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(短編集)

検事の死命



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【この小説が収録されている参考書籍】
検事の死命
検事の死命 (宝島社文庫)
検事の死命 (角川文庫)

検事の死命の評価: 7.46/10点 レビュー 13件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.46pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(9pt)

本懐より良かった。

短編4話からなる構成。といっても、3話·4話は上下の位置付けなので、短編2話と本題作である中編1話の構成となっている。
表題作は特に面白かったです。ありきたりな法廷小説の様だが、正に勧善懲悪の冷静な半沢直樹版という感じ。単純に読後感が良くスッキリした。
2話の佐方父親の話も、心が暖まり気分良く読めました。
本懐の方が、アマゾン点数で4点ならこちらは5点。オチ狙いの短編なら横山秀夫に分がある。こういうスタンスが佐方シリーズには合いそうと思いました。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

それぞれのひたむきさが心地よい作品

佐方検事の職務に対するひたむきさとその周りの方の仕事に対する生真面目さが心地よい作品!『心を掬う』は『手紙には人の心が詰まっている。郵便職員は心を扱っている』ここにプロ意識の高さを感じます。メイン作品では、痴漢をテーマに、どこまで話の広がりを見せるのか疑問でしたが、いい意味で予想外の展開。警察の執念の捜査で絶対有罪かと思いきや、二転三転の展開。更にこのシリーズは米崎という場所にも惹かれます。美味しそうなお店、お酒と土地柄、この辺りの描写も情緒があっていいなぁと思い、やはり大好きなシリーズです。

タッキー
KURC2DIQ

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