■スポンサードリンク


クリムゾン・リバー



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

クリムゾン・リバーの評価: 6.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

事件の背景、動機が粗雑かな?

ジャン・レノ主演で日本でもヒットしたフランス映画の原作。派手な事件と個性的な登場人物でどんどん突っ走っていく、サスペンス作品である
フランス東北部の山間の大学町で発生した、残酷な連続殺人事件。そこから300キロほど離れた田舎町で発生した、小学校への盗難事件と墓荒し。無関係に見えた二つの事件捜査が、それぞれに個性的な二人の刑事の執念深い捜査によって交わり、忌まわしい真実が明らかにされるという、ありがちな構成のミステリーだが、二人の刑事の個性が際立ち、しかもストーリー展開が早いのでぐんぐん引き込まれていく。そのスピードとサスペンス、アクションはまさに映画向きである。
主人公の一人、ニエマンス警視正はまさにジャン・レノをイメージしながら造形したのではないかと思うぐらいぴったり。映画を見た後に読むのでも、読んだ後に見るのでも、どちらでも楽しめるだろう。ただ、派手な事件の様相の割に、犯罪の動機や背景が粗雑で、ミステリー小説としてはやや評価を下げたくなった。
ピエール・ルメートルなど、近年人気のフレンチ・ミステリーの先駆けとして一読しておいて損は無い。

iisan
927253Y1
No.1:
(5pt)

ちょっとだけ映画っぽく

ミステリー小説というよりも、映画の台本っぽく。
小説というわりには、「風呂敷広げて畳まない」
この本はミステリー小説として読むよりも
映画を見たあとで?或いは映画を見る前に読む方がいいのかもしれない。
表紙にジャンレノの顔がバッチリうつってるので、読み進みながら他の人で想像しようとしても
最初から最後までジャンレノの顔がチラチラ。

といっても、本を読んだあとで
映画を観たい!と思える内容ではなかったので、「なにもしない」に一票です。

ももか
3UKDKR1P

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!