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龍神の雨



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【この小説が収録されている参考書籍】
龍神の雨
龍神の雨 (新潮文庫)

龍神の雨の評価: 7.27/10点 レビュー 15件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.27pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

暗喩が素晴らしい

比喩を用いて、直接的な表現をせずに読み手の想像を求める小説に感じます。タイトルにも使われている「龍」と「雨」を用いた情景描写や心理描写の文章を追っていくのが楽しい小説でした。解説を読んで、なるほどそういう読み方もできるのかと驚かされましたが、読む人によって受け取り方も大きく異なると思います。

終盤まではあまりミステリー感が感じられませんでしたが、終盤にはまさに雨で溢れた川のように勢いの良い展開にワクワクしました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

龍神の雨の感想

雨と二組の兄弟をモチーフにした作品です。
作中ずっと降り続く雨もあり、物語が佳境に差し掛かるまでは澱んだ何かにゆっくりゆっくりと沈む様な展開で、ページを捲る度に鬱屈とした気分にさせられます。
しかし、最後には決して快晴とは言えませんが、暗い雲から薄日が差すような微かな救いも感じられるストーリーで、個人的には今まで読んだ道尾作品の中では一番好きな作品かもしれません。

▼以下、ネタバレ感想

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ちんちろりん
NLFRSLFL
No.1:
(9pt)

「雨」が印象的なミステリー

この作品全体に流れているどこか暗い雰囲気。それを多分に描写された「雨」の様子が表わしているように感じました。そういった描写の緻密さがあって、ミステリーとしての質も非常に高いため、二度、三度読みたくなる作品であるのではないかと思います。

アルバトロス
CRRRDTJB

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