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少女達がいた街



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【この小説が収録されている参考書籍】
少女達がいた街
少女達がいた街 (角川文庫)

少女達がいた街の評価: 3.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

1975年の女子高生物語

物語は2部構成になっていて、1975年の16歳女子高生の話と1996年に1部で起きた時効になっている事件を調べる刑事の話。まず、これも好みも問題だが1975年代のロックに熱狂し危ない女子高生たちの青春模様がこれでもかってくらいに書かれている。その当時にどんな音楽で、どんな恋愛で、どんな危険か、青春小説が好きな方は面白く読めます。ただ、私ははっきり言って興味がない為、キツイかった。事件が起きるのも1部の最後の最後。そこまで長すぎる。後半は1975年に起きた事故?を刑事が調べていき、その真相が判明するのだが、ちょっと強引すぎるというか1部を読んで到底そのような登場人物関係間には思えなく、後付けでまとめた感がある。

ただ、初めは青春小説で書き出して途中でミステリに方向転換したのであれば、ギリギリだけど成立しているし、素晴らしい文芸だと思う。

タカタソン
HU0OGV5Q

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