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殺人鬼にまつわる備忘録(記憶破断者)



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【この小説が収録されている参考書籍】
記憶破断者
殺人鬼にまつわる備忘録 (幻冬舎文庫)

殺人鬼にまつわる備忘録(記憶破断者)の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
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(6pt)

殺人鬼にまつわる備忘録(記憶破断者)の感想


『 警告!
自分の記憶は数十分しかもたない。 思い出せるのは事故があった時より以前の事だけ。 』

どうやら私は新しい記憶を留めていくことが出来ないらしい。 手元にあるこのノートだけが私の過去を知れる記憶媒体のようだ。
『今、自分は殺人鬼と戦っている。』


 自身の記憶が数十分しかもたない主人公と他人の記憶を意のままに改竄できる超能力者、2人の記憶破断者の対決を描くストーリー。
主人公側が絶対的に不利なのだが改竄できる記憶を持ち合わせてないという唯一の武器を手に立ち向かう。 この主人公かなりの切れ者でリセットされる記憶に対しての適応能力が半端ない。 殺人鬼側も傲慢な利己的な部分が表立つが能力を使用した狡猾な策略は抜け目が無い。
特殊設定を用いた知略サスペンスから小林泰三らしいブラックなオチは鮮やか。 







りーり
9EDFH0HC

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