食べることそのものに嫌悪を覚えている女子高生・三橋唯。

“これから”の働きかたの物語 大学院を卒業後、新卒で入社した会社を春指みなとは九ヶ月で辞めた。

あなたと生きる、その痛みごと。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。

『君の顔では泣けない』著者待望の新刊! 小説野性時代新人賞受賞第一作。

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。

『鍵のない夢を見る』から10年、辻村深月が詐欺を描く。幸せが欲しくて嘘にすがりついてしまう人間の哀しみが、心に迫る3篇。

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

『君の顔では泣けない』の著者が描く、恋愛を超える愛の物語 道沢一番という名前は、「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けられた。

才能を決めるのは、遺伝子か環境か? エリート棋士の父を持つ京介と、落ちこぼれ女流棋士の息子・千明。

五輪に行けるのは一人だけ。

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。

昼と夜で、一つの身体を共有する茜と咲子。

ちょっぴりつらい今日の向こうは、光と音があふれてる。

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。

世界中の読者を熱狂させる、村田沙耶香の最新短篇&エッセイ 「なあ、俺と、新しくカルト始めない?」 好きな言葉は「原価いくら?」で、 現実こそが正しいのだと、強く信じている永岡。

――この小説は私の黒歴史であり、これからの黒歴史になるだろう。

高校生の茜寧は、友達や恋人に囲まれ充実した日々を送っている。

紅一点会員のマリアが提供した“余りに推理研的な”夏休み―旅費稼ぎのバイトに憂き身をやつし、江神部長以下三名、宝捜しパズルに挑むべく赴いた南海の孤島。

アイドル事務所のユニバースに所属するデビュー前の青年、通称「リトル」。

こんなに苦しいのに、生きる意味ってなんだろう。

一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。

少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇。

“百合"って、なんだろう。 新時代のトップランナーが贈る、全編新作アンソロジー 彼女と私、至極の関係性。

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。

何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。

平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、元不倫相手を見返したい料理研究家…きっかけはほんの些細な秘密だった。

かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。

俺たち、久々の共闘になりそうなんだ 命を狙われる謎の少女を守る「紅」、全国を騒がす偽札事件を追う「橡」。

かつて子役だった沙良は、芸能界で伸び悩んでいた。

右翼系雑誌を扱う出版社が放火された。思想犯のテロと見て現場を訪れた公安の淡海は、作家兼業の刑事・毒島と出会う。

圧倒的リアリティで「入れ替わり」を描く小説野性時代新人賞受賞作! 高校1年の坂平陸は、プールに一緒に落ちたことがきっかけで同級生の水村まなみと体が入れ替わってしまう。

少女漫画 『青い瞳のジャンヌ』 をこよなく愛する”青い六人会”。

東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。

あの手の指す方へ行けば間違いないと思っていた―― 1996年、横浜市内で塾の経営者が殺害された。

彼女たちは、蟻地獄の中で、必死にもがいていた。 愛媛県伊予市。

唯一無二の主人公、再び。

12歳の少年テッドはある日、姉といとこのサリムとともに巨大観覧車ロンドン・アイに乗りに出かけた。

父が亡くなり、孤児になったサムとルーシー。二人は亡骸を埋葬する場所を探すため、広大な土地を彷徨う。