屈折光
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屈折光の総合評価:
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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全1件 1~1 1/1ページ
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医療サスペンスのジャンルにはいるのでしょうが、病に冒された脳外科医とその娘との確執の方が前面に出て、メインになるはずの殺人事件の解明がサブに回っている感はあります。(それをあえて狙ったか?) | ||||
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文章がわかりやすく、状況がイメージしやすいので、安心して読めます。 獣医と医学の組み合わせた内容の話は読んだことがないので、なかなか興味深く読むことができます。薄っぺらな知識ではないので、医療知識がしっかりしていますが、読者が置いていかれないように、配慮されているため、バランスが取られています。 最初は不可解な殺人の要素含めたサスペンスですが、途中から内海先生という偉大な医師の倫理的ヒューマニズムの話に傾倒して行ってしまい、話にスピード感がなくなってしまいます。 最後の最後で、話のキーパーソンの岸という研究員が出てきてしまい、畳み掛けるように話が解決してしまうのが残念ですが、とてもよくできている内容のお話だと思います。 | ||||
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医療ものは大好きだけど、この本は長々、淡々と続く専門知識が参考書を読んでいるように難しくて疲れた..。主人公に魅力を感じられず話に入り込むこともできず..ミステリーに尊厳死に牧場に親子愛..いろいろ詰め込みすぎかな..と。 | ||||
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盛岡を舞台に描かれた医療サスペンス。『時限』『東京ダモイ』に続き本作を読んだのだが、『時限』の上手さ、『東京ダモイ』のような迫力は無かった。期待は高かったのだが…残念。 | ||||
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盛りだくさんの内容の割には、テンポよく読み進むことができました。医療ものの場合、どうしてもある程度の基礎知識と言うか、専門用語と言うか、社会的背景と言うか、が必要となってしまう。これをまともに解説し出すと、単なる解説本になり、かといって省くと多分普通の読者には理解のしようがない。。。ここらのバランスは難しいが、本書はその点は成功していると思います。 とは言え、医療だけではなく、酪農、畜産業、製薬業界と、これまた十二分に専門性の高い業界の話をからませるので、やはりそのつどうまい説明(というか挿入)も若干話の流れを悪くするところがでてしまう。それでもトータル、非常に読みやすい、いい流れの作品に仕上がったと思います。 人物の書き込みに行くのか、サスペンス・謎解きに行くのか。。。このあたりが、これら特殊な業界の話の解きほぐしで、若干息が切れたようです。 親子愛、謎解き、ともに書き込み不足の感は否めません。 ただ、謎解きの方と言うか、ある種の犯罪の実行に関しては、この手は知らなかったなぁ、とけっこう面白かった(途中から、あれ、この人がと思えてはきますが)。読後感のよさもうれしいものです。 もう少しこなれてきて、十分に贅肉をそぎ落とすようになると、更にテンポよく、重厚な作品をうむのではないでしょうか。 今後に期待して、楽しみにしたいと思います。 | ||||
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「東京ダモイ」で乱歩賞を受賞した鏑木氏の受賞後第一作書き下ろし長編。受賞から二年という歳月をかけただけあって、かなりの力作。医学(特に脳神経外科)、獣医学、狂牛病関連の知識は半端ではない。 ただ、大変な力作ではあるが、乱歩賞受賞作によくあるような「お勉強ミステリー」の典型である。そのため、蘊蓄や専門知識の説明が多く、読んでいて疲れる。鏑木氏のものすごい取材力、勉強力には敬服するが、作品そのものは、特別面白いとは思えなかった。 | ||||
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