「右手を見せてくれ」。スーパーで万引犯を捕捉する女性保安士・八木薔子のもとを訪れた刑事が尋ねる。

八木薔子はアメリカ最大の警備会社で要人警護を多く務めたエリートボディガード。

夫を殺さないで！ 私、酒を断ちますから 大富豪のひとり娘でエリート医師の妻・速水圓（はやみまどか）。

離婚成立直前に夫が失踪した。

結婚七年目の人妻・杏子は夫からのドメスティック・バイオレンスに晒されていた。

結婚式を中止しなければ惨劇が起きるという脅迫状が会社社長に届く。式の数時間後に同会場で花嫁が狙撃され死亡。

極上のボディ・ガードエンターテイメント！『左手に告げるなかれ』で江戸川乱歩賞受賞の著者がついに完成させた、ミステリにして至極のエンターテイメント！　ボディ・ガードは、究極のサービス業だ――。

マンション建設反対運動に揺れる高級住宅地で、自治会長が殺された。

乱歩賞受賞作『左手に告げるなかれ』の八木薔子が帰ってきた！欲と憎悪、金と名声、女達のタブーを八木が暴く！極上ミステリ５連作。

小田切可憐は毎日家事を終えると「デル・エア」へ向かう。

外国人VIPの警護を任された駆け出しボディガードの愛。

人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。

小田切可憐は、かつて公私ともにパートナーだった桜井勇気を交通事故で失って以来、希薄な人生を送っていた。

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。

ベテラン警官が拳銃を奪われ、両腕を切られた姿で発見された。

死んだはずのあの男がいた。

タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。

第54回江戸川乱歩賞受賞作 乱歩賞史上、最もロマン溢れるミステリー! ドクターヘリの機長・槇村は、墜落した取材ヘリを救出。

老舗画廊勤務の中田由紀、三十二歳。穏やかで上品な彼女が、一人旅から帰ってきた途端に豹変した。

失踪した母、殺害された父。そこから悲しみの連鎖は始まった。

警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。

第54回江戸川乱歩賞受賞作 昭和21年、帰らなかった誘拐児。悲劇はそこから始まった――。

色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。

警視庁犯罪被害者支援課――犯罪被害者の家族などの心の支援を行うセクション。 帰庁の時刻となった頃、電話が鳴った。

1963年、五輪前夜に人知れず計画されたクーデター。2013年、警察を翻弄する連続毒ガス事件。

市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

ヴェネチアの仮面舞踏会の渦中、米国を除く主要5カ国で秘密会議が開かれた。

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

廃屋に展示されるように残されていた女性の全裸死体。それを撮影したものが会員サイト「死体美術館」にアップされる。

太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。

犯人は、13歳の少年だった。 娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。

殺人犯の弁護を任された新米弁護士。

母は死に、父は人を殺した――。

人生をやり直したかったのだ。ネットカフェ難民相沢仁は、闇の提示板で募った仲間と軽井沢の金持ちの屋敷に押し入った。

「精神鑑定」に真っ向から挑む感動作! 「心神喪失」の通り魔犯に娘を殺された夫婦。

富山空港での飛行機が墜ちた。死者二十人、負傷者多数。

同じ中学に子供が通う保護者を狙った連続殺傷事件が発生。刑事総務課の大友鉄も捜査に加わるが、容疑者は二転三転。

カラマーゾフ事件から十三年後。

容姿端麗ながら暴力も癒着も躊躇わない激烈な捜査で犯人を挙げてきた警視庁上野署の八神瑛子。

躊躇なく被疑者を殴り、同僚に低利で金を貸し付けて飼いならし、暴力団や中国マフィアとも平気で手を結ぶ――。

母子家庭の幼い姉妹が自宅で殺害される。死体発見時から母親が行方不明の為、母親犯人説が浮上。

殺人者は、いつの時代にも存在する。

本の街、アウトドアの街、楽器の街…。いくつもの顔を持つ東京・神保町を震撼させる惨殺事件が発生した。

『このミステリーがすごい! 』大賞受賞&ドラマ化もされた<警視庁捜査二課・郷間彩香>シリーズ新作が、文庫書き下ろしで初登場! 匿名の通報を受けた郷間は関崎区長の汚職疑惑を調べる一方で、かつて関崎が経営していた業平証券金融の、現社長・山田に目をつけて尾行を開

警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。三十二歳、独身、彼氏なし。

ドラマ化決定!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、『特命指揮官』の〈警視庁捜査二課・郷間彩香〉シリーズ第2弾! 捜査二課特殊知能犯罪係主任を拝命した彩香だったが、班員をまとめきれずに空回り気味。

妻あり子なし、39歳、開業医。趣味、ヴィンテージ・スニーカー。

刑務所にぶちこんでやりたい―。人気プロ野球選手が膝の手術を担当した名医を刑事告発。

豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。

長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘である調査を命じられた。

零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。

幼い命の死。報われぬ悲しみ。

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。