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アンドロメダ病原体
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アンドロメダ病原体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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著者の死後に続編が発売になったことに加え、このところのコロナ騒ぎもあって再評価されているようだ。ある意味、今最も熱い小説かも。 けれど今読むと、もうちょっとエンタメ小説として完成させないとなーという感じ。人間がまるで描けていないという評判も正にその通りだと思う。 終わり方もやや唐突。なるほどという納得感もほどほど。それでも、今から50年も前にこんな小説が書かれていたことはやっぱり驚きだ。クライトンは凄い! | ||||
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クライトン博士(お医者さんです)が本名で書いた第一作です。他にもペンネームをいくつか持って作品を発表しています。この作品は映画「アンドロメダ」(1971)の原作です。ストーリーは、アメリカ中西部の田舎町に人工衛星が落ちてきます。そこで調査隊が見たものは住民が死に絶えたゴーストタウンでした。住民は未知の病原体で死んでいましたが、たった二人だけ生存者が見つかります。未知の病原体の正体は?なぜ、二人だけ助かったのか?病原体の蔓延は防げるのか?今、科学者たちの孤独な戦いが始まる!クライトン博士の作品は他にも映画になっているので、ここではご紹介しませんが流行り物は大得意です。この作品が書かれたのはベトナム戦争の最中でABC兵器(原子力兵器:原爆、生物兵器:病原体、化学兵器:毒ガス)についての興味が高まっていた時期です。原爆(第2次大戦)や毒ガス(第一次大戦)は既に実用化されています。未知の兵器は生物兵器:病原体だったのです。遺伝子やオッドマン(だったっけ?)仮説、生化学理論など実際の科学知識をベースに未知の領域を描き出す先見性は確かにすごいです。でも流行りに流されて練られていない感は否めません。結末が肩透かしのようで余韻も無いし、、、はっきり言わせてもらうと映画のほうが出来が良かった。私の個人的な感想ですが映画を制作する時にスタッフのアイデアを脚本に取り入れたのではないでしょうか?クライトン博士を別に嫌いなわけではありません。でも毎年、大作を発表するよりも数年かけて熟成させて発表するともっとすごい作品になるのではないでしょうか?すごい才能を持っているのだから、、、 | ||||
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