「アレを最初に呼ぼうと言い出したのは―」バイト仲間とある島に旅行に行った住谷秋乃は、フリーライターの京本陽介に旅先での恐怖体験を語り始めた。

『夜葬』の最東対地、最新作! 今度の呪いはドロリンチョ!? ある高校の生徒達の噂。

父の遺した不動産で夜になると聞こえる「痛い、痛い」という謎の声。

その物語は、人を殺す――。

ネットでよく見る「霊感診断」。まず目を閉じ、深呼吸をする。

皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは…。

ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。

おかしいのはこの家か、わたしか―夫の転勤に伴う東京生活に馴染めずにいた果歩は、幼馴染の平岩と再会する。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

209号室の葵は、あなたのすぐ側に。人気作家が描くホラーミステリ! 高級マンションで次々と起こる怪異。

暗黒の森の中で銃声とともにこだまするうめき声。「来た。

恐怖、また来る。デビュー作(日本ホラー小説大賞『ぼぎわんが、来る』)、戦慄の舞台裏。

神々櫛村。谺呀治家と神櫛家、二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。

あなたに素敵な怪異をお届けする『XYZ in RADIO』。

顔と体に広がる黒いシミ、あの世へ誘う黒い影。何者かの呪いがトップアイドル・るるを襲った。

東京郊外で両親と暮らす朋子は、三十歳過ぎの兄が何年も二階の自室にひきこもっていることに悩んでいた。

高校生の夏生は、記憶を消してくれる「記憶屋」を追う新聞記者・猪瀬に声を掛けられる。

北関東の平穏な町で、事件は起こった。 葬儀場で死者が甦り、他の遺体を貪り食ったのだ。

この学校に伝わる七不思議の７つめは誰も知らない。知った者は必ず死ぬからー。

新聞記者の猪瀬と「記憶屋」探しをする高校生の夏生。だが2人が手掛かりとして接触した男性の記憶が消えてしまう。

「弟を殺そう」―身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。

街を歩いていると、予想もつかないおかしなモノに遭遇することがある。

ホラー界に新ヒロイン誕生!ホラー小説大賞初の〈大賞&読者賞〉W受賞作。 毎晩夢に現れ、少しずつ近づいてくる巨大な虫。

東京駅のコインロッカーで、箱詰めになった少年の遺体が発見される。遺体は全裸で、不気味な面を着けていた。

百崎日向は結婚が決まり、十年ぶりに故郷の竹之山を訪ねようとしていた。

クライマーの滑落事故が発生。現場は地図にない山奥の瀑布で、近づく者に死をもたらすと言われる「首洗い滝」だった。

「ドロボー」は律儀に呼び鈴を押して訪ねてくる。ドアを開けたら最後、身体の一部をもぎ取られてしまうらしいー。

橘佑二は、結婚の挨拶のために婚約者・乙瑠の故郷である九州山中の村を訪れていたが、そこで異様な儀式を目撃してしまう。

キャンプ場から出られなくなる未知の恐怖。

極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。

色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。

霊の見える新人ホラー作家の熊野惣介は、怪奇小説雑誌『奇奇奇譚』の編集者・善知鳥とともに、新作のネタを探していた。

教室で起こる猟奇殺人。

何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

山深い寒村の旧家・蒼具家では、「盆に隠れ鬼をしてはいけない」と言い伝えられている。

玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも…死んだ猫だって。

少女は天使か怪物か――!? 現役の拝み屋が語る、恐怖の実体験。

東京都の果ての美しい島。少女、椰々子は、死者を通し預言を聞く力を持ち、不吉だと疎まれている。

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。

因縁物件専門の払い師・仙龍 VS. 永遠に祓えない『死の花嫁』 恋敵は怨霊!? 恐怖と恋の怪異譚。

僕の姉は「取り替えられた」魔物なのか? 「マガイ」のおぞましい真実とは 「山に棲む『紛(まがい)』という魔性の獣が里の子供を攫って喰らい、己の子とすりかえる」「『紛』の子は見かけは人間だが、長ずるに従って徐々に獣の本性を表し、里に災いをもたらす」 現代社

4人家族の大黒柱である尼子拓真は、新築一軒家を購入し幸せの絶頂だった。

雨の日には、読まないでください。

ホラー作家・最東対地は、大阪の夜凪を舞台にしたホラー小説を書こうとしていた。夜凪とは大阪の五つある色街のこと。

日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞受賞作、待望の文庫化！ 岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始める。

ホラー&ミステリの宇佐美まことのデビュー作。受賞作を含む7篇を収録。

十一月七日水曜日。女子大生の藍は秋のその一日を何度も繰り返している。

現世から冥界へ下っていく道を、古事記では“黄泉比良坂”と呼ぶ―。なだらかな坂を行く私に、登山姿の青年が声をかけてきた。

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。

まほりとは?蛇の目紋に秘められた忌まわしき因習とは?前代未聞の野心作 大学院で社会学研究科を目指して研究を続けている大学四年生の勝山裕。

全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。

八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。

鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也(かけいまさや)に届いた一通の手紙。

他人の家とは何かが「ズレて」いる――。

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。