さんの文章量や、 ある種の力技で纏める手腕はすごいけど、 別れのワインや白鳥の歌みたいな品性が好きな自分は、 ちょっと好みじゃありません。 途中の中弛みパートは飛ばし気味しました。 あ、ただ、舞台設定と、そこの土地の情景描写はよかったです。 | ||||
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なかなか活字が多い?と感じてしまい読み進めるのが大変でした。主人公の感情や主人公から見た情景の語りなどから主人公目線での展開に嵌まってしまいました。よくできたミステリーだと思います。が、読み進めるに従って、また第2部での展開もなおさら、これって話流れでは容疑者が限定されすぎていて、しかも殺人事件が続くので、現実的ではないような気がします。作中の刑事達は過去の事件の経過から邸内に警官を10人程度配置している(実際はそんな配置は組織上軽々しくできないと思いますが…)のであれば、容疑者に張り付いていれば良くも悪くもアリバイが成立するのではないかと思いますし、そもそもこんな警察の失態があれば大変なニュースになるので、まぁあくまでも小説だなぁと感じて読んだ次第です。個人的満足度は100点満点中75点です。(^-^)>結果的に面白かったです。 | ||||
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最後まで気を抜けません。面白いですよ。 ただ、なかなかな描写なので、覚悟して読んで下さい。 | ||||
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カヴァーに「ここまで恐ろしいヒロインは他に存在しない」と書いてあるので、「ひょっとしてソンな話?」と思っていたらやっぱり「ソンな話」で、大体予想できてしまったので、この本の唯一の取柄ともいうべきラストの衝撃もイマイチで、若干損した気分だ。もうちょっとカヴァーや帯の宣伝文句には気を付けてもらいたい。内容はちょっとリアリティなさすぎでしょ。このトリックで500ページも付き合わされたらたまらない。ただこの著者の神様ゲームは面白かったよ。 | ||||
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ノックスの十戒を破るということは、 探偵小説としてすごく後味が悪くなるな と思った。 1部と2部で時間の経過(人物描写とか) が感じられるのはよかった。 | ||||
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ミステリーとサイコホラーの融合ですかね。設定はかなり好きです | ||||
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横溝正史的な舞台設定にまず引き込まれ。そして案の定ドンドン人が死ぬ。 結末は何となく、そうゆう事しか無いよなぁ…と思ってました。あ、第2部の方です。 という意味では、麻耶作品の中では、割りと親切な部類の作品かと。 隻眼探偵も魅力的ですが、男子は騙せても女性読者は…イヤイヤ、こういうキャラが必要なんですよね。この作品の場合。ツンデレにも理由があったのだ。 という意味では、キャラクターと舞台設定と本格推理が見事に融合している麻耶さんの佳作だと思います。 | ||||
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年取ってから面倒な話についていくのが億劫になりました.で,この本ですが,最初の100ページほどで,僕には向かないな,と感じました.普通ならそれで読むのを止めるのですが,レビューを見ると意表をついたどんでん返しがありそうなので,頑張って最後まで読み通しました. 結論から言えば,最後まで微妙な感じでした.確かに最後の謎解きには驚かされましたが,しかし(どなかが書かれているように)様々な反則技の上になりたつ謎解きで,納得はできません.気持ちよくだまされる快感もなく,最後に感じたのは「やはり最初の100ページでやめときゃ良かった」という反省のみ. 僕には向かない作家のようです.神様シリーズはけっこう楽しんだのですがね. | ||||
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エラリー・クイーンの『ギリシャ棺の秘密』(角川文庫)の、飯城勇三氏の解説に、後期クイーン的問題を扱った小説が紹介されていて、その中の一冊に『隻眼の少女』があったので読んでみた。本格推理特有の物理トリックもきっちりあるが、それよりも、犯人が二転三転するのが、後期クイーン的問題の小説らしかった。 後期クイーン的問題とは、犯人が、探偵の論理の積み上げ方や思考経路を読んで、<偽の手がかり>を探偵に与えることである。この<偽の手がかり>のせいで、探偵は誤った推理をしてしまい、犯人を間違えてしまう。加えて、<偽の手がかり>を与えた人物=犯人とは限らず、背後に潜む犯人に操られて、<偽の手がかり>を探偵に与えたケースもある。