夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。

「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。

片桐真治は亡母の遺品から、行方不明だった母の弟・赤石の住所を知った。

その男は決して屈しなかった。人が一生に一度出会えるかどうかの大傑作。

大学生の天崎悟は、家出した妹の帰りを待っている。ある日、家に見知らぬ老婆がやってきた。

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。

あと二日で、四人死ぬ―― ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

日本裏面史を「貫通」する公安警察小説! 昭和・平成の日本裏面史を「貫通」する公安警察小説! かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになる。

1945年7月、ナチス・ドイツの敗戦で米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。

Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、 過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。

HOW=不可能な謎専門の御殿場倒理。WHY=不可解な謎専門の片無氷雨。

僕の殺人の邪魔をするのは誰だ! 孤立した島の中で次々に起こる惨劇。ここには僕以外にもう一人、殺人者がいる。

父・直家の跡を継ぎ豊臣政権の覇者となった秀家。関が原で壊滅し、八丈島で長い生涯を閉じるまでを描く傑作長編。

法の網をすり抜け、街なかに紛れる犯罪者たちー。

睡眠障害のせいで失業した蝶野は、極秘人体実験「プロジェクト・インソムニア」の被験者となる。

「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」。大手新聞社の社会部記者の許に届いた一通の手紙。

長谷川祐子は、霊視の依頼で来た客から、悩んでいる若い夫婦を紹介された。

東京・杉並区で男性の腐乱死体が見つかり、法医昆虫学者の赤堀と岩楯刑事が司法解剖に立ち会うことになった。

奇妙な花嫁人形に隠された秘密に迫る、警察シリーズ第2弾! 新設部署「特捜地域潜入班」の一員となった刑事・鳴瀬清花。

伊豆諸島の「神ノ出島」でミイラ化した女性の遺体が発見された。首吊りの痕跡から、解剖医は自殺と断定。

無二の親友は確定死刑囚だった――。司法の裁きと救済の意味を問う、哀切の社会派ミステリ! 囚人に仏道を説く教誨師の顕真。

ホラー作家・那々木悠志郎、最大の危機!ループから抜け出せるのか!? 一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。

都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。

人呼びの204号室に誘われるな。這入ったが最後、命は無い。

第17回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い! すべては二十六年前、十五人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。

刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。

入行三年目の銀行員・結城が配属されたのは、日陰部署と囁かれる渉外部。

鉄道マニアの公務員・小日向巧はある日、廃駅で立ち入り禁止となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。

この怖さ、動悸がするほどヤバすぎる！ 新宿の男装ホストクラブで働く百合には、声優になる夢があった。

刑事たちの執念の捜査×容疑者の壮絶な孤独――。犯罪小説の最高峰、ここに誕生! 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。

東京都西多摩で、男性のバラバラ死体が発見される。岩楯警部補は、山岳救助隊員の牛久と捜査に加わった。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

東京・葛西のトランクルームから、女性の全裸腐乱死体が発見された。

全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。

平成15年に発生した一家殺人事件。最有力容疑者である次女は薬物の過剰摂取のため浴室で死亡。

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

現実に打ち勝つって、どうやって? 伊坂マジック最前線にして最高点! 「予言の書か?」とネットで話題を呼んだ長編、待望の文庫化。

志賀倫成は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長。 スキャンダル記事に自負を持ち、充実した編集者生活を送っていた。

マグロ包丁の人斬り、滝に流れ着く首々。日本列島異変あり。

顔なき女は燃やす。人を家を男を。

神奈川県警と警視庁のはぐれ刑事たちが 手を組んでせまる“巨悪の闇"とは! "謎解きと人間ドラマが交差する骨太警察小説! " 文芸評論家・縄田一男氏が絶賛! 陣馬山で発見された白骨死体の傍らにはマトリョーシカが埋められていた。

新宿歌舞伎町でセキュリティをするコウは、生きるためなら手段を選ばないしたたかな女。

東京都内の一軒家で、おびただしい血痕と三つの左手の小指が見つかった。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

PKOに派遣された陸上自衛官七名。一人は現地で死亡、一人は帰国後自殺。

「高校事変」、最後のピース。 史上最強の女子高生、優莉結衣。

わたし、海砂真史(うみすなまふみ)には、ちょっと変わった幼馴染みがいる。

神出鬼没のホラー作家にして怪異譚蒐集家・那々木悠志郎再び登場! 生まれ故郷の村が近隣の町に吸収合併されると知り、十二年ぶりに道東地方の寒村、皆方村を訪れた井邑陽介。

名探偵は肩にいる!? 不可解連続殺人の謎 三津木六兵には秘密がある。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

魔の体育祭、ついに開幕! 梅雨の晴れ間の6月。凜香と瑠那が通う日暮里高校で体育祭が開催されようとしていた。

東京都中野区で、二人の若いシングルマザーが相次いで射殺された。彼女達は、ともに売春を生業としていた。