オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【横溝正史】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
悪魔の百唇譜の評価:
5.00/10点 レビュー 3件。 D ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点5.00pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
はっきり言って駄作……だけど最低限読めるのは流石と言うべきか
マイナーながら単独で一冊になっている長編では金田一耕助シリーズの中では最短作品ということで、割りと早い段階で読んでいた話ですが、はっきり言って駄作です。中々に想像力を沸き立たせる禍々しさのあるタイトルではありますが、百唇譜とは結局ちょっと悪趣味なゆすりのネタ帳でしかなく、はっきり言って肩透かしでした。頭にとってつけたような”悪魔の”という部分も安っぽさを助長してます(最初のタイトルはただの『百唇譜』だったようですが)終戦直後のまだ戦争の爪跡が残る日本という時代背景が活かされていた同シリーズの代表作・有名作に対して、高度経済成長期が舞台となる今作はなんというか「時代に置いていかれた」感が漂う、この時期の横溝氏の低迷を象徴しているような作品と感じました。とはいえ腐っても(失礼)横溝御大とは言うべきか、長編にしては短い作品というのもありますが、駄作とはいえ読むのが苦痛になって途中で投げ出したくなるということはなく、とりあえず読ませてしまうだけの筆力はあるのは流石だと思いますね。
悪魔の百唇譜の感想
角川文庫の横溝長編の中では最も短い作品。ギリギリまで犯人が分からない構成で、中盤は退屈に感じましたが、クライマックスは良かったです。余談ですが、序盤の等々力警部が金田一をほぼ強引に捜査に協力させるシーンと、彼の朝食シーンはちょっと笑えました。
角川文庫で一番短い長編。最初に読もうとしたんですが、最初に読まなくて良かったです。ある程度、横溝中毒にかかったら読みましょう!
マイナーながら単独で一冊になっている長編では金田一耕助シリーズの中では最短作品ということで、割りと早い段階で読んでいた話ですが、はっきり言って駄作です。
中々に想像力を沸き立たせる禍々しさのあるタイトルではありますが、百唇譜とは結局ちょっと悪趣味なゆすりのネタ帳でしかなく、はっきり言って肩透かしでした。頭にとってつけたような”悪魔の”という部分も安っぽさを助長してます(最初のタイトルはただの『百唇譜』だったようですが)
終戦直後のまだ戦争の爪跡が残る日本という時代背景が活かされていた同シリーズの代表作・有名作に対して、高度経済成長期が舞台となる今作はなんというか「時代に置いていかれた」感が漂う、この時期の横溝氏の低迷を象徴しているような作品と感じました。
とはいえ腐っても(失礼)横溝御大とは言うべきか、長編にしては短い作品というのもありますが、駄作とはいえ読むのが苦痛になって途中で投げ出したくなるということはなく、とりあえず読ませてしまうだけの筆力はあるのは流石だと思いますね。