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龍神の雨



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【この小説が収録されている参考書籍】
龍神の雨
龍神の雨 (新潮文庫)

龍神の雨の評価: 7.27/10点 レビュー 15件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.27pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(8pt)

面白かった。

映像が見える。

わたろう
0BCEGGR4
No.7:
(8pt)

停滞した家族に訪れる雨の奇跡

 しかし奇跡は必ずしも幸運をもたらすとは限らない・・・
 
「雨」を大きなテーマとして掲げ、家族に不安を抱える二組の兄弟の心の闇の訪れを描いたミステリー。終始陰惨な雰囲気を漂わせながらも読者を離さない文章の展開力が素晴らしい。それでも設定が設定なんで放り出してしまう人も多いでしょうね。
間違いなく人を選ぶ暗い展開、推理小説といえるかは微妙でしっかり謎解きしたい人には不向きかな、しかしこの独特なつばを飲み込む雰囲気・・・「向日葵」が楽しめた方なら是非。★は8つ!!!

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.6:
(8pt)

龍神の雨の感想

文章は軽く、難しい描写も少ないので
読んでいて苦痛になるようなことはありませんでした。
途中で展開に気づいてしまって節はありましたが
全てを把握することはできませんでした。

道尾秀介は伏線回収がうまいですね。
素直に終盤でグググッと手に汗握ります。

▼以下、ネタバレ感想

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マビノギオン
ETOPY8N1
No.5:
(7pt)

龍神の雨の感想

未成年の少年少女たちの未熟さがひしひしと感じられる作品。
伏線の回収も見事であった。


▼以下、ネタバレ感想

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conejo
ZYHEZN1P
No.4:
(7pt)

龍神の雨の感想

雨、雨、雨。更に雨…。合間に晴れの日の描写があっても良いのでは?と思いつつ、、、然るべきおさまり。

kmak
0RVCT7SX
No.3:
(7pt)

龍神の雨

暫定ですが、今まで読んだ道尾作品の中で一番良かったです。こういう展開を予想していなかったので、あっさりミスリードされてしまいました。

ほそやん
IYPDLT89
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

龍神の雨の感想

雨が狂わす二組の兄弟のあやまちとは?ぐいぐい世界観にひっぱる力は見事ですが、傑作「ラットマン」に比べるとミステリ的な意味では真新しい驚きがなかったのが少し残念。しかし、二組の兄弟の再生の人間ドラマには胸打たれるものがありました!

ジャム
RXFFIEA1
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

龍神の雨の感想

「想像は人を喰らう」
という作中の言葉に示される通り、ちょっとしたボタンの掛け違いが悲劇を生むのですが、現実にも起こりそうな話で怖いです。
第3者の立場から見れば、このような思い込みは、時に間抜けにすら感じるものですが、
血の繋がらない他人を片親に持つ2組の兄妹、兄弟。
ある日突然、自分達と(戸籍上では家族である)他人との仲介役であるはずの存在(血縁関係がある方の親)をなくしてしまう。
また彼らが全て物事の分別に未熟な未成年である事。
ある意味特殊な人間関係が複数存在するという違和感こそありますが、読者に「思い込みも已む無し」と納得させるだけの設定になっています。

タイトルの「雨」に象徴される通り作品を通して非常に暗いです。
視野を狭め判断を誤らせる大雨。
そんな雨が流れを作り、一方の流れがもう一方を巻き込み、どんどん低みへと濁流となって流れていき、止める事ができない。
未熟な精神が生み出してしまった化け物ともいえる濁流に、少年達は為す術もなく追い詰められていきます。
作者が読者を騙すテクニックに優れた作家である事は承知していながらも、読中は重苦しさを感じずにおれません。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O

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