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そして二人だけになった



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そして二人だけになったの評価: 6.14/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.14pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

このシェルターに残れるのは二人までです

巨大海橋(明石海峡大橋がモデルか)を支える巨大なブロック内に造られた「バルブ」と呼ばれるシェルター。
有事の際のその中での生活を想定した、テストシミュレーションのような形で実際にバルブ内で一定期間を過ごすこととなった、プロジェクトメンバーの男女たち。
しかし、突如システムが「緊急事態」を警告し、彼らは本当にバルブ内から脱出不可能となってしまう。
そしてその完全密閉された空間の中で殺人事件が発生し、一人、また一人と殺されていく……

というタイトルどおり、典型的な『そして誰もいなくなった』的なクローズドサークルミステリーです。

さらにこの作品の特徴として、盲目の天才科学者の弟で、多忙を極める彼の替え玉を普段から務めている弟と、そんな彼の世話係のような関係の女性の、やはり替え玉のような形で参加した容姿の酷似した妹という、ともに正体を偽った二人の男女を主役として、彼らの一人称が交互に語られる形で物語が進行して行きます。

クローズドサークル定番の閉ざされた空間の中での連続殺人というシチュエーションだけで私は興奮してしまうのですが、タイトルの通りこのままこの二人だけになってしまうのか?その場合どんな結末が待っているのか?と、先と結末が気になる作品でした。




▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

結末が・・・

まさかあんな終わり方とは・・・
ちょっと酷かったな。
トリックがどうとか、印象に残らなかった。

▼以下、ネタバレ感想

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レッダーン
JX3FQ5JY
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

そして二人だけになったの感想

タイトルの通り、あの作品のように進む事件。冒頭から、語り手が勅使河原潤と森島有佳の偽物であると明記され、なおかつ語り手が交互に入れ替わり、何かあると思わせながら進むのだが…。正直、この解決はかなり予想外でした。そこからのもう一発は、上手く飲み込めず、再読しても理解できそうにもないですが、森作品なので理解できなくてもよし。章末ごとに挿入される子供と勅使河原の質疑応答や、抽象的な雰囲気など非常に森博嗣らしい作品でした

ほっと
2XKXV6EI

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