ブラック企業として知られるハウスメーカー社長の娘が殺害された、二年前の事件。

新本格30周年を迎えて、群雄割拠、活況を呈するシーンから、目利きが選んだ、時代を担う超豪華実力派5人の饗宴、珠玉のアンソロジー。

当たり前だった現実が突然逆転したり、人生の見方がガラリと変わるような出来事が起こったり、この世界には驚くような謎や奇跡が鏤められている。

偽宗教で荒稼ぎしているベテラン女性詐欺師。その手管と首尾を描くトリッキーな一作、大石直紀「おばあちゃんといっしょ」。

「十五年前の通り魔殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい」。

’15年に発表された話題作の中から名だたるミステリ作家・評論家が厳選!日本が世界に誇る本格ミステリ年間トップ5を収録した珠玉の短編集。

太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。

さいたま市で治安悪化に対応する夜間緊急警備班が発足。班長の若林警部は、部下の失態で出世街道を外れた男。

「あの事件の日」から、すべては始まった―。

神谷警部補は、警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、伊豆大島署に左遷中。彼に本庁刑事部長から神奈川県警に出頭命令が下る。

いま旬の女性ミステリー作家による、「イヤミス」短編を集めたアンソロジー。

哀しき人、公園の池に沈めたのは…。娘を失った男、母に捨てられた少女。

福岡で資産家の女児誘拐事件が発生。県警捜査一課刑事・皆川は、身代金を奪った犯人を追い詰め溺死させてしまう。

法律事務所を経営する北見貴秋は、薬物依存症の入院療養から戻った日、同級生の服部奈津から、幼馴染の今川出流の死を知らされる。

嵐の直撃を受けたマーキス島には農作物や建物、人的な被害の爪痕が深く残った。

管内で発生した殺人事件の被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女と接点があったことが判明。

男はなぜ、罪を重ねるのか? 涙腺崩壊必至! 心奪われる入魂のミステリ。 片桐達夫、五十九歳。

カジノ誘致に失敗し、身を滅ぼした元町長の鈴木一郎は、総理官邸前で「大嘘つき!」と叫んだ。

車爆発事件が勃発。警視庁刑事部と合同で捜査する公安部が強引に拘束した男には、アリバイがあった。

刑事たちの執念の捜査×容疑者の壮絶な孤独――。犯罪小説の最高峰、ここに誕生! 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。

富士山麓のイチゴ農家を舞台に描く、<日本の家族>の明るい未来図!感動長編

「神隠し――と云うより天狗攫いね。高尾山だし」 聞き終えた敦子は先ずそう云った。

北海道大沼で雪の中から、平田の射殺体が発見された。

たった一度の人生、失敗したくない。そう願ってきたのに「成功」できていない落合美緒。

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。

北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。

都内で働く広太は、合コンで知り合った桃美とスノボ旅行へ。

遺されたデータに込められた想いと秘密をめぐるミステリ、待望の第3弾! 遺品整理のアルバイトを始めた真柴祐太郎はある日、かつての雇い主である『dele.LIFE』の所長・坂上圭司の失踪を知る。

大人気「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズ、三年ぶりの最新作! 京都の裏路地にひっそりと佇む珈琲店《タレーラン》。

天国までの道の途中に佇む写真館。ここには、訪れる死者の人生が写真に収められ保管されている。

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。

「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。

日本新報記者・南康祐は、社内で要注意人物とみなされ、編集局から社長室へと異動。

冲方丁、岡崎琢磨、里見蘭、小路幸也、友清哲―― 大人気ストーリーテラーが贈る、「父」にまつわるミステリー。

小さな喫茶店を営む女性が殺された。 加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。

『孤狼の血』『盤上の向日葵』著者が放つ、社会派ミステリ! 結婚詐欺容疑で介護士の冬香が逮捕された。

大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。

「これでおまえも一人前だな」入社三年目の夏、常に最下位だった営業成績を大きく上げた修哉。

見知らぬ部屋で目覚めた作家が発見したバラバラ死体。トリッキーな密室殺人の謎を描く「だらしない男の密室」。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。

累計34万部突破! 大人気〈ハラマキ〉シリーズ最新刊! 女性班から捜査一課八係に異動となった麻希のもとに、法務大臣からの捜査依頼が届く。

「死にたいん―です」「なら死ねよ」。娘を亡くし、妻だった人に去られ、十五年勤めた会社を解雇された。

金も仕事も住処も失った元エリート・溝端了 衛は20年ぶりに故郷に帰る。

名だたるミステリ作家があなたを仰天させる！ 物語の最終盤で読者の予想をひっくり返す、どんでん返し。

“どんでん返しの神様"がここにいる。

日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作家によるアンソロジー第二弾!海野碧、両角長彦、石川渓月、川中大樹、前川裕の五名が「街」をテーマに競作。

ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。

チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、 現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。

仕事がしたい。なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する…。

人に見えないものが視える。闇の中に、他人の恐怖が悔恨が苦痛が悲哀が―視えてしまう。

親子の救済、老人の覚醒、過去の自分との出会い、仲良しロボットとの別れ……淡く美しい希望が灯る。

盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾と、その部下の女性刑事・秋穂。

五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵―。

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。

超大型台風接近中の日本。国際空港の入管で突如11人が別室に連行された。

謎解きの王は本格ミステリだ!作家・評論家が選ぶ今年の王が一冊に。