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いま、会いにゆきます



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【この小説が収録されている参考書籍】
いま、会いにゆきます
いま、会いにゆきます (小学館文庫)

いま、会いにゆきますの評価: 4.11/5点 レビュー 333件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全333件 101~120 6/17ページ
No.233:
(4pt)

文学を期待せず、ただただ愛の物語を読むべし

作者は海外の小説に精通しているのか、文章自体が非常に「翻訳的」な臭いのするものであり、またアメリカンな誇張表現の連発も少々鼻についた。とにかくフィクション性の高い内容なので、「星の王子様」や「ソフィーの世界」を思わせる空気も感じる。国文学派にとっては、最後まで読むのがつらい小説かもしれない。しかしながら、純恋愛と家族愛は作者の意図した通りに読み手に伝わるし、最後には予期せぬ展開も待ち受けている。少なくとも子供を持つ世代の人間にとっては琴線に触れる物語と言えるのではなかろうか。個人的には、「世界の中心で…」などより遥かに優れた作品だと思う。
いま、会いにゆきますAmazon書評・レビュー:いま、会いにゆきますより
409386117X
No.232:
(5pt)

ひとそれぞれ

自分も数年前に妻を病気で亡くし二人の幼子を抱えるシングルファーザーです。この本のことを知ってすぐに買って読みました。主人公の巧や死んで行く澪の気持ちが自分には手にとるようにわかり涙がとまりませんでした。似たような境遇の方または子供をお持ちの方など、自分に置き換えてみる事ができないとこころから感動するのは難しいかもしれないですね。
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409386117X
No.231:
(5pt)

平凡だけど、とても大切なことだということ、ただそれだけ

多くの人々が共感するのも、また、さまざまな批判があるのも、分からないではない。セカチューにしてもそうなのだが、本書にしても、小説としてどれほどのものなのかを判断する素養は残念ながらない。ただ、本書に描かれているのは、どこにでもある、何の変哲もない家族とその生活、それが失われる運命になって、はじめて<幸せ>であることを痛感する、ということ。もちろん、世の中にはいろいろな人生があるから、一般化などできないけれど、似たような生活は多くの人が共有しているのだろうし、それがある日突然、失われる運命にあるという宣告は、平凡であるがために、逆説的にも、<悲劇的>になってしまうのだろう。
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409386117X
No.230:
(3pt)

不出来な人ほどいとおしい

ふ~…と、頭使わずに一気に読めてしまいです。ストーリーがよくできています。んで、オチがちゃんとついていて、説明もご丁寧すぎるほどわかり易いです。なので、どうも余韻は味わえませんでした。 結局、感動できるかどうかは、どれだけお話に感情移入できるか、そこだけなのですね。この本の場合は、「想うだけで涙がでるほどこの人を愛してる、誰がなんと言おうと。」こんな気持ちにどれだけ共鳴できるかですね~。誰もがうらやむような恋人ではこんな気持ちにはなれないわけで。あ、ちなみに私はめっちゃ泣いたんですよw
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409386117X
No.229:
(5pt)

あたたかくて、優しい物語

映画はまだ観ていない私ですが、いろいろと驚きのある作品でした。(良い意味で)淡々としていて、でもすごく優しくて、どんどん続きが気になって一気に読めてしまいます。私も、あんな結婚がしたいなぁと素直に思いました。そして、ジンと涙がこぼれてきそうになります。そして、読み始めてか数週間がたった今でもふと、この文章が頭をよぎり、物語の世界に入ってしまうことがあります。心が物語にとらわれてしまったかのように・・・。また読みたいと思わせる力強い作品です。
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No.228:
(3pt)

感性の問題

涙が出るとか人生が豊かになるとか書かれている一冊なんですが、正直な話、僕は感動しませんでした。と言うのは、この本のフィクション性が強すぎると感じたからです。例えば、死んだ人が未来に現れるとか。ものの見方をするときに、何事に対しても「なんで?」と思う方は恐らく僕と同じ考え方をするような気がします。現実性が薄すぎる分、なんだか現代版おとぎ話みたいな感じでした。素直に物事を受け入れられる方は、感動するのでしょう。ストーリーとしてはとても読みやすい一冊です。
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409386117X
No.227:
(5pt)

何度も涙があふれた

多くの不具合を抱えて生きる主人公と幼い息子と、死んだはずの最愛の妻との再会と別れを描いた作品。多くを語らない行間に愛しさと切なさが滲み出ていて、何度も涙があふれ出て仕方がなかった。とくに、6歳の息子と母親の別れは辛すぎて、胃が痛くなるほどだった。映画になったくらいだからストーリーもよいのだが、それよりも文章表現が卓越している。たとえば主人公の抱える不具合の一つはパニック障害なのだが、パニック障害という言葉は一言も出てこない。その表現はこうだ。「スイッチが入り、バルブが開き、レベルゲージが振り切れる。」小説とはこうでないといけない。他のレビューを読んで、この小説を読んでも感動しない人たちがいるということに本当に驚いた。そういう人たちは心から人を好きになったことがないのだろうと思うと、気の毒にさえなる。大切な人と出会えた幸福をかみ締めることが出来る小説。すばらしかった。
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No.226:
(3pt)

