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当確への布石
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当確への布石の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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文章は悪い意味で硬いし、登場人物にも魅力がなかったです。 作中の選挙の選挙制度は現実の日本の衆議院選挙と同じ選挙制度になっているのが読んでいてわかりましたが政党の固有名詞が出てこなかったので政治小説の割には小さく見えました。 | ||||
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選挙中心の社会派ミステリと買ったはいいがいまいち食指の進まない作品だったが、 読んでみると案外面白く読めた 選挙終盤の巻き返し以外盛り上がるところはないが、どんでん返しな結末や 興味深い選挙戦略などは目を引く物がある だが出たっきり出番が無く疎遠なままの平澤の妻、終盤唐突に出てくるローラ、 平澤の病院通いも何だかあっさりと無駄な設定も多い この辺をもっと上手く処理できていればと惜しい作品 | ||||
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『このミス』大賞優秀賞受賞の帯にひかれて読みはじめましたが、上巻を読み終えた段階では、ちょっと期待外れですね。大学で教鞭をとりNPO活動する主人公が衆議院選挙に出馬するという設定はなかなかなさそうで、知らない世界ですし、興味深かったのですが。下巻の展開を期待します。 | ||||
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このミス大賞の優秀賞作ということでひかれて読んだ。 選挙には詳しくないので、選挙の裏で行われている熱い闘いが新鮮に感じ、 その裏側の話ということだけでも面白く読んだ。 上巻だけの感想としては、ミステリー性に欠けるかなとも思った。 | ||||
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このミスがすごいの優秀賞受賞作品。選考委員が書いているように大幅な改稿を したらしい。だからエピソードが未整理なまま残っている感じがした。 話自体は重厚で大人が読むのに適したミステリーです。 おそらく作者は犯罪被害者の遺族の心情を訴えたかったのだと思います。 主人公を誰か一人に決めて、その視点で書いたほうがよかったかもしれません。 | ||||
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国会議員の選挙を題材にした点は良いと思う。 しかし実際のマスコミの開票速報番組や新聞記事の方がもっと面白い。選挙はもっとどろどろとしているし、代議士選挙ともなれば週刊誌に掲載される暴露記事など読者を喜ばせる情報はいくらでもある。そうした題材を書いているのだから、少しは読者の期待に応えて欲しいと思う。 「このミス」の受賞作だからといって購入する人が多いのだから、選者の方々はもっと頑張っていただきたい。 | ||||
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選挙に関する小説なので必然的に 1−当選か落選か? 2−敵陣の力量は? 3−裏切り者(スパイ)はいるのか? という三点を気にかけながら、ある意味ラストまでの「にんじん」を ぶら下げられながら読み進めるかたちになる。 1は、約70日後となる(作品上)投票日まで読者を牽引できるが 2や3に関しては残念ながら正直、作者の力量不足を否定できない。 各登場人物の色がハッキリ明確でない点と選挙に関与する人間の割には 皆お行儀が良すぎて今ひとつ、おとぎ話的な小奇麗な内容過ぎたと思う。 作品終了後の参考文献も読者の楽しみの一つだが、今作品には残念ながら 表記がなく研究具合が未定だが選挙に関しての作者の勉強不足がそのまま 加速力不足につながったとも言えるのではないだろうか。 次回作に期待します。 | ||||
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この物語は選挙物としては面白いとは思うけど、何か物足りなさを感じてしまったかな。 登場人物に感情移入がしにくかったからなのかは、分かりませんが、やや入り込めなかったのは、確かに人物造詣が少し浅いのかもしれないと感じさせられた理由の一つかもしれません。 最近はスパイ物や公安刑事などが登場する作品が多いだけに、読みなれている人から見れば元公安刑事で登場する平澤はもう少し個性があってもいいと思いました。 ただ、物語としては選挙戦がヒートアップしていくにつれて、見えない敵に疑心暗鬼になったり、思わぬトラブルが出現したりするので、それなりに飽きさせないのも事実です。 | ||||
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選挙でミステリーの大賞というのが不思議だった。テーマが目新しいだけかとも思った。あまり選挙陣営のことは知らなかったし、読み進む上で、そこが困難であったり、興味を引いたりした。参院選の後でもあり、各陣営は、全てではなくともこんな温度で動くのか、というドキュメントも新鮮だった。ただ、それよりも堅い決意のもと、やはり人間としてうねる感情を持ち、判断に奥歯を噛み締める登場人物の様がリアルだった。展開が独特という点も、ミステリー好みなら悦べるはずだ。繰り返しになるが、やはり、人々の温度が非常に丁寧に描かれている点に満足した。少しミステリーから遠ざかっていた自分だからなのか、だからこそなのか、この面白さは伝えたい。そう思う。 | ||||
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「このミステリーがすごい!」大賞の優秀賞受賞作というカバーにつられて買いました。お話は大学の常勤講師で女性問題をとりあげ、テレビでも知られている大原奈津子が、セクハラ疑惑で議職を追われた前議員の補選に立候補を表明するところから始まります。ところがその表明を狙っていたかのように凶悪犯罪抑止連合会なる団体名の下で、性犯罪の前科がある個人の顔写真や勤め先などを明らかにしたビラがその前科者の住居の周辺で配られ、ビラ中で選挙では大原をぜったい支持する旨の表明がなされます。ビラまきが続き警察も動き出すのですが犯人はわかりません。大原は教え子の主人で元公安の平澤栄治に調査を依頼します。一方ゼミの教え子達を中心とした選挙運動は大原の知名度の高さとタレント性で順調な滑り出しをしますが、対立候補にやとわれている有名な選挙参謀、森崎啓子の巧妙な撹乱戦術にはまったり、政治ジャーナリストに暴露記事を書かれたりしながら投票日を迎えます。 粗筋はざっとこんな所で、表現力が確かなためにそれなりに読ませますし、選挙戦の駆け引き等成程と思わせるところもあります。しかし、登場人物が多いのに人物造形があいまいなため、行き当たりばったりのプロットだらけという感があります。平澤の愛娘が殺害され妻の精神荒廃をもたらした事件とはなんだったのか、ロンドン留学時代の友人ローラと大原のレスビアン的な関係、平澤と選挙秘書柏木清美との情事などここまで書き加える意味があるのか疑問です。枝葉末節の整理ができないまま本に仕立て上げたという印象でした。本作が「このミス大賞」の優秀賞だというのです。選者達が余程鑑賞力が鈍った人たちだったか、あるいは何らかの理由で該当作ナシとすることが出来ない事情があったんだろうなと思いました。 | ||||
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衆議院補欠選挙を舞台にしたサスペンス仕立てのストーリーが新鮮でした。政治への関心が高まっているなか、なかなかタイムリーな作品です。選挙戦の裏側をリアルに垣間見ているようで、おもしろいですよ。実体不明の団体や妨害工作、主人公自身の過去に秘められた謎、選挙にかかわる人たちの人間模様などが、いろいろ絡み合って、思わずこの先どうなるんだと一気に読んでしまいました。 | ||||
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