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殺しの双曲線



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殺しの双曲線の評価: 3.70/5点 レビュー 57件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(2pt)

強盗事件がいらない

東京での強盗事件がメインの山荘での殺人事件の合間に入ってくるのですが、結局のところ2つの事件はほとんど無関係なので東京の事件はいらなかった。しかもそのせいで山荘での殺人事件の前後関係が分かりづらくなってます。それに加えて1971に刊行された小説なので会話文が古いので更に読みづらくなってます。
犯行の動機がしょうもないのと犯人が誰か分かりづらいのが良くないですね。
それと気になったのが新聞記者が犯行現場にズカズカ入って来たことです。これ当時は普通だったのでしょうか?ちょっと信じられないです。正直あまり楽しめませんでした。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
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No.14:
(2pt)

1979年の本。

1979年刊行の本を2022年に読む。
それはつまり携帯電話すらない世界を想像しながら読まねばならない。
・・って事で。西村京太郎氏のトラベルミステリーを含むすべての作品を小4くらいからずっと
読破してきたはずの私が覚えてない作品・・と思って買ってみたところ。
うーん。確かにアガサクリスティー「そして誰も居なくなった」をモチーフにしているようだけれども
舞台は孤島ではないし・・と頭をひねりながら読んでいます。

双生児の起こした事件と東北のホテルの事件、これがどこに絡んでくるのかと

しかしどうにも残念な事が一つ。登場人物の名前の中に、家族と同じ名前が(笑)
こうなるとどうにも感情移入も出来ないわけで…
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
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No.13:
(2pt)

古い

話の内容は面白いけど、最初にトリックを提示してるとはいえ結末は好き嫌いが分かれそうだなぁ。私は嫌いな部類。
それに言葉遣いが全体的に古すぎて意味がわからないし、かなり読みにくい。
年配者向けなんですかね?
年配者は違和感なく読めるかもしれないですけど、『一寸』っていう言葉を何百回使えば気がすむんだというぐらいしつこく何度も何度も大量に出てきて、そればっかりが目について内容が頭に入ってこない。数えてはいないけど500回ぐらいは出てきてそう…
文章の書き方もあまり上手くないし、もうこの方の作品は読まないです。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
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No.12:
(2pt)

終盤まではグイグイ読み進められるのですが、、

犯人も謎なまま。
しかし謎解き部分がイタダケナイ。
犯行動機は物哀しい当時の情勢もあらわになってますね。
もう少しトリックをわかりやすく書いてほしかった。あとあそこまで東京での別事件に割く必要性はあるのでしょうか。
犯人の登場時間は短いですしw
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
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No.11:
(1pt)

ちょいネタバレ

山荘と強盗の2本のストーリーが同時に進行するが
強盗のストーリーの方なんて、小説の半分くらい割いて書かれているのに
本線には全く不要な内容で、読者を騙すだけに存在する。
冒頭で、双子が出てくる、と宣言しフェアと言っておきながら、
それ故に結局フェアじゃない。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
406136135X
No.10:
(2pt)

犯行の動機が…

犯行の動機が『世間が悪い』と言うのが恐ろしかったです。犯人の気持ちもわからなくはないけど、殺人の動機としては『えぇー⤵️』って感じだし。『えぇ?でもさぁ…』と疑問も生じる。
殺されてしまった人たちが、ただ殺されてしまったというだけで、そのときどうだったなどという描写もなかったので、扱いが雑に感じました。
最近読んだミステリーの中では、一番、夢中になって読みましたが…ラストは、すっきりしないものでした。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
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No.9:
(1pt)

古さを感じる作品

良い小説は、いつ書かれたものであっても、古臭さは感じないと思う。横溝正史さんの作品がいい例。この作品は古臭さが満載。
フェアプレイと言っておきながら、他の作家の作品のネタをバラしてしまってたりもして、作家としていかがなものか。
この作品が書かれた時代は、そういう時代だったのかな。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
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No.8:
(2pt)

クローズドサスペンスとしては微妙。

雪山山荘クローズドという設定にもかかわらず、緊張感や
疑心暗鬼がほぼ無くキャラの掘り下げも殆ど無いので
山荘側は実に平凡な展開になってしまっています。
例のピンなどもほぼおまけ程度の演出しかありません。
しかも双子パートで度々進行がストップするため気持ちが
削がれます。

双曲線などと大きく出た割には双子サイドは全く盛り上がらず
同じようなことの繰り返しです。ほぼサイドストーリー的な
立ち位置で、とても双曲とは思えないです。

そうとう昔の小説なので仕方がないのかもしれませんが
簡単な文章で書かれているにも関わらず説明が分かりにくくて
頭に入りづらいです。道中が退屈なので余計に理解するのに
疲れてしまい終わりまで読むのが大変でした。

自分は動機を結構大事にするのですが、今作は平凡で
ここまで読んでこれかーってなってしまいました。
動機も序盤だか中盤で予想はついていましたが。
トリックに関しても、びっくりするようなことも特に
ありませんでした。概要は途中で気がついてしまいました。
作者が自ら冒頭でネタバラししているので書きますが
双子トリックはどうも好きになれません。

結局、最序盤で双子が強盗をやってる流れが
面白さのピークでした。「そして誰もいなくなった」を
読んだのがつい最近なので、落差がすごいです。
わざわざクリスティと比べるのはもはや非常識で
すらあるとは分かってはいるのですが、この作品を
読むために先にクリスティを読んだようなものだったので
めぐり合わせが悪かったとしか言いようがないです。
新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)より
4062773384
No.7:
(2pt)

