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粘膜人間



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【この小説が収録されている参考書籍】
粘膜人間 (角川ホラー文庫)

粘膜人間の評価: 5.50/10点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

これは、すごい・・・ただ、耐性がある人向けかな

暴走している内容で
ぐちゃぐちゃしたエログロ小説なのに、
そんなに陰鬱にならない。
昔、夢野久作を読んだ時に味わったような
幻覚を受けた作品でした。

登場人物を"人間"と"化け物"と区分したとき、
見た目と中身が対比されている印象を受けました。
(原始的でとても素直なカッパの存在が
ある意味、一番心が綺麗でまともな人間っぽさを受けてしまった)
そして話の主軸になる雷太はどちらでもない、
人間と化け物が合わさった存在だなと感じました。

作中でも夢と現実が交差する箇所がありますが、
それがなくても頭に非現実感がたっぷり流れてくる久々のインパクト。
さらに他にはない独特の言葉遊びがとても魅力的。

このシリーズは引続き読んでみたいと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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