そのようなことを考えると、その背後に潜む犯人もさらにその背後に潜む犯人に操られて、ある人物に<偽の手がかり>を探偵に与えるように仕向けることもありうるということも起こってしまう。つまり犯人のメタ化である。なので、後期クイーン的問題をあつかった小説では、探偵の犯人当ての推理が二転三転するといったことが起こるのだ。 と、これを読んでも、後期クイーン的問題についてイマイチわからないと思う。この小説はこの後期クイーン的問題の構造を上手く利用して書かれています。ただ、オチが分かってしまうと、論理が循環してる感じで、あまり爽快な気分にはなりません。蛇足ですが、作者は理系出身ということもあるのか分かりませんが、文章がものすごく論理的で、キチキチした印象を受けました。 | ||||
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探偵小説は、不可解に見えた事件を名探偵があざやかに解き明かして読者をアッと言わせる小説ですが、そのアッといわせる手法の点で大きく2つに分類できます。 一つは、探偵の観察・調査能力が卓越しているために、探偵が読者(正確には語り手、「ワトソン役」)の気づかない証拠の存在に気づいていて、謎解きのシーンでそれが初めて明かされて「そうだったのか」となるタイプ。探偵の推理は、主に探すべき証拠の目星をつけるために用いられます。またこのタイプは、犯人が現行犯やそれに準ずるような客観的に明白な形で明らかにされることが多いのも特徴です。これは「客観探偵」タイプと呼ぶことができるでしょう。伝統的な推理小説では、ポーやコナン・ドイルの作品がどちらかというとこのタイプです。作者の視点からは、決定的証拠を謎解きシーンまで隠しておくタイプということもできます。 もう一つは、探偵の推測力・想像力が卓越しているために、探偵が読者の想像のつかないような出来事の経過の可能性に気づいていて、謎解きのシーンでその推理が明かされて「そうだったのか」となるタイプ。またこのタイプは、犯人が自白や証言などの主観的証拠に頼った形で明らかにされることが多いのも特徴です。これは「主観探偵」タイプと呼ぶことができるでしょう。伝統的な推理小説では、クリスティやクイーンがどちらかというとこのタイプです。作者の視点からは、そもそも決定的証拠を作らないタイプということもできます。 一般に、客観探偵タイプでは、捜査中に読者にネタが割れることを気にせず物証がたっぷり使えるので、探偵役は謎解きシーンにおいて、必然性の高い推理、つまり「証拠に照らすとほとんどこれしか考えられない」ようなスキのない推理を披露することになります。反対に、主観探偵タイプでは物証に乏しいので、探偵役は謎解きシーンにおいて、必然性の低い推理、つまり「そういう可能性は確かにありうるが、そうでない可能性も考えられる」ようなスキの多い推理を披露することになります。 このように比較すると客観探偵の方がいいようですが、ご承知の通り、推理界のトレンドは実際には客観探偵より主観探偵の方にあります。日本で本格推理に分類されるような探偵小説も、このトレンドの上にあります。どうしてそうなったか。それは、一つは、主観探偵には物証が少ないので、その分大詰めで話をひっくり返すような大技を繰り出す自由度が高いこと。もう一つには、推理小説を真相当てゲームのように考える人が増えたため、探偵が得た証拠は直ちに読者にも開示しなければ「フェアでない」と考える人が増えたこと。これらが主要な理由と考えられます。 さてこの『隻眼の少女』ですが、一言で言えば、主観探偵のいいところと悪いところが凝縮されたような話です。いやどちらかというと、悪いところの方がより凝縮されているようにも思われます。しかしそれをどう評価するかには悩ましいところがあります。この話は上で述べたような主観探偵の欠点を皮肉る話だと解釈する余地もあるからです。もしそうでないなら単にナンセンスな話です。そこを判断するにはこの作者の他の作品を調べてみる必要がありますが、私は今のところ読んだことがありません。 もう少し細かいところにも触れておきます。この話は2部構成になっていますが、まず、読み物としてみたとき、進行を急ぎすぎたのか、第1部の話の出来があまりよくなくて退屈なのは明らかな欠点です。この部分はプロットもキャラクターもダメです。また、2部で明かされる真相が、テーマ面から言えばナンセンスなのも問題です。アリストテレスが言うように、フィクションの意義は、ある面では、ある出来事が起こりうるものであるということを示すこと、シリアスドラマの場合はとりわけ現実に潜む危険性について指摘し警鐘を鳴らすことです。ところが、ここでは具体的に言えませんが、この話の真相は、推理小説のお約束を前提として初めて成り立つもので、現実にはあり得ないので、このような危険性を指摘することにほとんど意味がありません。 | ||||