サラリとしたファンタジー

人に勧めるとして「世界の中心で愛を叫ぶ」「博士の愛した数式」「忘れ雪」などが好きだと言う人には本書もお勧めする。このテの「もの静かな泣かせ本」をお探しの方は上記リストをお試しあれ(こんな風に話題になっていなくても、もっと面白い本は沢山あるけれど)。さて。個人的には正直、どうという事のない一冊だった。基本的に、ポエムが苦手な人には向かないだろうと思う。言葉の感傷にひたれない人は、たぶん読んでいて気恥ずかしくなる。行間から「ほら、この人達、無垢でしょう?優しいでしょう?」と囁かれているようで、スッと気持ちが引いてしまう。物語として直球すぎるのだと思う。美しいものは、ただそこにあるだけで美しい。人の死は、ただ死だというだけで悲しい。そんなのは当り前。愛と死を描けば何だっていい話、というわけにはいかない。とりわけ、沢山の愛と死の本を読んでしまうとそうなる。ただ、本は読み手の背景によって感じ方も違うだろうし、映画館で父親を待ち続けた少年の描写など、子を持つ親の方々にはグッとくる部分もあるだろう。
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No.225:
(4pt)

愛する人を大切に・・・

残された父と子の愛にあふれた生活。そこに現れた死んだはずの澪。また3人の生活が始まる。しかしそれは別離の予感を抱えた生活だった。どんなに愛していても、人はいつかは別れなければならない。そうだからこそ、平凡な毎日の生活も大切にしなければならない。「おはよう」「おやすみ」「おいしいね」「大丈夫?」「ちゃんと眠れた?」「こっちに来て」、そんな何気ない言葉全てに愛が宿っている。この文章を読んだとき、涙があふれた。何気ない生活がどれほど貴重なものかを、この本は語っている。自分の愛する人をもっともっと大切にしたくなる、そんな素敵な作品だった。
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409386117X
No.224:
(5pt)

共感できる物語

昨年母を亡くして、49日を過ぎた頃にこの本を父に勧められて読みました。私は、父よりも結構色々なジャンルの本を読む方で、それなりに目が肥えている所為か、他の方がレビューで書いている通り「書き方」としてはイマイチのようにも思えます。ですが、その立場に立った人間には、その悲しみ、想い、喜び、全てが共感できる、すばらしい物語だと思います。私には「夫の心境」はわかりません。ですが、主人公の「息子の心境」はよく解ります。子供にとって、どんな形であれ、短い期間であれ、母親が還って来る事は何よりも嬉しい事です。喩え還って来た母が、自分を息子、娘だと解らなくても、子供にとっては母親で、その母親がほんの一時でも傍にいてくれるのは嬉しいです。言葉、感謝、想い、伝える事ができなかった事を伝えられるのですから。文章が上手い人の物語は確かに面白いですが、物語に「共感」できる作品は少ないです。その数少ない物語が、この作品だと言えるでしょう。同じ境遇は誰もが通る事と思います。遅くても、早くても。妻が、夫が、母が、父が。その時、もう一度読み返したいと思える作品ではないかと、私は思いました。最後になりましたが、無神論者の私は死後が「アーカイブ星への旅行」が一番しっくり来ます。あやふやな天上論よりも、その方が、忘れなければずっとその星に居る、いつか私も星へ行くから、また会える。母を亡くしたことで精神的にダメージが大きく、そう思う事で安定を図ってました。立ち直り方は人其々なのでしょうが、私はこの本に出逢えたおかげで、普通に暮らせるだけの元気を貰えました。とてもレビューとは言えず、感想文になってしまいましたが、ご拝読感謝いたします。
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No.223:
(1pt)

普通・安物・偽者

台本?と思わせる短文会話が長く続く。リアリティも雰囲気も薄い。アーヴィングやシャリンジャーなどのアメリカ文学的なふわふわした文章にしたかったのだろうか。読みなれた読者ならすぐに顔をしかめるだろう。真面目に書いたように思えないのである。ラーメンで例えるとインスタントラーメンである。食べなれてる人には美味しいかもしれないが、老舗のラーメンを食べている人から見ると気分が悪くなる。異様な塩辛さ、油の臭さ、わざとらしい香り。濃ければよいわけではない。この作品に感動した人は、サブカル的不健康だろう。もはや回復不可能なほど味覚障害が侵攻しているのかもしれない。
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409386117X
No.222:
(1pt)

