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嘘つき王国の豚姫
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嘘つき王国の豚姫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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豚姫「りか」の悲惨さ(馬鹿さ加減)が,これでもか,これでもかと書き連ねられていて,読んでいて辛い。 それが中盤,ソープの客である浜本に見出されて形だけ編集者の肩書きを与えられ,そこから流行作家である佐英子のマネージャーになる。この展開は,ほとんど唐突としか思えないもので,何故彼女が作家のマネージャーにならなければならなかったのか,また,作家がマネージャーに対して首と告げるシーンで何故これほどまでのページを使って悪口雑言を重ねなければならなかったのか,不思議だったが,調べてみて納得。 岩井は,かつてのマネージャーと大げんかして別れていた。本書の「りか」は,このマネージャーに対する悪口雑言を書き連ねたいがために作られた人物だったようだ。 どのようなケンカ別れをしたのかは不明だが,かつては親しく付き合っていた人間をここまで醜く描き上げ,悪口雑言を書き連ねることができるということそのものに,非常な恐怖を感じた。 | ||||
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著者の本が好きでいろいろ見ていますが「現代百物語」に載っていた話が小説になりましたって感じでした。 レイプ・ソープ・整形と、なんだかどこかの携帯小説みたいな内容。 ただ、そこはプロなんで、よくある携帯小説とは桁が違います。 現代百物語シリーズを全部読んでいる人には、ちょっとつまらないかもしれません。 | ||||
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おんなじネで沢山本を出しています、と言う感じですかね。 最後のほう、 初版274ページ以降の展開は「エエッ」という感じで今一つでしたね。 あと、 作歌の長男になんかあった、なんてく後日談は期待したんだがなぁ・・・・ | ||||
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違う視点から見ると、作者は本当に心から元マネージャーが嫌いで嫌いでしょうがなかったけど一緒にいて、離れてから安心して思いっきり言いたかった事とか書き綴ったらこうなったんだろうな。エッセイでは仲良しぶりをアピールしてたのに、女って怖いと読めば読むほど作者の彼女への怨念にも似た感情が読み取れて怖かった。一連の作品と併せて読み比べると段々悪口も激しさを増すのが分かって怖さ倍増。一人の人間に対してここまで憎しみを込めた悪口をあれこれ思い付いて話を作れるのも凄い。彼女は実はこうなんですよって、活字で言いふらしてるリアルな感じがさすがホラー作家だと感心した。 | ||||
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