コウノトリの道
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| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt | ||||||||
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「クリムゾン・リバー」の大ヒットで知られるグランジェのデビュー作。ヨーロッパとアフリカを往復する渡り鳥・コウノトリが帰って来なかったという環境保護のような話から残虐な殺人事件につながっていく、驚くべき構成のアクション・ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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| とてもいい状態で 早く届きました ありがとうございます | ||||
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| コウノトリが消えた(帰ってこない)。。。という冒頭から、結末部分を予測することはまずできないでしょう。 こんなうまい話がある?って思うところがあるかもしれませんが、その裏の真意や事情を考えていくと、小説としては許容範囲だと思います。 アイデアがすぐれた作品なので、あらすじを知らないで読んだほうが、驚きが多く楽しめると思います。 使い古された言い回しですが、「この本を読んだことの無い人は幸せだ。なぜならこれからこの本を読む楽しみが残っているのだから」という言葉が似合う作品です。 | ||||
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| この本の作者が映画「クリムゾン・リバー」の原作者であることを知り、まず4作目の「狼の帝国」をすでに読んでいました。この「コウノトリの道」の方が先で作者の処女作だそうです。 毎年やって来るコウノトリが来なくなった、その原因を探るという、最初はごく普通の学術的調査だと思われたものが、ダイヤモンド密輸や不法な臓器移植らしき犯罪につながり、怪しげな組織がからむ国際的謀略ものになっていくのですが・・・ラストは主人公の生い立ちも含めて、人間の業もからんだ異常な話になっていきます。 「狼の帝国」は、パリ在住高級官僚の妻の不安から始まって、最後はトルコにまで話が広がったのがびっくりでしたが、この作品も、スイスから始まってブルガリア、トルコ、イスラエル、中央アフリカにまで及びます。ただ、どちらの作品にも感じたことですが、スケールの大きな大作を作ろうとするあまり、伏線が雑だったり、ご都合主義があちこちで見られるところが気になってしまい、どうしても評価が下がってしまいました。 主人公のルイは経済的に豊かな養父母の援助でなに不自由なく歴史学と哲学の研究生活を10年以上続け、博士論文を書き上げます。テーマも「オズワルド・シュペングラーにおける文化の概念について」。そんな学術生活しか送ってこなかったルイ、もちろん銃を持ったこともありません。それがいきなりプロの殺し屋2人組を相手に銃撃戦や乱闘を演じ、しかもガラスで相手のどを掻き切って殺す・・・、そして血みどろになった体から雨で汚れを落として、車に戻ってそのまま入管を通り国境通過・・・素人が、そんなうまくいくものだろうか・・・と思ってしまいました。その時のレンタカーはぼろぼろになっているのに、店員は顔をしかめただけでにこやかな態度を崩さない・・・普通だったら賠償をせまられて揉めるでしょう。イスラエルでは殺し屋に追われ、顔の半分がぐちゃぐちゃにつぶれるほどの怪我をするのですが、パレスチナ人の反イスラエルデモに巻き込まれたとみなされ、特に追及されることもなく税関もセキュリティもフリーパスで出国させてもらえる、自分が紛争地域に車で突っ込んで逃げたことが原因で争いが起きたのにです。 他にもご都合主義と思えたところはいろいろあります。インドのホテルに偽名で泊まった・・・今時、不可能では・・・インドだけでなく、どこでも外国人はパスポートを提示しなければ泊まれません。カルカッタの貧民屈のような町の中、忽然と現れる宮殿のような豪邸の庭園入り口、それは言わば”敵地”なのですが、開けてみたら鍵もかかってなくて警備員もいない・・う~ん、ありえないのでは・・・。行く先々で惹かれた女性とは必ずベッドインできて・・・こんなことがあまりにもぼろぼろとたくさん出てくるので、読みながらどうも気がそがれてしまいました。 処女作だということで、甘い点に多少目をつむって読めば、スケールが大きいしスリルもあるので、おもしろい作品だと思います。楽しめるのではないでしょうか。 | ||||
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| ささやかな日常に飽きたとき読むべし、という刺激的な本です。 ココがココにつながっていたのか、という意外要素満載です。 コワイもの見たさ欲も刺激されますので、コワイもの平気なかた向きでしょう。 読後感は、舞台は全然ちがいますが、私の場合は「八つ墓村」的でした。 良かれ悪しかれ「人の思い」の強さに呆然とさせられます。 ここまでして(この場合は世界をまたにかけて)そうするか!という感じ。 ああ、内容に触れられないのがとても残念なのですが 強烈などんでん返しというか、意外性が後半に待ち受けています。 面白すぎます。でも悲しいしコワイです。 ちょっとずつ読むなんてたぶんできないでしょうから 丸一日お休みを取れる日にお手に取られることをおすすめします。 | ||||
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| 主人公ルイは最近博士号を取得した31歳の青年。 両親を亡くし、母の親友だった弁護士夫妻の援助の元、何不自由なく勉学にうちこんで来 た。 ルイの心のうちは微妙に虚しいものであった。なにか命を燃やすような体験を心の底 では望んでいたのだった。 そんな時、ある仕事が持ちかけられる。 コウノトリの消息を追う仕事だった。ヨーロッパからアフリカ、渡りの途中で忽然と消え たコウノトリの一軍--その消息を辿るのがルイへ与えられた仕事だった。依頼主は養母の 古くからの知り合いの鳥類研究家だった。 ルイはその頼みを承諾し、再び依頼主を訪ねるが鳥類研究家は自宅付近で無惨な遺体で見 つかった。コウノトリの巣の上で、遺体はすでに鳥たちについばまれ惨たらしい状態とな っていた。 彼の心臓は移植手術されたものだったが、彼がそのような医療行為を受けた記録はどこに も残っていなかった。そして、その移植された心臓には意味不明の赤いキャップが取りつ けてあった… 自宅からは彼が中央アフリカにいたころ手に入れたであろうおぞましい写真が見つかる。 ルイは亡き依頼主から依頼された調査を実行することを決意する。 東欧、西アジア、アフリカ…ルイの行く先々で奇妙な殺人が繰り広げられる。 コウノトリはどこへ? 殺された遺体に共通する傷跡の意味は? 目まぐるしく展開していくストーリーにぐいぐい引き込まれていく。最初主人公であるルイのキャラクターがいまひとつぼう洋と掴めない物足りなさを感じたが、後半、それは物語の重要な要素となっていたことがわかってくる。忽然と消えたコウノトリ、心臓手術、奇妙な殺人、ルイの生い立ち…次々と符合していく事実に息をのみながら一気に読了した。冒険、ロマンス、スプラッターホラー…盛りだくさんの一冊。 | ||||
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