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人間の証明



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人間の証明の評価: 4.49/5点 レビュー 92件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.49pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全92件 81~92 5/5ページ
No.12:
(4pt)

ドラマとは違った

ドラマを見て、この小説を知りました。ドラマでは出し切れていない人間味が表現されていて、ドラマよりも小説のほうが面白いのではないかと思いました。ほかの作品も読んでみたいですね。
人間の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫)より
4041753600
No.11:
(3pt)

子どもの母を愛しく思う気持ち

竹野内豊の「人間の証明」を見て、気になって読んだ。ドラマでは、四半世紀の隔たりがあったが、それを埋めるのに充分な人物構成がされていた。原作でも、西条八十の詩に象徴される子どもの母を愛しく思う気持ちがあまりにも切なさが強く心を動かした。
人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)より
4041365198
No.10:
(5pt)

感動的な作品

最初これを知ったのは母がTVドラマ版『人間の証明』を観ていた頃だった。その時、母が「これ面白いから本でも買ってあげようか?」と言ってくれたので買って貰った。ドラマの方は途中からしか観てなかったのでそれはDVDの方で観るつもりである。買った後に早速読んだが、これは素晴らしい。徐々に読者をストーリーに引き込ませる力がこの本には感じられる。TVドラマは登場人物も増え、見応えがあるのだが、この本でも感動的な部分はたくさんある。どんな人間にも人間の心はあるのだという証明を表しているのだこれは。ドラマも原作をそのまま映像化したような仕上がりだった。森村誠一が書いたように誰でも子供の頃に母親から『麦藁帽子』買って貰い、今では買って貰えなくなってしまっている。今だと呆れられてしまうからだ。昔と同じ母が目の前にいるのだが、昔のように可愛がってはくれないし、好きな物も今では自分の小遣いで買う始末だ。いつまでも甘える訳にはいかないが、もう一度母に可愛がられている時代に戻ってみたいと思った人はいないだろうか…。
人間の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫)より
4041753600
No.9:
(5pt)

新鮮な感動でした

角川シリーズと言えば、数十年前に小説と映画をセットにした大掛かりな宣伝作戦を展開し、一世を風靡したものです。中でも「人間の証明」は代表的なものでしたが、当時は小中学生くらいで年齢的にも合わなかったのか?初めて読みました。宣伝先行でエンターテイメント重視の印象が強くて、たいした本ではないだろうなんて先入観を持っていたのですが、今読んでも新鮮さのあるストーリー展開やプロットには感動!映画やドラマはいまだに見ていないのですが、森村さんの力作には素直に面白い!と思いました。青春の証明・野生の証明も続けて読みましたが、なかなかなもので新しい発見にうれしい気分です。
人間の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫)より
4041753600
No.8:
(4pt)

ドラマとどっちが面白い?

ドラマを見た友人がしきりに進めるので読んでみました。前半は、ひたすら登場人物(多い!)の紹介のような感じでスローペースで物語が展開されます。その後、徐々に加速度的に展開が早くなりストーリーは一気にクライマックスまで突っ走ります。そう思えるほど一気に読めました。無関係に見える各々の登場人物たちがここまでつながってくるのかよ!と突っ込みを入れそうになりましたが・・・私は、ドラマの方は最終回以外見てないんですが、個人的には、本のほうが面白いように思います。コレを読むまで、この本がそこまで名著だとは、知らなかったのが恥ずかしい。
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4041753600
No.7:
(5pt)

テレビを見て知りました

僕は中学生なんですが、この本はすごく感動しました。結構難しい話ですが、読んでみる価値はあるとおもいます。
人間の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫)より
4041753600
No.6:
(5pt)

いっきに読みました

昔はやったのはつゆ知らず、今回のテレビ化で初めて知り読んでみましたが面白い!ずっと時代が古いと思うのですがそれも感じさせないストーリー、主人公の「怒り」を静かに感じます。
人間の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫)より
4041753600
No.5:
(4pt)

ドラマで注目

現在、テレビドラマで放映されています。やはり小説とTVはニュアンスが少し異なるように思います。違いを確認したい人は一度お読みになってはいかがでしょう。
人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)より
4041365198
No.4:
(5pt)