トリックのためのトリック

私が『ひどミス』で称揚した西村の『天使の傷痕』を読んで、こっちのほうがすごい、と書いていた者がいたので読んでみたが、作者が冒頭で、双子が出てくる、と宣言する。 そしていきなり双子が出てきて犯罪をする。 これがトリックである。 だが、無関係に進められる雪の山荘での連続殺人は、何のことはない凡庸なもので、双子のトリックなどなくても成立するものだ。 それに動機も、人を殺すほどのものではない。 連続殺人の動機といえば、『終着駅殺人事件』のほうがずっと説得力がある。
新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)より
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No.6:
(1pt)

ありえない展開

偶然とまぐれが重なり合ってようやく成立するようなお粗末な展開。
「?」と思う箇所が2~3ダースほどあるため、作品にリアリティを求める人には到底お勧めできない。
「ノックスの十戒」に言及するなら、「ヴァン・ダインの二十則」も順守してほしいのだが…。
なお作品中、クリスティの「そして誰もいなくなった」に関し、
一方的にネタばらしをするという重大なマナー違反があるので要注意。
新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)より
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No.5:
(2pt)

高評価につられて読んでみたものの

クローズドサークルものの隠れた傑作という評価に釣られて読んでみました。
読みやすい文章、クセのない人物造形、強盗の双子の飄々とした魅力などで
3時間程度で読了できましたが、本格ミステリとしての内容はイマイチでした。

以下、ネタバレも含んだ不満点です。

冒頭で、犯行に双子がかかわっていることが宣言されていますが、
復讐のカードのシンボルは特定層にしかわからないため手がかりとしてはアンフェア。
山荘の犯人は消去法でわかりやすいものの、決定付ける客観性な証拠がないので
読者が判断付けるのは難しく、登場人物の憶測に阿らなければならない。
動機にかなりムリがあり、どちらかと言えば犯人の過失が目立つので感情移入できない。
なので真犯人がわかった後の展開が冗長に感じる。(ラストのオチも予想しやすい)
作中キャラの推理力がなさすぎて「そこは怪しいと思えよ!」「先手を打てるだろ!」と
突っ込みたくなることがしばしば。
双曲線というタイトルの割に、同時進行の二つの事件の間には直接の関連性がなく、
実際には平行線でしかなかった。


発表当時に読んでいたら斬新で面白かったのかもしれませんが、
氏のトラベルミステリー同様、ミステリ部分のプロットが雑だなと思いました。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
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No.4:
(2pt)

高評価につられて読んでみたものの

クローズドサークルものの隠れた傑作という評価に釣られて読んでみました。
読みやすい文章、クセのない人物造形、強盗の双子の飄々とした魅力などで
3時間程度で読了できましたが、本格ミステリとしての内容はイマイチでした。

以下、ネタバレも含んだ不満点です。

冒頭で、犯行に双子がかかわっていることが宣言されていますが、
復讐のカードのシンボルは特定層にしかわからないため手がかりとしてはアンフェア。
山荘の犯人は消去法でわかりやすいものの、決定付ける客観性な証拠がないので
読者が判断付けるのは難しく、登場人物の憶測に阿らなければならない。
動機にかなりムリがあり、どちらかと言えば犯人の過失が目立つので感情移入できない。
なので真犯人がわかった後の展開が冗長に感じる。(ラストのオチも予想しやすい)
作中キャラの推理力がなさすぎて「そこは怪しいと思えよ!」「先手を打てるだろ!」と
突っ込みたくなることがしばしば。
双曲線というタイトルの割に、同時進行の二つの事件の間には直接の関連性がなく、
実際には平行線でしかなかった。

発表当時に読んでいたら斬新で面白かったのかもしれませんが、
氏のトラベルミステリー同様、ミステリ部分のプロットが雑だなと思いました。
殺しの双曲線 (1979年) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (1979年) (講談社文庫)より
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No.3:
(2pt)

古いからなのか?

アイディアはいいが、好きになれなかった。
すべてが脚本通りに動いているというか、登場人物が動かされている。行動に必然性がない。

また、なぜ「そして誰もいなくなった」を持ち出したのだろう?
これでやりたかったことが見えてこない。
完成されているものに、ごちゃごちゃと付け足している印象。

これは単に古いからなのか?
昔は心理描写よりも、トリックに重点が置かれていたということなのだろうか。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
406136135X
No.2:
(2pt)

古い。。それさえ理解していれば・・・

クローズドサークルものを探して、評価の高いこの作品を読みました。
西村先生の作品は電車がでてくるので敬遠してたのですが、これには関係ないと思い読みました・・・・・・・ん?

結論からいえば、期待せずに読めば良作だと思います。
しかし、私は、登場する警察の頭の悪さと刑法理論の理解についてがある点でスッキリしませんでした。
古いからなのか…。
過剰に期待をせずに、素直な気持ちで読める方にはお勧めかもしれません。
疑り深い、似非法律家の私には合いませんでした…。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
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No.1:
(2pt)

古い。。それさえ理解していれば・・・

クローズドサークルものを探して、評価の高いこの作品を読みました。
西村先生の作品は電車がでてくるので敬遠してたのですが、これには関係ないと思い読みました・・・・・・・ん?

結論からいえば、期待せずに読めば良作だと思います。
しかし、私は、登場する警察の頭の悪さと刑法理論の理解について難がある点でスッキリしませんでした。
古いからなのか…。
過剰に期待をせずに、素直な気持ちで読める方にはお勧めかもしれません。
疑り深い、法律かじりの私には合いませんでした…。
殺しの双曲線 (1979年) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺しの双曲線 (1979年) (講談社文庫)より
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