都知事選の勝者
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現職で4期目を狙う毒舌都知事に対して、アナウンサーやカリスマブロガー等が都知事選に挑む話。設定としてはおもしろかったと思うが、全体的に中途半端になっていたのが残念だった。 例えば、二大対決という構図を崩すための主人公たちの戦略もいまひとつ物足りなかったし、ネガティブキャンペーンだけで攻撃するカリスマブロガーの檜山という存在自体は異色でよかったのだが、結局彼自身から発せられるメッセージはほとんと感じ取れなかった。 何より選挙で戦っているという緊張感が足りなかったと思う。選挙小説なら個人的には真保裕一の「ダイスをころがせ」をおすすめしたい。 | ||||
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完全なフィクションなのでもう少し奇想天外なストーリーにしても良かったと思うが、今の石原都知事がモデルになっいてる現職の知事に、どこかの県知事上がりの有名人とテレビのアナウンサーの美人の女性が挑む選挙戦が書かれている。もう一人キーマンのカリスマのブロガーもなかなか面白い設定だ。 この石原もどきが、本当に良く描かれていて、小心者でプライドが高く、自分が勝つ戦いしかせず、負けそうになると土俵を変えた議論にすりかえる。自分にとってメリットのある人たちには媚びる。それでいて暴言癖があり、小説の中でもこの暴言癖のおかげでピンチに追い込まれる。 選挙にはちゃんと裏の参謀がいて、立ち居振る舞いからスピーチの内容その日の行動まですべて台本を作り、相手の運動員にはスパイを紛れ込ませて情報収集。しかし自分の一番信頼している部下が実はスパイだったりして…。 小説では何か大どんでん返しがあって、石原さんが負けるのかと思ったら、結局選挙が誰も過半数に届かず、再選挙という事になった。これって実際の都知事選でもこんな事あるのですか? 1票でも勝ったほうが勝つのだとてっきり思ってましたが。 まあ実際の選挙はこんなに綺麗ではなくもっと泥臭いのでしょうが、小説としてまあまあ楽しめました。 | ||||
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