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(短編集)

奇跡の男



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【この小説が収録されている参考書籍】
奇跡の男
奇跡の男 (光文社文庫)
奇跡の男 (光文社文庫)

奇跡の男の評価: 7.00/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇跡の男の感想

このミス1988年版11位。ユーモアがあり軽く楽しめる短編集。解説が素晴らしく、著者の魅力を良く伝えているので、以下抜粋。「奇妙な論理は泡坂の持ち味」、「合理性やリアリティに囚われず、詭弁を軸にした構成」、「謎解きのプロセスを簡略化し、種明かしで読者を驚かす手つきは一貫している」等々。とにかく不思議な読み味なので、合わない方もいらっしゃるかと思いますが、おおらかな気持ちで、多くの方に読んで欲しいな、と思います。特に「狐の香典」は秀逸、ホントに良いですよ。

なおひろ
R1UV05YV
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇跡の男の感想

連作ではないと思うのですが、微妙な繋がりを感じる5編の短編集。
泡坂さんの他作品を読んでいればいるほど小ネタを楽しめるかも?(もちろん、未読でも十分楽しめます)

▼以下、ネタバレ感想

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mkaw11
HAAP6CBX
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

なぜか印象に残る短編集。

文庫の裏表紙の紹介文から多大な期待をしてしまった「奇跡の男」から始まったこの短編集は、全体的な印象から云えば、別段心に残るような意外な真相、プロットは無いものの、何故か気になってしまう。それは各々の短編に出てくる人物たちがやたらと存在感をアピールしているから。純文学の香気漂う「狐の香典」、「密会の岩」の糀屋五兵衛と安里に代表される飄々とした物腰は何とも堪らない。また他の作品から懐かしい顔が出ていたのも嬉しかった。

Tetchy
WHOKS60S

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