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本作は二部構成になっています。 一部で一度事件が解決するわけですが、嘘だ…この作者がこんなにストレートに事件を解決させて終わりなわけがない…と思った私の判断は正しかった。 読了後、相変わらずものすごいミステリーを書く方だなと改めて感動しました。面白いです。面白いけど、本格ミステリーを求め、且つこの作者の作品が初見だという方はきっと怒るだろうなと思います。 この作者はミステリー小説をよく読む方の大半が「それは反則だろ!」と思うようなことを平気で書いてしまう、いわゆる癖のある作家というやつで、それは本作でも健在だからです。 どこがどう反則なのかはネタバレなので書けませんが、作者の本をよく読む私自身、本作を読み終わったあとは「これタブーなんじゃ…」と呆然としてしまいました。 正直反則すぎて作中で真犯人が明かされる前に真犯人及びトリックがわかった読者はゼロなのではないかと思います。トリックが巧妙だとかそういう問題ではなく、それくらい酷い反則技を使ってくるのです。 この作者の作品を初めて読んだ時はこんなのアリかと目を疑ったものですが、読んでいるうちに次はどんな反則技を使ってくるのかと楽しみになってくるのだから不思議です。つまり一癖ある作者だと覚悟した上で読むとなかなか面白いのです。 物語の大部分を使用して丁寧に丁寧に積み重ねたものを最後の最後でぶち壊すのはこの作者のお家芸みたいなものですが、今回はいつも以上にぶち壊して…というより土台から叩き崩してて驚きました。 序盤のラブコメのような展開にほんわかしたり中盤の切ない展開にしんみりしたりしていた私が馬鹿みたいではないですか。最高です。これだから麻耶雄嵩はやめられません。 本作の文章自体は翼ある闇などに比べるとかなり読みやすいです。特に二部に入ってからは物語がさらに複雑怪奇な形を成すこともあり、ノンストップで読めてしまいました。 作品自体は非常に楽しめたのですが、肝心要のトリックはやや強引め、そしてミステリー小説としてはまあやっぱり反則技だよねということで間を取って☆3です。 | ||||
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2世代にわたって寒村で起きた連続殺人事件. 隻眼の美少女探偵が親子2代でこの事件の解決に乗り出すが・・・. 第一部を読むと,トリックも謎解きも古臭いキャラ萌え小説のように感じる. 今どきライターを持っているから喫煙者で,右手に持っていたから右利きだ, などという謎解きはあまりにも時代遅れな印象を受けるが, 第二で明かされる真実は確かに意外性のあるどんでん返しではある. ただ,この意外性を成立させるために無理のある設定が多すぎる. マンガ的なフィクションとして許容して受け入れていた設定が ミステリーの仕掛けの一部だとわかるとビックリするより呆れてしまう. | ||||
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まるで横溝正史のミステリー小説のような設定と不思議な少女探偵という組合せに期待を胸に読み始めた。もちろん、日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞のダブル受賞作ということもあったが… 第一部であっさりと事件が解決し、18年後を描いた第二部は一体どのような展開があるのかとさらに期待が膨らんだ。一種の掟破りなのだが、二部構成にした作家の意図は汲み取れる。 しかし、どうにもトリックありきで描かれたミステリーという感は否めず、ストーリー展開にもう少し面白さがあれば良かったと思う。 | ||||
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そう書いてる人が少ないので「アレ?」と思いましたが。 まぁ、気づいたのは作中でその人物も十分犯人となりうる「動機」があるのに一切触れられなかったこと、「二部構成」といったメタ的に考えた故で、そこまで理詰めで推理した訳ではありませんが。 ただ、僕がこの小説に魅力を感じないのは、基本的に「誰でも犯行可能」だから。 実際、作中で探偵役が色々な推理を披露しますが、どれも決定打に欠け、 尚且つどの事件においても登場人物ほとんどにアリバイが無いという超展開。 証拠という証拠も決定的なものはなく、探偵の推理も二転三転します。 まぁ、ここまで「冤罪」連発の名探偵も珍しい。 ちなみに僕は序盤に犯人役に目星を付け、作者もその可能性を途中で一切提示しなかったため、探偵の推理は全て読者の目くらましだろうなとぼんやり見てました。 だから正攻法の推理小説好きからするとこの小説はナンセンスでしょう。 探偵の推理が悉く外れてるわけですから、「ヒントが提示されてない!」と怒るのも無理はありません。 でも注意深く見ると推理に穴が一杯あるのはわかります。 まぁ、非常にチャレンジングで、意欲的な作品だとは思いました。 レビューを見て、やはりこの小説は「まとも」に読むと犯人がわからないんだと気づかされました。 | ||||
