君の顔では泣けない
- 同級生 (93)
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入れ替りの物語はたくさんありますが、こちらは、切り口が違います。 とにかく、葛藤というか、リアリティがある。 思いっきり泣けます。 | ||||
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男女の身体が入れ替わるという使い古された設定にも関わらず、面白いと思った。 入れ替わり系の物語だと、たいていは元に戻るために四苦八苦するプロセスを描くものだが、本作の主人公は違った。異常な状況を何となく受け入れてしまう。もちろん葛藤はある。ただ、原因を探るとか、元に戻るために苦悩するとか、そういう展開ではなく、まずは新しい環境に適応する努力をするのだ。そこが新しい。 他の気づきもある。 この物語に大きなイベントは起きない。ただただ入れ替わった男女の日常が続く。年齢とともに一般的なライフイベントは起きるが、ドラマチックな事件は無い。 それでも読者としての自分は主人公の行く末をハラハラしながら見守ってしまう。 どうやらドラマというものは、主人公の葛藤さえあれば成立するものらしいと気づいた。主人公の目の前にはありふれた日常しかないのだが、「この人生は自分のものではない」という葛藤が物語のエンジンとなっているのだ。身近な愛すべき人々に嘘をついている罪悪感。他人の人生を生きる居心地の悪さ。それが葛藤となる。 なるほど、「葛藤」さえあればドラマになるのだな。 個人的には大林宣彦監督で映像化してほしい作品。 | ||||
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入れ替わりものが好きなので面白く読ませてもらった。ただ!入れ替わった相手の水村が今の主人公の家に来るのは違和感を覚えた。主人公がフリーの状態ならともかく結婚後に、旦那と娘を家に置いて他所の男が実家に出入りしてるのおかしいよ!!意味が分からない。でもそれを抜きにしてもTS物としてはよく描かれた作品だと思う。ハッピーエンドとかそんな感じの話とは言えないけど面白いことは間違いない。 | ||||
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男女入れ替わりモノの多くは入れ替わった2人を中心にストーリーが短期間の間に怒涛のように過ぎて、元に戻ってしまえばあの夏は、あの期間はという展開を想像させる。その展開とは全く違う入れ替わった後の2人の葛藤や家族との妙なズレや、少しずつ受け入れながらも進んでいく(成長)ストーリーは読んでいて気持ち良い。また、表題もとても良いと思う。表題の出てくる場面も良いのでタイトルを変えた方の力量に感服した。 1つ心残りは男女入れ替わりの理由、原因があまりにも無くて、サラッと入れ替わってしまったというのが話し始めにあるので、そこで止まってしまったら読みにくい作品です。 | ||||
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ミセスグリーンアップルの我逢人好きには刺さる | ||||
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