【鏑木蓮】
茶碗継ぎの恋
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京都府警の元刑事、実相浩二郎による「思い出探偵社」では、わずかな手がかりから依頼人の思い出の人や物を見つけ出す。
猛暑が続く京都市内で、女性の絞殺体が発見された。被害者は染織作家・由良美津子、39歳。
舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。
思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもする―小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。
作家デビュー10年を記念して、いま話題の乱歩賞作家がこれまで発表してきた10の短編を一冊にまとめた、著者初の短編小説集。
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人は誰しも、人生という「階(きざはし)」を歩いている。上っているのか、それとも下っているのか。
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