日韓同時刊行された話題のホラー・ミステリーが文庫化。

「ため息に溺れてしまいました。ご迷惑をおかけします」立川市の蔵元病院で、蔵元家の婿養子・指月の遺体が発見された。

都内で起きた連続猟奇殺人事件を調べる捜査一課は、在日米軍の介入を理由に捜査中断を言い渡される。

「犯罪だって一般の消費者選択理論と同じ」連続殺人事件の特捜本部に乗り込んだ行動経済学者の捜査に、誰もがあっけに取られた。

建設会社社員の死体が、自宅近くの崖下で発見された。現場に遺書が残されていたことから警察は自殺と判断する。

覚醒剤密輸現場で逮捕された暴力団員の雨夜は黙秘を続けていたが、刑事の滝田に会うとすぐに自供を始める。

老朽化により修繕不能となったタワマン、通称・トウキョウマンション。

大手製薬会社の食堂で、自社の人体実験を告発する文書が見つかった。慌てるコンプライアンス課をよそに、研究員が自宅で怪死。

「怪異が潜むのは、『日常』と『日常』の隙間にある『非日常』だよ」―怪異収集家の准教授・高槻と、嘘を聞き分ける耳を持つ大学生・尚哉の下に、小学校で噂のコックリさんの調査依頼が。

怪事件を収集する准教授×嘘を聞き分ける大学生の民俗学ミステリ! 「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」 人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。

新垣澪は、丸の内の巨大企業、吉原不動産の若手社員、でした。今ではギリギリ丸の内にある子会社にて勤務中。

立川署刑事の薫と赤川は、管轄内で死亡した神田歩美の日記を見つける。彼女は死の直前まで息子の成長記録をつけていた。

稲城検事の命で、警視庁の青山陽介が調査に向かった武蔵野東署では、行方不明者が続いている。

真相が二転三転する様は、まさに圧巻！ 驚異のミステリー長編！ 人口の1%は存在すると言われるサイコパス。

「呪いと祝いは、紙一重だよ」異能を持つ凸凹コンビの民俗学ミステリ第3弾 尚哉の友人・難波の元に不幸の手紙が届いた。

警視庁を定年退職後、「誤判対策室」―刑事、検事、弁護士からなる冤罪調査組織―に再雇用された有馬英治あてに一本の電話が入る。

ある怪事件と同時に国家機密ファイルも消えた。唯一の手掛かりは、事件当夜、現場で目撃された一人の大学生・戻橋トウヤだけ―。

大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズの著者が描く、科学捜査ミステリー・シリーズ最新作! 科学警察研究所――通称「科警研」の本郷分室の三人の研修生たちは、研修期間が延びたことで、「解決が困難な、不可解で難解な案件」すなわち「面白そうな事件」を選定し、調査

早朝にひっそり営業しているスープ屋「しずく」では、シェフ・麻野が美味しい日替わりスープを提供し、お客の悩みを優しく解決してくれる。

大人気「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズ、三年ぶりの最新作! 京都の裏路地にひっそりと佇む珈琲店《タレーラン》。

「ゴールデン・エレファント賞」第２回〈大賞〉受賞作！ 一大復讐劇に冒険ミステリー性が加味された新たなエンタテインメント小説！ 宝石店で働く佐久間遼太郎は、店長や同僚からのイジメに耐えかねて自殺を決意する。

日本推理作家協会賞(短編部門)受賞後第一作! 2001年、長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された二つの白骨死体。

もらい火によって全焼するも、ふたたび四谷のしんみち通りで開店したおでん屋「めぐみ食堂」。

カメラマンの仁科は、雑誌の取材のため、ライターの原田と山深い神社を訪れた。

“地獄代行業”の皓と助手・青児のもとへ、宿敵である荊から果たし状が届く。

綾瀬の入院中に彼女の高校で起きた連続落書き事件。

「これは、戦争です」12月22日、クリスマスを目前ににぎわう東京・恵比寿で爆破テロが発生。

悪人は誰? 善人は誰? 世界の見え方が反転する、リーガル・エンタメミステリ! 中野奈々は、なんとなく法学部に通う大学生。

衣更月が使用人部屋の空室を掃除していると、抽斗の奥に隠すように仕舞われた日記を見つける。

十日間にわたって盛大に催す予定だった北野大茶湯を、豊臣秀吉がわずか一日で中止にした理由は、実は桜の狂い咲きだった?「和の植物の博物館」を作りたいという実菜に、彼女の祖父が突き付けた条件は、その真相を探ること。

清貴が上海に旅立った数日後、葵は利休、好江とともにニューヨークの地にいた。

京の早春を花と灯りで飾る東山花灯路にて、狐の花嫁行列が妨害される事件が起こる。

どこかアットホームな雰囲気の大阪O医科大学法医学教室。新人伊月は先輩医師ミチルにしごかれていた。

獅子追交番に勤務する制服警官・長原が拳銃を持ったまま姿を消した。同期の耀司は獅子追への異動を志願、真相を探ろうとする。

画商の息子で画家を目指す僕こと緑川礼は、冴えない高校生活を送っていた。

百花は叔母に誘われて行った「紙こもの市」で紙の世界に魅了される。

効率的かつ公平な取り調べを目的として新設された“特殊取調対策班”。

老刑事・有馬と、女性検事・春名、若手弁護士・世良の三名は、国の政策で創設された「誤判対策室」に配属された。

凄惨な轢き逃げ遺体が運ばれ、解剖が始まった。唯一の目撃者は8歳の女の子。

親友の変死を目撃した山村瑞紀と、同じように弟が眼球を破裂させて亡くなった鈴木春男。

ゲーセンで若い女性が転倒して死んだ。

「十五年前の通り魔殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい」。

第17回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い! すべては二十六年前、十五人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。

“地獄代行業”の皓と助手・青児は、不可解な過去の通り魔殺人を調べるため奥飛騨の旅館へ向かう。

伊月が法医学教室に入って、もう半年。

二〇年前、東京都練馬区で起きた放火殺人事件の現場から姿を消した謎の女、鮎子。

渋井和馬は売れないミステリー作家。実家の葬儀社のアルバイトで食いつなぐ日々だ。

尾木遼平、46歳、元刑事。

報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。

ひと気のない公園の池で10歳の少年の溺死体が発見された。

驍宗が玉座に就いて半年、戴国は疾風の勢いで再興に向かう。

埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。

“夜見師”―祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。

“夜見師”―祀られている祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。

ジウ・イーリンに請われ、美術展での鑑定のために円生、小松とともに上海を訪れた清貴。

霊が「見える」けれど、その存在を否定したい天哉。