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リカーシブル



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【この小説が収録されている参考書籍】
リカーシブル
リカーシブル (新潮文庫)

リカーシブルの評価: 6.71/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.71pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

リカーシブルの感想

不思議な読後感と呼べば良いのでしょうか?
作品の中に散りばめられた小さな謎や疑問点が、ラストで解けていくさまは非常に上質なミステリー作品なのですが…。
その肝心の謎や疑問点がオカルト的な要素を含んでいたこともあって、物語にいまいち引き込まれませんでした。
そのため綺麗に収束させたラストの魅力を半減させてしまう読み方になってしまい少し後悔しました。
読後に感じるほろ苦い感覚は他の米澤作品に通じるものがあり個人的には好きです。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

怒涛の後半、さすがの面白さ

失踪した犯罪者の父を持つハルカが引っ越してきたどこか物悲しい雰囲気の町。そこで出来た新しい友達リンカ。血の繋がりのない弟のサトル。そして優しい義理の母。その町での新しい生活の中でおきる色々な出来事。全体的にどこか暗い印象をうける物語でしたが徐々に引き込まれていき、最後は怒涛の展開。とても面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想

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ろっく
4UC7CJL8
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

リカーシブルの感想

「ボトルネックの感動ふたたび!」
との事らしいが、ボトルネックって感動するような作品だったのか?・・・なんて事思いながら読了。

リカーシブルとは、プログラマには馴染みの言葉で「再帰呼び出し」
上級テクとも言えるがある意味禁じ手でもある。
1つ間違えば全てを破壊してしまうわけで・・・
複雑で危なっかしくて、そしてスケールの大きい・・・そんな物語を想像していたのだが、地味で淡々とした米穂ワールドだった。
ただ「日常の謎」的な雰囲気とは少し違う。暗い。確かにボトルネック風味。
それにしてもボトルネックのパラレルワールドに対して今回は繰り返し・・・某氏真似して「時と人三部作」でもやるつもりか。
まぁ「再帰」っていうより「デジャヴ」って方がしっくりきますけどね。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(6pt)

リカーシブルの感想

主人公の家族との関係、村社会の様な閉鎖的な街の雰囲気、タマナヒメの伝承と全体的に暗く不穏なムードが漂っている。最後のハルカのモノローグがそれを完全にとは言えないが打ち消している様に感じられた。

水生
89I2I7TQ

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