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東京島



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【この小説が収録されている参考書籍】
東京島
東京島 (新潮文庫)

東京島の評価: 5.50/10点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

東京島の感想

漂流して無人島にたどり着いた三十数人の男と一人の女(40代)の物語。
たった一人の女性が、女性であることを武器にして「女王様」・・・的な話を想像していたが、そうではない。
最初はやはりチヤホヤされるのだが、そのうち誰からも相手にされなくなっていくという、如何にもこの作者らしい「堕ちていく女」を描いた作品だと思った。
全編通して汚グロいところもこの作者らしい。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:
(4pt)

「東京島」桐野夏生

●クルーズ船が座礁して無人島に漂流してしまった主人公とその夫
●別の島で行われていた「馬の生態調査」のバイトがひどいので
ボートで脱出しようとしたが失敗して漂着した若者たち、
●島流しにされた中国人たち

これらの人たちが島でサバイバルする話です。
「漂流」っていうだけでなんかワクワクしてしまうんだけど、
この本はそこじゃなくて、島についてからたった一人の女性として
したたかに生きる主人公ってとこがポイントのようです。
船がどばーーーんと真っ二つになったり水あふれてギャーー!!とか
オレンジ色のボートに乗り換えたけど食べ物ないし自分の尿のまなあかんしとか
そういうの期待してたらがっかりするかも(っていうか誰もしてないか!)

ワカモノと中年夫婦が生活をはじめてしばらくすると
数名の中国人がステられるんですが、言葉も通じないこの全裸の集団のことを
とりあえず「ホンコン」とよんでるところが笑えます。
ホンコンたちはいつも全裸で海に入って魚をとったり椰子の実で酒をつくったり
山で豚を捕まえたりして、日本人よりずっと生活力があって、、、
しまいには産業廃棄物のドラム缶のフタをはがして
中華なべまで作ってしまうww

でも、主人公のオバハンが「女性は自分ひとり」だからって
ワカモノらと交尾しまくったりっていうのは、嘲笑するしかないわ。
オバハンの交尾はどうでもいいんで
「漂流」「馬調査」「産業廃棄物」「島流し」「島での殺人」
これらについてもっとつっこんでほしかったわ。

さくらちゃん
DOHYXH2J
No.1:
(4pt)
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東京島の感想


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きらきら
TBM75Q0U

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