ラストはせつなさ、くるしさが胸に沸き立ちました

 過去の作品がテレビドラマ化されることで話題となり原作本を知るという図式で面白い本に何冊か最近出会っている。本書もそうして読む機会を得た。 時は昭和50年代か、黒人の青年が東京で死体となって発見される。異国での死。殺人事件を捜査する棟居刑事を突き動かすものは彼の過去の体験が基となっているようだ。 東京、ニューヨークと小説の中に時々、挿入される大都会の風情は社会的に冷徹に客観的な様子で描かれていてどきりとする。今はそれが加速されてしまったのか、どうか。 殺人事件は棟居刑事が気が付かない場所でその後も起こる。時代の申し子のような裕福な家庭の子息、社会的名声がある人物たち、不倫をしている人なども登場する。 ラストはせつなく、犯罪者が悪人かというと言い切れない。犯罪者が生まれる社会の構造、人間の業(ごう)を想った。また何より小説冒頭で殺された黒人青年ジョニーの足跡をたどるラストの棟居刑事の語り、彼の少年時代のどうにもならない怒り、その鉾先のくだりはせつなさ、苦しさが胸に沸き立つ感があった。 過去にも映画やドラマとなったそうだがそれはよく知らなかった。今回、めぐり合えてよかった1冊だ。
人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)より
4041365198
No.3:
(5pt)

おもしろい!!

こんなスリルのある、作者の思いが伝わってくる作品はあまり無いかなと思いました。これから色々な本を読んでも、ずっと私の中でのベスト10の一冊にはあると予感しています。半端な推理小説ではなく、人間と人間との関係性を後々まで考えさせられる傑作です。すばらしい!!
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4041753600
No.2:
(5pt)

文句なしの感動作

私は松田優作が好きだったので、彼が出演している映画版の方を先に見ました。映画では、どうしてわざわざ日米を又にかけた事件にしたのか、いまひとつピンと来なかったのですが、小説版を読んで大納得しました。日米の対比こそが、この小説の肝なのです。凶悪犯罪が日常となってしまっているアメリカ。そのアメリカよりは日本の方が暖かみのある国であるはずだという思い。一方で、敗戦以降どんどんアメリカ化していく日本の行く末への不安。そんな社会的な視点をベースにしつつ、崩壊しつつある親と子の絆を描くという手法は見事だと感じました。泣けるミステリが好きな人におすすめです。
人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫 緑 365-19)より
4041365198
No.1:
(5pt)

今だからこそ輝かしい人間性

 この本を初めて読んだのは小学生の頃だ。父の書棚にある本を適当に選びだし貪るように読んでいたとき、手に取った。最近、懐かしさに購入し読んでみた。同じところで涙が出るのが不思議だった。「母さん 僕のあの帽子 どうしたでせうね ええ 夏碓井から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ」 親子の美しい想い出を描いた詩が、あの小学生の頃から不吉で哀しい響きを持っている。 人は幸福を求めて生きている。それが行き過ぎると―あまりにも自分独りの幸せを求めると何かを犠牲にしてしまう。よくできたものだ。 犯人は現在の幸せに固執した。被害者は犯人の幸福を損なうつもりなどなかった。ただ一つの願い「会いたい」というささやかな幸福を求めただけだった。 犯人の人間臭さもさることながら、追う側の刑事たちもドラマティックである。棟居刑事はある事件で家族を奪われ大きな喪失感を常に抱いている。やり場のない衝動を捜査にかたむける様は痛ましいほどだ。 追う刑事達の汗も犯人の焦燥も被害者の涙も、このような時代だからこそ輝かしい。こんな『人間性』は今となってはノスタルジックに語られるだけでしかないとは寂しい。この物語を読んで泣けるということは『人間の証明』なのではなかろうか。 若い二人の、愛を叫んだ物語は二人の世界の話である。この話は世界の一部、都会の片隅で起こった愛の破綻の物語である。近視眼的一人称的に愛を語るのは容易だが、この世は個人だけで動いていない。それゆえの悲劇が本書の殺人事件なのだと思う。甘く切ない閉ざされた世界から一歩踏み出して本書をおすすめしたい。 それにしても西条八十の詩は「かなりや」といいこの詩といい、柔らかいナイフのように心に突き刺さり、じんわりと溶け込んでくる。切ない。
人間の証明 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:人間の証明 (角川文庫)より
4041753600

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