普通・安物・偽者

台本?と思わせる短文会話が長く続く。リアリティも雰囲気も薄い。アーヴィングやシャリンジャーなどのアメリカ文学的なふわふわした文章にしたかったのだろうか。読みなれた読者ならすぐに顔をしかめるだろう。真面目に書いたように思えないのである。ラーメンで例えるとインスタントラーメンである。食べなれてる人には美味しいかもしれないが、老舗のラーメンを食べている人から見ると気分が悪くなる。異様な塩辛さ、油の臭さ、わざとらしい香り。濃ければよいわけではない。この作品に感動した人は、サブカル的不健康だろう。もはや回復不可能なほど味覚障害が侵攻しているのかもしれない。
いま、会いにゆきます (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:いま、会いにゆきます (小学館文庫)より
4094082174
No.221:
(4pt)

すごく いいです

私が この本を買ったのは周りの人が進めてきたことと、本屋にオススメと書かれていたのを知ったからです。「そんなに良いなら買ってみようか」という軽い気持ちで買い 読み始めたのですが・・・本当に良い作品でした。主人公の頼りない感じ、でもそんな夫を深く愛する妻 澪の姿が印象的でした。本のラストで主人公の拓が澪に「僕は澪を幸せに出来なかった」というシーンで私はボロボロ泣いてしまいました。でも この本、時間の流れがよく分からなかったので星は4つにしました。でも それ以外は完璧です。感動したい方は今すぐ読んでみて下さい!映画も もうすぐDVDが出るそうなので興味のある方は是非どうぞ
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409386117X
No.220:
(1pt)

主人公が…

叫んでいるひまがあったらやることあるんじゃないのっていうくらい主人公が間抜けで呆れました。ネタばれになるので細かい指摘はできませんが、よ~く読んでください、こんな男に愛されたくないですね。本を読んだ気にはなれませんが、普段あまり小説を読まない人にはいいかもしれません。
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No.219:
(5pt)

何回も読み返したくなる本です。

何回も読み返したくなる本です。
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No.218:
(2pt)

うーん。

好みが分かれる、というか中級以上の読書家さんにとっては物足りないと感じるでしょう。決してネット作家さんを馬鹿にするわけではありませんが、ネットでは上下差が激しいのが現状です。そんな中では、市川氏が比較的レベルが高いところにいたことは解ります。ただ、プロとして紙面上で世界を作り上げていく場合には、少々レベルが足りないような気がします。他のプロと比べると、見劣りします。理由として、表現が陳腐であり、感情がうまく描ききれていない、台詞ばかり並び、改行に頼りすぎている、など。雰囲気は比較的落ち着いていて、疲れているときでも読めるやさしい文章です。いわゆる「癒し系」物語としては成り立つかもしれませんが、逆にいうと書き込みが足りず盛り上がりに欠け、奥行きがないように感じられます。また、この方の書かれる作品はだいたい同じような話が多いので、そこらへんのマンネリも少々気になります。まずは借りて読んでみることをオススメします。
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No.217:
(5pt)

大切なこと

何気ない日常に小さな幸せがあると感じました。気負わずに、ただがんばって生きることが大切に思えるような小説でした。
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No.216:
(4pt)

ステキすぎ!!!

妻が帰ってきた真相には、少し現実味がなくてガッカリしましたがそれでもすごくいい!!!かわいらしくてふわふわでやさしい描写、息子の口癖とか息子と主人公のやり取りとか時々プッ、って噴出しちゃうような部分もありこの題名の意味がわかったときは涙がいっぱい出てきて・・・本でこんなに胸打たれたのは初めてでした。もう、何回も何回も読み返してしまったほど。お金出して買って、時間を無理にでも割いて読む価値あり。
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No.215:
(4pt)

どこにでもある愛

夫婦愛だけでない、家族の愛のお話。最近の本ではよくあるタイプなのかもしれません。ですが、読み終えた後に一人で夜空を見上げたくなる、そんな本です。どこにでもある愛を、限られた時間しか分かち合えないという切なさ。未来の別離を知っていることからの辛さ、悲しさ。スローラブにも心惹かれるものがありました。それと私情ではありますが、どうしても佑司が可哀相でなりません。
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No.214:
(4pt)

感動するかしないかは読んだ人次第でいいのでは・・・・・!?。

私は恋愛系の人を泣かす本はあまり読まないのですが、映画化され、あまりにも評判になったもんで、本屋の店頭で数ページ読んでみました。そして冒頭の「ぼくらの星をつくった誰かは、そのとき宇宙のどこかにもうひとつの星をつくっていたんじゃないだろうか。そこは死んだ人間が行く星なんだ。」という一節で購入を決めました。なぜならこの作家の発想が自分の考えと重なったからです。死ぬとよく「あの世に行く」と言われますよね。私は宗教とか信仰とかとは全く無縁なんですが、漠然とそんな(次の世界があるのではないのかと)ことを考えています。ですからこの本を読んで「非現実的」だとか、「受けを狙った創作もの」とは全く感じませんでした。むしろ「ありえる」と思ったくらいです。私はこの本に心を動かされましたが、「厳しい意見」も多いですね。これは健全なことだと思います。皆が感動してたら気持ち悪いですよ。人それぞれ、本もそれぞれ、感動するかしないかは読んだ人次第でいいのでは・・・・・!?。
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