(短編集)
拝み屋怪談 来たるべき災禍
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拝み屋怪談 来たるべき災禍の総合評価:
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壊れた母様の家(陽)の終盤で仰ってるとおり、「自分の内面を書いた」作品なので、花嫁の家みたいな怖さや恐ろしさを求めて読むと期待外れなんだと思う。 私も、ひたすら弱った男の人の胸の内を読み続けるのめちゃめちゃしんどかった!本人は弱ってるから思考や発言が後ろ向きで湿ってるし… でも!この作品を最後まで読んでおくと、壊れた母様の家(陰)(陽)を読み終えたときの感動…胸の奥を掴まれる感じ?読者の加奈江への気持ちが、より切実さを帯びると思うので! 加奈江だけじゃなく、この中に出てくる他のたくさんのお話の中にも、壊れた母様の家に収束していく要素がたくさんある。 もう少し歳をとってから読むと、加奈江と郷内さんのことがよく分かるのかなぁ… | ||||
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ネタバレ?含む可能性ありです。 同作者の「花嫁の家」を読んで面白かったので「拝み屋怪談始末」を読んでみたところ、桐島加奈絵の話が物凄く気になったのでその続きが読みたく本書に手を出しました。 が、怖くもなんともないどころか、失礼を承知でいうなら怪談始末の桐島加奈絵の話がブチ壊しというか、本書を読まずに怪談始末の話で止めておいたほうが良かったとおもいました。 さらに失礼極まりないのですが、途中から統合失調症の方が妄想を最大限に膨らませて壮大な物語に仕立てた様にしか思えず、これを「実話」といわれると、、、うーん。 まあ「当の本人の頭の中では」実話なんでしょうけど、、、という感じでした。 桐島加奈絵が何者なのか気になって最後まで読んだので、つまんない、とは思いませんでしたが、後半で大いにズッコケた感はあります。 こういう世界観が好きな方には刺さるのかもしれませんが、私には向いてませんでした。 他の著書も読んでみたいという思いはあるのですが、今後この作者の「実話」にどこまで付いていけるか、自信はなくなりました。 | ||||
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どちらかというと中高生向けのライトノベル感のある題材だが、少年時代の思い出とラップすることで、少しセンチメンタルな感情を想起させる内容でした。 事件から解決まで内省的なので、スケールがあまり横に膨らまなかったのが残念。 キングのITやスタンドバイミーが連想された作品でした。 | ||||
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郷内さんの作品はこれで4冊目ですがハズレなしです。ご自身が拝み屋をされていてその経験から書かれているためかいつも臨場感がすごいです。最近、量産されているほんわりした実話怪談や明らかに創作のホラー小説とは凄まじさが違うというか。今回も結局止まらなくなってぶっ通しで読んでしまいました。 今までの作品同様、郷内さん自身の体験と持ち込まれた相談事が交互に語られるスタイルです。 子供の頃、いじめられていた郷内さんが心の中の逃避場所にしていた熱帯魚の水槽がある部屋、何十年もたって大人になってから心が弱っている時に、そこで仲良くしていた少女が町で実体化しているのを見てしまった・・しかも何か害をなす凶悪な者となって。 郷内さんの体験がすべて実際にあったことなのか、それとも盛ってあるのかはわかりません。自分には霊感というものがまったくないので半信半疑ではありますが、本当にこんな怪異が起きるなら恐ろしいことだと思います。常人なら精神に異常をきたしても無理ないでしょう。読んでいると、見える人はまったく別の世界、別次元で生きているのではと思えるほどです。見えないというのはある意味、平々凡々、平穏でありがたいことなのかもしれません。 怖い話はたくさん出版されていますが、長編で最後まで緊張感を切らさず、これだけのものが書けるというのはすごいと思います。しかも質が落ちません。海外のホラー作家で大家がいますがそれに匹敵するのでは。 一度見た「拝み屋怪談」というドラマDVDの原作はこれだったと思うので、そちらももう一度見てみようと思います。 | ||||
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まず。 新刊なのか古本なのかわかりませんが、長いこと輪ゴムでくくっていた様子で輪ゴムが劣化して本の表紙にこびりついていました。 いろいろとやってみましたが輪ゴムのあとがとれず、ゴキブリの糞が染みてるような感じが嫌で嫌で仕方ありません。 でも返すのも面倒だったのでそのままにしました。 そして、この郷内さんという著書はしつこく同じ事を何冊にもまたぎ書いています。 来るべき災渦という本は内容のほとんどが他の本でも書いてあること。怪奇の話を読みたいのなら違う人をおすすめします。 本が傷んでいるのを我慢せず返品すればよかったなぁと悔やんでも悔やみきれません。 ☆をつけなければいけなかったので1つつけましたが、 本来なら無星です。 価値がありません。 | ||||
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