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一人の青年(後に中年)が独り立ちしていくドラマとしてはおもしろいですが、 推理小説として期待すると、裏切られると思います。 トリックはいくつか屁理屈っぽいというか、無理やり感があります。 腹話術などは、さすがに無理があるのでは? また、とある人物が自身の死を偽装しますが、 そんなことを言い出したらすべての人物が死を偽装できてしまい、 推理小説としては成り立たないと思います(岩倉だって死を偽装できたはず) せめて、生きてる可能性を示すヒントくらいは必要だったと思います。 真犯人についても、度重なる性的虐待を受けていたとかいうならこれほど歪んだ人物になっていたかもしれませんが・・・。 ・・・と、否定的なことばかりを言ってしまいましたが、 推理はせずにストーリー小説として読めばおもしろいと思います。 ただし、文章は平坦で、使いまわしの表現が多く(『凛とした』などは10回近く出て来る) 文章を味わいたい人には不向きです。 また、ヒロインが水干姿の必要性が不明です。 ただのコスプレ系萌えキャラに見えてしまいます(地文でも、ヒロインの所作の描写がやたらに多いですし) ライトノベルを意識したのかもしれませんが、 (萌え系の)ラノベ嫌いとしては、度々興醒めしてしました。 | ||||
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この作家にしてはよく練られており、ある意味では推理小説として成り立つと思います。しかし、半ばごろまで続くありきたりなストーリー展開は、この小説に必要だったのでしょうか?他の方のレビューにもありますが、この表紙はインパクト大です。ジャケ買いも、いた仕方ないでしょう(笑い)。ラストのイヤミス感は独特ですが、クセになりそうです。 | ||||
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ネタバレ 作品全体の外側にもうひと回り大きな偉大な愛を設定したら治まりが良かったのでは? スガル伝説を活かして、初代スガルの母性愛が、親子のもつれを抱えた者達を運命的に集め、まとめて包み込み愛に導いていくというもの。 完璧なはずの親みかげ(2代目)も初代スガルの掌の上で踊っていたに過ぎず、最期には5人の子供を殺めた罪に懺悔し、スピリチュアルな能力をも併せ持った探偵、子みかげ(3代目)に真に母として禅譲するという結末。 初代スガル、偉大な愛の描写は少しでよく、読者がその存在に気づけば十分。初代スガルは神の分身であり、スピリチュアルな愛を物語の、人間の営みの底辺に据えることは、現代では違和感はないはずだ。 | ||||
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本屋の帯で買っちゃいました。「日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞」 読んで損はありません。タイトルと表紙の少女で興味がわく方ならね。 内容は、竜殺しの伝説が残る村で殺人事件が起こる。 そこに居合わせた青年と隻眼少女(巫女姿)探偵が事件に挑む。 容疑者は、竜殺しの末裔の家族達。 事件解決の間にも次々と起こる殺人事件。 そして事件は、探偵により解決に至るが・・・ ミステリ部分は、伝説と関連付けられた殺人。 探偵は状況証拠などから、推理して犯人を探しだす。 というオーソドックスなものです。 シチュエーションは、犬神家の一族 を思い出しました。 探偵が、隻眼少女で巫女姿w だからって、どうってことないですけど、いいんじゃないでしょうか。 探偵は奇抜な方が好きですから。 印象は、2時間にサスペンス劇場 みたいです。 人々の思惑がり、容疑者が2転3転して、最後は!? 最後は、「ずるいなー」って感じで、がっかりしました。 しかし、ずるいなーって思わせるぐらいには楽しめました。 文庫版なら、買って読んでみてもいいんではないでしょうか | ||||
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読み物としては単純に面白いと思いますが、 推理小説の完成度や動機などといった点では無理 しており、非常に惜しい作品。 一読して損するといった類ではなく、読むか 読むまいか迷っている方は読んで損はありません。 | ||||
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ミステリー小説としては 大変読み応えはあるんだけどね。 こういう展開は自作自演でなんでもアリで書けちゃうので、あまり好きではないかな。 あとは最後に事件が解決したあとに、犯人の主人公へ対する真実の感情を入れて欲しかった。 読んで良かったと言いたいための個人的な願望にすぎませんが。 そういうどんでん返しでもあれば、スッキリしますが、 単なる後味の悪さだけが残りました。 | ||||
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