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魔女の死んだ家
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魔女の死んだ家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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中一の時に読書の時間というのがあった。 たまたま友達が図書館で借りていた本を 読むのがないからこの時間だけちょっと 見せて〜ぐらいのテンションで少し 借りたら面白くてハマった。 大人になって昔好きだった本を集めようと 思って買った。中古品なのにとても綺麗で びっくりした。 | ||||
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本の状態も本の内容もとても良いです。又利用させていただきます。 | ||||
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タイトルにもあるように、ノベルス版でこのコピーで建築探偵が登場する番外編ものか?と期待するとがっかりします。 出て来る事は出て来ますが。 でも私は買って満足してます。だって…(言わない) 篠田さーん、新シリーズお願いしますー。 ミステリじゃない桜井モノでもいい、読みたいよー。 | ||||
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ミステリーランドシリーズの一作 イラストは波津彬子氏 最初は、いかにもな時代がかった雰囲気に なかなか馴染めませんでした しかし、最後まで読むと、 この雰囲気がこの作品には必要だったと納得がいった 男性更に言えば、少年には少し辛いかも 同じミステリーランドでいえば、 綾辻 行人著「びっくり館の殺人」と同様に 捩れた親子関係がひとつの軸となっているが 本作の方が、若干の救いがあった | ||||
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『ミステリーランド』には佳作も多いので読みました。 篠田さんの本は初めて読んだのですが、こういうのはお耽美とか 言うんでしょうか。 面白くなかったのはたぶんぼくが「男の子」だからだろうと思い ます。だから、ぜんいんかどうか分からないけど、男の子が読む場 合には気をつけた方がいいと思います。 一応はミステリーの体裁になっていますが、『ミステリーランド』 シリーズはミステリーばかりじゃないので、この内容なら無理にミス テリーに忠実じゃなくてもよかったのではないかと惜しまれます。 お子さんにもあまりお薦めできません。 | ||||
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面白く読んだのですが・・・ 折角「ミステリーランド」のシリーズなので、 カラクリ屋敷とか作者の得意分野だと思うのですが、 そうでなかったのが残念です。 子どもも大好物だと思うのだけど。 トリックのある建築モノって。 | ||||
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三部構成になっているミステリ。第1部が、母親にまつわる生と死の記憶を語る子どもの話。第2部が、密室でひとりの女が死んだ事件を語る関係者の証言。そして第3部で、事件の真相が過去の闇から浮かび上がり、関係者の間で解き明かされる。ざっくりまとめてしまうと、大体こんな構成になっています。事件に関わった人たちの話を通して、艶やかな桜の化身のようなひとりの女性の姿と、事件が起こった屋敷の、特に庭に咲く草花の風情が過去から蘇ってくるような味わい、それが印象に残りました。第1部、第2部と読んでいって、フランスのミステリの匂い、さらに言えば、ボアロー&ナルスジャックの作品を思わせるようなミステリの香り、それに通じる味わいがあるような気がしました。朦朧としておぼろげな過去の記憶の中から、ミステリアスな香りが立ち上ってくるようなところに、一種共通した匂いを感じたのです。ミステリーランドのシリーズは何冊か読みましたが、本書が一番難易度が高かった。まるで、曖昧模糊とした過去の記憶の中を、目隠し鬼の遊びのように手探りしながら進んでいく感じ。正直、子どもが読むにはかなりしんどい作品なんじゃないかと、そう思ったんだけど、どうなんだろう。挿絵を描いてらしたのは、波津彬子さん。『雨柳堂夢咄』シリーズとかとても気に入っているので、収められた挿絵の数々、親しんで見ていくことができました。本書の話の内容とか舞台背景などにしっくりくるふさわしさを、波津さんの挿絵に感じました。 | ||||
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とにかく登場する家の庭がとても美しいと感じさせられる。物語の根幹を そのイメージが支えている感じである。また、幻想的な館を舞台にした ミステリーとして見ると、固定観念を持って読むと足下をすくわれる控えめ ながらしっかりしたサプライズが用意されている。 ジュヴナイル小説としてみた場合、いささか構成の複雑さが気になるところではあるが、中学生ぐらいの時に読んでみたかった作品である。 | ||||
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多くの悲しみと怖れがつづられていても、非常に美しい物語です。 自然のままに留めおかれている庭園に咲く、一本の枝垂桜。 魔女と呼ばれるに相応しい女性の艶やかさ。 そうした描写が、薄暗い外観を持つ洋館を照らす光のようです。眠っていた過去をゆり起こすのは、時には残酷なこともあります。 でも、どれほど辛くとも必要なこともあります。ここでは、どうしても謎を明らかにする必要がありました。 人も家も再生するために。すべてを知った後は「魔女」への印象が大きく変わりました。 花のような女性でしたが、花は見た目のように弱くはないことを 暗示しているようにも思えます。挿絵は波津彬子氏。華麗な絵が幻想的な雰囲気に融合しています。表紙の洋館と143ページのイ!ラストにはことさらに感じ入りました。 この両作家による合作(コミック化など)を見てみたいです。蛇足ながら、建築探偵シリーズのファンであれば登場人物の一人が気になることでしょう。 | ||||
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