■スポンサードリンク


奪取



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

奪取の評価: 8.13/10点 レビュー 15件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.13pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

軽快です

ボリュームたっぷり。
ページ数はかなり多いですが、サクサクッと読み終えます。
少年マンガの様なノリで、軽快に話が展開するので、飽きさせません。
偽札作りの描写がやや細か過ぎて少し冗長ではあるが、そのこだわりが、小説にマンガでは無い厚みをもたらしているのだろう。
ただ当方にはチョイとクド過ぎた。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2:
(8pt)

人生を取り戻せ

 闇金融から友人を救い出すため、大金を用意しろ! ATMを騙す偽札造りに奔走する主人公たち、一世一代の大博打は成功したように思えたが・・・。 更なる強敵と力強い味方、壮大な復讐計画、お金と一緒に人生を取り返せ!

真保裕一初読みです。 ヤクザとのスリリングな攻防、犯罪に人生を賭けた仲間達の団結、意外なラスト。 初めてがこの作品で良かったです♪ 星は8つ。

 

りーり
9EDFH0HC
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奪取の感想

偽札作りの物語ですが、主人公がその困難に立ち向かい1つ成し遂げる度に、名前と顔を変え新しい目的に向かっていく。
新しい仲間が加わり、偽札作りの技術もレベルアップしていき敵も巨大化していくという。
こそ泥が最後天下の大泥棒に変貌を遂げるという感じでしょうか。
誰もが好きな展開と言えるかも知れませんね。
ただ、多くのレビュアーさんも語っているように、製法に関する薀蓄が過ぎる。
よく調べあげたなとは思うのだが、長編作品全体の1/4くらいがそれで、しかもリアリティの追求という事なのだろうが、読み手には詳細が過ぎないだろうか。
一方でその薀蓄を除く本編のノリは道尾秀介「カラスの親指」を髣髴とさせる軽さがあるのである。
「重い」「軽い」が交互に来るアンバランス感が最後まで拭えなかった。

そして「カラスの親指」との決定的な違いは物語のラストにある。
こういう終わり方もありだとは思うが、「カラスの親指」を意識させた分、その落胆は大きかった。
ただ標準点を大きく上回る面白い作品だったことは間違いない。

梁山泊
MTNH2G0O

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!